便名 : 便名なし
日付 : 2023/08/xx
区間 : 有明ガーデン(16:00)→羽田空港第3ターミナル(16:45)
所要時間 : 00:45
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 700円(交通系ICカード決済)
運行 : 東京空港交通
連日の臨海副都心通い。それにしてもこの辺りは街路樹なんかが綺麗に整備されすぎて、どうにも街が無機質に見えてしまう。そして何より遮るものがないせいでえらく暑い。灼けるような暑さの中、国際展示場駅から10分ほど歩いて「有明ガーデン」に到着。
この日の復路は住友不動産系の商業施設「有明ガーデン」から羽田空港へ向かう空港連絡バスを利用することに。なお、同施設と羽田空港第3ターミナルに隣接する「羽田エアポートガーデン」との間には、無料の連絡シャトルバスも運行されている。
(無料シャトルバスについてはこちら)
尤も、リムジンバスは国際展示場駅前を経由するので、わざわざ歩いてくることもなかった訳だが、時間があったので有料、無料いずれの羽田空港方面行きバスも「有明ガーデン」1階にあるバスターミナルからの出発。
到着した時点ですでにバスはターミナル内に停車中。手前左に見えているのはお台場地区と吉祥寺駅を結ぶ関東バス。どうやら割と余裕のあるダイヤのようで、14:45に到着して折り返し17:50の発車までここで待機している模様。
しばらくすると乗り場にバスが着車して乗車開始。先にリムジンバスのホームページから予約した客を乗せ、その後飛び込み客が乗車する流れ。なお、運賃の支払には交通系ICカードが利用可能。乗客はそれほど多くなく、10名に満たない人数で出発時刻を迎え出発。
有明ガーデンを出発すると、バスは国際展示場駅前、東京ビッグサイト構内のバス停を経て羽田空港へ向かう。国際展示場駅へ向かう道中では対向車線を水陸両用バスの「スカイダック東京」が通過していった。興味はあるのだが、中々乗車する機会というと難しい。
国際展示場駅を少し遅れて出発すると、バスは続けて東京ビッグサイトのバス乗り場に立ち寄り。この日は特段イベント等の開催もなかったようで、バス乗り場は閑散としていた。
バスはビッグサイトを出ると少し一般道を走り、臨海副都心入口から首都高速湾岸線へ進入。側道を走っている時からずっと流れが悪いのは見えていたが、合流すると殆ど止まるようなスピードになってしまった。
東海道新幹線の大井車両基地を横目にノロノロ走っていくと、進行方向左手前方で東京空港交通のバスが接触事故か何かで路肩に停車していた。外見からは特にダメージは見えなかったが、いずれにしてもどうやらこれが渋滞の原因だったようで、事故現場を通過するとようやくスピードが上がった。
この日は南風だったようで、空港が近づいてくると着陸寸前の飛行機が何機か頭上を通過していった。もうこの着陸ルートになってしばらく経つはずだが、あまり見かける機会がないからだろうか、個人的にはまだ新鮮な感覚。
(上空からの新ルートはこちら)
渋滞にはまったこともあり、バスは定刻よりも5分ほど遅れて16:35頃、空港内最初の停留所である第2ターミナルに到着。前方のバスがやけに長時間停車していたのだが、もしかするとこれは先ほど見かけた事故に遭ったバスの乗客を救済した車なのかもしれない。
それにしてもこの日はよく事故に遭遇する日で、バスが第2ターミナルを出て第1ターミナルへ向かう道中では山梨交通のバスがトラックと接触して停車していた。その後も別のバスに乗換えた後には首都高速上でトラックが単独事故を起こしているところを見かけるなど、どうしてこんなに?というレベルで事故の多かった一日。しかも全て商用車というのが珍しい。
空港内ターミナル間の移動は割と余裕のあるダイヤのようで、第2→第1→第3と廻る間に遅延を少しづつ縮め、最終的に第3ターミナル到着はほぼ定刻の16:47頃。もしかすると、一般道経由でも所要時間はそれほど変わらなかっただろうか。もちろん結果論だが。
有明ガーデンからの利用はともかくとして、東京ビッグサイトや新木場辺りからりんかい線で移動して国際展示場駅から乗車というルートなんかで利用するには便利な路線。
というお話。