日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】海の京都・舞鶴~大阪なんば線579便(西舞鶴駅前/なんば(OCAT))


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便名 : 海の京都・舞鶴~大阪なんば線579便
日付 : 2021/05/xx
区間 : 西舞鶴駅前(15:18)→なんば(OCAT)(17:17)
所要時間 : 01:59
乗車クラス: 普通席(座席定員制)
運行 : 京都交通

京都丹後鉄道で西舞鶴までやって来た。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

ここからは高速バスに乗り、大阪なんばを目指す。今回乗車するのは京都交通が運行する「海の京都・舞鶴~大阪なんば線」。一見それほど大きな規模の都市には見えない舞鶴市だが、今回乗車する大阪なんば行きのほか、大阪梅田行き、京都行き、神戸行きと割と路線は充実している。ただ、京都府自治体にもかかわらず、この中では神戸行きの便が一番多いのは傍目から見ると何とも不思議。

(公式サイト案内はこちら)

www.kyotokotsu.jp

たどり着いた西舞鶴駅はガラス張りの割と大きい駅舎。その駅前ロータリーの一角にレトロなバスの案内所があり、ここでチケットを購入。窓口で購入したが、ここではクレジットカードも利用可能。

なんばまでの運賃は2,300円で、JR(特急利用)の場合の約半額*1。その上バスの方が所要時間が短いとなればそれは高速バス有利になるはず。

西舞鶴駅前 駅前ロータリー

(@西舞鶴駅前)駅前ロータリーの一角にバスの窓口

今回、西舞鶴駅周辺で何かご当地らしい食事が摂れるかと思って少し早めにやって来たのだが、当時、あいにく駅周辺の飲食店はことごとく休業していた。しばらく駅周辺を歩いてみたが残念ながらお店は見つからず、駅近くのコンビニでおにぎりなどを買って済ませた。

出発時刻10分ほど前にバス停に戻り、バスを待っていたがなかなかやってこない。さすがに乗り遅れた訳では無いはずでのんびり待っていると、5分ほど遅れてバスがロータリーに入ってきた。

京都交通という会社はあまりよく知らなかったが、鳥取県の日本交通が、2004年に会社更生法の適用申請をして清算された旧京都交通舞鶴支社を引き継いで設立された事業者なのだそう。初めて利用するが、バスはなかなかシンプルな塗り分け。

海の京都・舞鶴~大阪なんば線579便 外観

(@西舞鶴駅前)ロータリーは少し分かりづらい構造

到着するなり乗車改札を経て早速乗車。この路線、全長150kmちょっとの中距離路線にも関わらず、座席は1列+2列の横3列シート。その上各座席間には仕切りカーテンがセットされておりかなり快適。

親会社の日本交通も同様だが、通常座席は3列シートにも関わらず、1人側の座席には補助席が設置されている。それもあって側窓は固定窓ではなく、普通のT字窓になっている。この辺りはちょっと珍しいというか、個性的。

海の京都・舞鶴~大阪なんば線579便 車内

補助席も全席に設置されている訳ではない

海の京都・舞鶴~大阪なんば線579便 車内

座席を仕切るカーテンは昼行バスでも利用可能

バスは西舞鶴駅を出発すると国道27号線を南下、舞鶴西インターチェンジから舞鶴若狭道に入り、吉川ジャンクションから中国道、中国池田で一旦高速道路を下りた。便によっては伊丹空港に停車する便もあるが、この便は立ち寄ることなく通過。

池田入口から阪神高速に入り、11号池田線、1号環状線、15号堺線を経由して湊町出口で阪神高速を下りるのだが、この湊町出口には高速バスターミナルに接続する専用の出口があって、一般道に出ることなくターミナルに到着。序盤の遅れのせいだろうか、定刻より10分ほど遅れて17:29頃の到着。

OCATからは徒歩で近鉄大阪難波駅へ向かい、次の目的地へ移動した。

*1:特急まいづる号利用、京都駅、大阪駅経由で大阪メトロなんばまで4,390円