日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【歩いてみた】JR東京駅から東京ミッドタウン八重洲(バスターミナル東京八重洲)まで


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訪問日時 : 2022/10/xx
出発地点 : JR東京駅八重洲南口
到着地点 : 東京ミッドタウン八重洲(バスターミナル東京八重洲)
移動距離 : 約200m
所要時間 : 約10分

2022年9月に開業した「バスターミナル東京八重洲」。今後鍛冶橋駐車場のような、東京駅周辺にあるいわゆる「新高速乗合バス*1」も含めて周辺一帯の高速バス乗り場をここへ集約し、大規模なバスターミナルとして運用される計画になっている。ちなみにターミナルは新宿で経験を積んだ京王グループが運営しているのだとか。

今回、この「バスターミナル東京八重洲」からバスに乗車したのだが、初見では地味に難易度が高かったことから、備忘として記しておく。

(「バスターミナル東京八重洲」公式ホームページはこちら)

bt-tokyoyaesu.com

なお、このターミナルは一度にすべての施設が完成するのではなく、今回2022年9月に第1期エリアが開業、その後2025年度に第2期エリア、2028年度に第3期エリアが開業する予定だそうで、最終的なかたち、つまりトータル20乗降口、8待機場所の大規模なバスターミナルとして運用されまでにはもうしばらく時間を要する予定。

JR東京駅 バスターミナル東京八重洲

続々と増える「東京ミッドタウン」シリーズ

■ ルート概要
※ 地図上の経路は実際の経路と異なるケースがある。あくまで概要理解として。

JRで東京駅へやって来た場合、利用する改札口はJR系の高速バスの発着する「JRバス 東京駅高速バスターミナル」と同じ八重洲南口から改札を出るのが分かりやすい。複数のバス乗り場が併記されていてどれが何やら若干ややこしいが、「成田空港バスのりば」は「JR高速バスのりば」の一つで、実質としては「JR高速バス乗り場(八重洲南口改札正面すぐ)」と、今回紹介する「バスターミナル東京八重洲(地下道経由)」2種類

ところで、JRは成田エクスプレスを運行しながら「成田空港バス」にも参入しているが、これらは共食いになりやしないんだろうか。こちらが気にすることではないかもしれないが、以前高速バスを便利にしすぎて房総方面のJR特急が壊滅してしまったことがあったような…。

JR東京駅 駅構内サイン バスターミナル東京八重洲

駅構内の標識にも「バスターミナル東京八重洲」が表示されている

ともあれ、改札口を抜けて「バスターミナル東京八重洲」に向けて出発。ここに掲示されている標識は「JR高速バス」の看板が上書きされている様子が見える。

JR東京駅 バスターミナル東京八重洲

(13:15)改札口を出て出発

改札を抜け屋外に出ると、正面にはJRの高速バスが出発する「JRバス 東京駅高速バスターミナル」があり、JRバスが運行に携わる路線はここから出発する。なお、JR系高速バスの到着便に関してはこれとは別の、東京駅北側にある東京駅日本橋口」到着なので、お出迎えの場合は要注意。いずれにしても今回はこちらを利用せず、乗り場の一角にある階段で地下街へと進む。

JR東京駅 JRバス東京駅高速バスターミナル

(13:16)後ろに見える建物に「バスターミナル東京八重洲」が入る

今回目指す「バスターミナル東京八重洲」の第1期エリアは東京駅前、道路を挟んで向かい側に新しく開業した高層ビル「東京ミッドタウン八重洲」の地下に位置するので、まずJRのバスターミナルの一角にある地下へ進む階段・エスカレーターを下り、地下街で外堀通りを横断する必要がある。

JR東京駅 JRバス東京駅高速バスターミナル

(13:17)小さいが「バスターミナル東京八重洲(地下)」の記載あり

残念ながら2022年10月時点では「バスターミナル東京八重洲」に関する標識類はそれほど多くないので、あまり標識を頼りあるくということができないが、今回紹介した階段を下り、「南口通り」を一切曲がらずにまっすぐ歩くと、バスターミナルのある「東京ミッドタウン八重洲」の地下入口に到達するので、前述の「八重洲南口」をスタートにすればルート自体はかなりシンプル。

地下街に掲示されている、以下の案内図で言うところの左側の2出口アイコンの場所がビル出入口。八重洲地下街は主要な通りに名前がついているのでその点は他の地下街より分かりやすいものの、地下街には標識があまりないので、東京駅以外からアクセスするケースで方向感覚に自信がない場合は地上を歩いたほうが簡単かもしれない。

JR東京駅 地下街案内図 バスターミナル東京八重洲

(参考)八重洲地下街のフロアマップ

通行客が多く地下街の写真は撮り損ねたが、先述の「南口通り」を100mばかし歩くとようやく最初のサインが見えてくる。経路はごくシンプルとはいえ、もう少し標識類は多くても良いような。今後もう少し便数が増えれば拡充されるだろうか。

JR東京駅 バスターミナル東京八重洲

(13:20)八重洲地下街「南口通り」を進む

地下街は「東京ミッドタウン八重洲」ビルの地下1階、飲食店街に直結している。余談だが、ここには沖縄・那覇空港で人気の「ポーたま」の関東初出店店舗や、北海道の人気回転寿司店根室花まる」の立ち食い寿司店など、興味深いお店が軒を連ねているので、バスを利用する以外の機会でも訪れてみたいところ。

JR東京駅 バスターミナル東京八重洲

「ポーたま」は東京でも食べられるようになった

少し話を戻すと、高速バスは同ビルの地下2階から発着しているので、ビル内地下1階フロアを右手奥へ進んでいくと設置されている下の階へ降りるエスカレーターに乗り、乗車階へ進む流れ。

JR東京駅 バスターミナル東京八重洲

(13:22)「東京ミッドタウン八重洲」入口に到達

JR東京駅改札口出発から10分弱でとりあえずバスターミナルに到着。地下1階エリアの飲食店街の奥には高速バスのチケットカウンターがあるが、現在運行されている日中のバスは殆どが予約不要で、現時点ではカウンターの利用者はあまり多くなさそう。

JR東京駅 バスターミナル東京八重洲

(13:24)バスターミナル東京八重洲・チケットカウンター前

エスカレーターでバスの発着する地下2階フロアに下りると、正面にはコンビニエンスストア(ファミリーマート)が営業中で、その周囲にバス乗り場が配置されている。なお、こちらの店舗は飲み物と簡単な軽食程度の販売のみだが、地下1階にはもう少し大きい、通常店舗サイズのセブンイレブンもあるので、買い物は用途に応じて使い分けるイメージ。

JR東京駅 バスターミナル東京八重洲

(13:25)バス乗り場に到着

今回、写真を撮りつつ歩いてきたから約10分の所要時間を要したが、急ぎ足であれば5分というのは厳しいかもしれないものの、7-8分程度で移動できるんじゃないかという塩梅。なお、道中エレベーターは至近になかったので、エレベーターが必要な場合は迂回が必要になるが、フロア間移動が必要なすべての場所に少なくともエスカレーターは設置されていた。

ところでこの「バスターミナル東京八重洲」、ややもすると地下ということを忘れてしまいそうなほどターミナル内が明るい。少なくとも九州・JR博多駅前の博多バスターミナルよりは明らかに明るい気がするが、今後排気ガスによって徐々に黒く染まってしまうんだろうか。

閑話休題

現在日中のバスは以下のような状況。これまで路上のバス停に発着していた京成系列の千葉方面に向かう高速バスが第1陣として移転し、既にかなりの本数発着している。この京成系統の高速バスは基本的に予約不要で、支払については交通系ICカードが利用できる。

JR東京駅 バスターミナル東京八重洲

JR東京駅 バスターミナル東京八重洲

なお、一部行き先について、前述の「JR高速バス乗り場」から出発する路線とこの「バスターミナル東京八重洲」から出発する類似する路線が併存するケースもある*2ので、事前に確認をお忘れなく。

記事を投稿した2022年10月現在は過渡期ゆえ、一番運用がわかりづらい時期。将来的に集約されれば混沌としていた東京駅周辺はだいぶ整理されることになるから、高速バスを利用するハードルが一段と低くなることを期待したい。

そんなこんなで、以上が東京駅前の「バスターミナル東京八重洲」アクセスのお話。

■ まとめ

  • JRの改札口は八重洲南口を利用すること。
  • 地下街に入ったら曲がらずにとにかく直進。しばらくすると標識が現れる。
  • エレベーターが必要な際には少し迂回を要する。時間に余裕を持つ必要あり。
  • どのバス停から出発するか、改めて確認することをおすすめ。

*1:例えば「WILLER」や「さくら高速バス」のような、いわゆる「高速ツアーバス」を源流とする「電鉄系」以外の後発組のこと。

*2:例えば東京駅から千葉県方面を結ぶ路線がその一例。