訪問日 : 2023/01/xx
愛称 : 対馬やまねこ空港
福岡からJAL(ORC運航)で対馬空港に到着。できればのんびり観光でもしたいところだが、市街地に向かうバスで移動し、ジェットフォイルで壱岐島へ向かう。
(ここまでの移動はこちら)
ターミナルには搭乗橋が設置されているものの、到着口が1階にあるからだろうか、搭乗橋は接続されずに徒歩でターミナルへ移動。ただし飛行機は比較的ターミナル近くに駐機されるため、徒歩の距離は100mほど。
手荷物回転台あたりにはツシマヤマネコ等々の装飾。訪問が2023年に入って早々の時期だったことから、ディスプレイも年賀仕様。
元々ANA系列しか就航していない空港ということもあり、チェックインカウンターはANA系列のもののみで、JALコードシェア便はチケットレス搭乗ができない。それゆえ、搭乗手続にかかるプレートが掲出されている。今後ANAは積極的にカウンターの廃止に取り組むそうだが、ともするとこのスペースはどうなるんだろうか。
ともあれターミナル2階に移動すると、保安検査場入口に程近いところでは売店が営業中。売店の規模は比較的大きい一方で、比較的便数の多い空港ではあるもののレストランは設置されていない。
(対馬やまねこ空港公式ホームページはこちらから)
空港正面には対馬島の観光案内が掲示されている。対馬は鹿児島県の種子島同様に比較的縦に長い島で、空港は中央よりも少し南よりに位置する。特産品としてはアナゴが水揚げ量日本一になっているほか、原木しいたけが有名なんだとか。
船の出発する厳原(いづはら)へ向かうバスの出発まではしばらく時間があり、辺りを散策。ターミナル横から乗って来た飛行機を見ると、先ほどは接続されていなかった搭乗橋が接続されていた。
出発口は2階にあったから乗客の降機が済んだ後に改めて接続されたと思われるが、通路で区切るのではなく、搭乗橋の使い方を工夫する空港というのは国内では珍しい。それにしても、最近ちらほら見るようになった光景ではあるとはいえ、プロペラ機に搭乗橋というのはなんともミスマッチに映る。
空港敷地内、元ターミナルの北側にはもうひとつ建物があるが、こちらは旧ターミナル。しばらく運行されていない国際線チャーター便などはこちらのターミナルを利用していたのだそう。
さほど大きな空港ではないことからあっという間に一通り見尽くしてバス乗り場へ向かう。それにしても、文字のフォントのせいだろうか、「対馬空港」の文字だけ見ればあまり日本の空港には見えない不思議。地理的なものもあるかもしれないが、個人的には他の離島よりも圧倒的に強い異国感を覚える島というイメージがある。
ともあれ、バスに乗り込んで厳原へ向かった。