日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【空港探訪】16.対馬空港(TSJ)


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訪問日 : 2023/01/xx
愛称 : 対馬やまねこ空港

福岡からJAL(ORC運航)で対馬空港に到着。できればのんびり観光でもしたいところだが、市街地に向かうバスで移動し、ジェットフォイル壱岐島へ向かう。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

ターミナルには搭乗橋が設置されているものの、到着口が1階にあるからだろうか、搭乗橋は接続されずに徒歩でターミナルへ移動。ただし飛行機は比較的ターミナル近くに駐機されるため、徒歩の距離は100mほど。

長崎県対馬市 対馬空港(TSJ)

(@対馬空港)比較的派手目の装飾でお出迎え

手荷物回転台あたりにはツシマヤマネコ等々の装飾。訪問が2023年に入って早々の時期だったことから、ディスプレイも年賀仕様。

長崎県対馬市 対馬空港(TSJ)

(@対馬空港)制限区域に年賀のディスプレイをしている空港は珍しい

元々ANA系列しか就航していない空港ということもあり、チェックインカウンターはANA系列のもののみで、JALコードシェア便チケットレス搭乗ができない。それゆえ、搭乗手続にかかるプレートが掲出されている。今後ANAは積極的にカウンターの廃止に取り組むそうだが、ともするとこのスペースはどうなるんだろうか。

長崎県対馬市 対馬空港(TSJ)

(@対馬空港)カウンターはANAグループのもののみ

ともあれターミナル2階に移動すると、保安検査場入口に程近いところでは売店が営業中。売店の規模は比較的大きい一方で、比較的便数の多い空港ではあるもののレストランは設置されていない。

(対馬やまねこ空港公式ホームページはこちらから)

tsushima-airport.co.jp

長崎県対馬市 対馬空港(TSJ)

(@対馬空港)売店は比較的大規模

空港正面には対馬島の観光案内が掲示されている。対馬は鹿児島県の種子島同様に比較的縦に長い島で、空港は中央よりも少し南よりに位置する。特産品としてはアナゴが水揚げ量日本一になっているほか、原木しいたけが有名なんだとか。

長崎県対馬市 対馬空港(TSJ)

(@対馬空港)空港前の案内図

船の出発する厳原(いづはら)へ向かうバスの出発まではしばらく時間があり、辺りを散策。ターミナル横から乗って来た飛行機を見ると、先ほどは接続されていなかった搭乗橋が接続されていた。

出発口は2階にあったから乗客の降機が済んだ後に改めて接続されたと思われるが、通路で区切るのではなく、搭乗橋の使い方を工夫する空港というのは国内では珍しい。それにしても、最近ちらほら見るようになった光景ではあるとはいえ、プロペラ機に搭乗橋というのはなんともミスマッチに映る。

長崎県対馬市 対馬空港(TSJ)

(@対馬空港)降機のときは飛行機の階段を利用した

空港敷地内、元ターミナルの北側にはもうひとつ建物があるが、こちらは旧ターミナル。しばらく運行されていない国際線チャーター便などはこちらのターミナルを利用していたのだそう。

対馬やまねこ空港 旧ターミナル

(@対馬空港)時計は故障中

さほど大きな空港ではないことからあっという間に一通り見尽くしてバス乗り場へ向かう。それにしても、文字のフォントのせいだろうか、「対馬空港」の文字だけ見ればあまり日本の空港には見えない不思議。地理的なものもあるかもしれないが、個人的には他の離島よりも圧倒的に強い異国感を覚える島というイメージがある。

長崎県対馬市 対馬空港(TSJ)

(@対馬空港)異国で見る日本語のフォントにも見える

ともあれ、バスに乗り込んで厳原へ向かった。