便名 : 便名なし
日付 : 2023/08/xx
区間 : 東京駅八重洲南口(12:30)→国際展示場駅(12:55)
所要時間 : 00:25
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 350円(交通系ICカード決済)
運行 : JRバス関東
東京駅からお台場方面というと地味に移動がしづらく、個人的には距離の割に行きづらいという印象があるのだが、俗に言う「コロナ禍」にJRバス関東が開設したのが今回乗車した「東京駅〜国際展示場駅•東京ビッグサイト•東京港フェリーターミナル線」。
(公式サイトはこちら)
バスは高速道路を経由しないが、東京駅八重洲口のJR高速バス8番乗り場から出発。今回乗車した東京ビッグサイト方面の他、千葉県の館山、茨城県のひたちなか方面など、比較的近距離の高速バスが発着する乗り場の模様。
隣の7番乗り場は成田空港へ向かう「エアポートバス東京•成田」乗り場になっているが、夏休み期間ということもあるだろうか、同路線は日中10分ごとの出発にもかかわらず毎便満席で出発していて大盛況といった様子。出発間際には補助席で乗車するかどうかを悩む乗客の姿さえ見られた。
ちなみにバス停から大通りを挟んだ反対側には「バスターミナル東京八重洲」のある「東京ミッドタウン八重洲」がある。1次開業時点では千葉県方面の京成系高速バスを中心にここから発着している状況。
(東京駅からバスターミナル東京八重洲への道順はこちら)
非常に発着本数の多い割にスペースの狭いバス乗り場ゆえ、バスは出発10分前に前のバスが一斉に出発した後に乗り場へ入ってくる。全線乗り通しても35分程度の路線だが、やって来たのは高速路線で使用される、補助席がなく大柄な正座席*1が設置されているエアロエースで、都内完結の路線ではあるものの「とちぎ」ナンバーのバス。間合い運用かなんかだろうか。
目の前のバスには続々と乗客が乗り込んでいくが、こちらの車には数人が乗り込んだのみ。間も無く出発時刻を迎えたが、隣のバスが出発準備に時間を要し数分遅れ*2で東京駅を出発。
バスは八重洲通り→新大橋通り→環二通りのルートで進む。新大橋通りまでは信号も車通りもなかなか多かったが、築地場外市場を抜けて環二通りに入れば交通量も少なく、幾分速度も速くなった。
豊洲市場を越えたあたりで「ゆりかもめ」の軌道と合流し、しばらく走ると首都高速湾岸線をオーバークロスする。すると間も無く国際展示場駅に到着するが、この辺りでぽつぽつと雨が降り出した。最初は窓を濡らす程度だった雨はじきにとんでもない豪雨に。
降りるのが憚られるほどの雨が降ったかと思えば、数分後に国際展示場駅に到着したタイミングの頭上は綺麗な青空。最近天気の変化がこれまでの日本のそれとはすっかり変わってしまったような気がする。ともあれ殆ど定刻通り、むしろ若干早い12:50過ぎにりんかい線国際展示場駅前に到着し、今回はここで下車した。
同路線はクローズドドアではないため、ここから東京港フェリーターミナル方面への乗車も可能。それゆえ出発時刻まで数分停車し、その後発車していった。なお、バス乗り場は駅舎目の前ではあるものの、JRバスとしてのバス停は建っていないので注意。
なお、2023年8月現在では一部の便が運休しているようだが、乗換案内等の一部アプリではこれが反映されていないケースがある。バス停に到着してみればバスがない、ということにならないように、利用の際には事前に確認することをおすすめする。
というお話。