近頃はカードラウンジもかなり上等。
大分から高速バスで福岡空港までやって来た。
(ここまでの移動はこちら)
最初に乗車したバスが早着、乗換え先のバスは遅延と私にとって都合の良い状況が重なったことで福岡空港には想定よりも幾分早く到着。出発まで少し時間が空いたことから、保安検査場を抜けた先、制限区域内にある「ラウンジTIME/サウス」を利用することに。
(公式サイトはこちら)
ラウンジの場所は南北保安検査場のちょうど中間あたりで、80番台のバスゲートに向かう通路の横。一般エリアで言えばちょうど展望デッキと「ANYTIME FITNESS」の真下辺りに位置する。
なお、一般のカードラウンジと言えば特にクレジットカードのブランドに制限はないことが多いが、このラウンジは他のラウンジと違いJCBカードで入室することができない。それゆえ、今回は手持ちのSPG-AMEX(当時)を呈示して入室。入室の際に缶ビール1本かソフトドリンクのドリンクバーを選択できるが、今回はソフトドリンクを選択した。
ラウンジ内部は窓が多く、他の空港のカードラウンジと比べてかなり開放的な造り。最近開設されたラウンジらしく、各座席には電源が完備されているのが嬉しい。割と席数は多いにも関わらず、それほど窮屈に感じないように上手くレイアウトされている。
窓際には外に向かって座席が並んでいる。1面は駐機場に、1面は滑走路に向いていて、どちらも比較的眺望はひらけているが、やっぱり滑走路向きの座席が人気席。
もう一面、滑走路向きの座席は目の前に誘導路があり、大型機が目の前を通過する際には建物すれすれを翼が通過していく様子が見える。
ソフトドリンクは良く見る大手飲料メーカーのもののほかに、デコポンのジュースなんかが並んでいる。また、コーヒーはCOSTA COFFEEでちょっと凝っている。
ラウンジ奥に進むと、PC作業用ができる「BUSINESS SPACE」がある。仕切りはそれほど高くないものの、隣の席とは明確に仕切られているので、座っている限りでは隣の席はそれほど気にならない造り。
ラウンジ中央には電話ブースが3箇所ある。ただし、扉によってある程度仕切られてはいるとはいえそれほど遮音性が高いものではなさそうなので、機密性の高い電話なんかは控えた方が良さそう。
しばらくラウンジで過ごしたのち、搭乗開始時刻が近くなり搭乗口へ移動。この日搭乗する便はバスゲートからの出発だったから、航空会社のラウンジよりもこちらの方が近くてよかった。
大手カード会社でも対象になっていないカードがあり、他の空港ラウンジよりも若干利用難易度が高いものの、もし利用する権利があれば利便性も高く、快適なおすすめラウンジ。福岡空港は制限区域内に居酒屋があったり時間を潰すには事欠かないのだが、もしのんびりしたい時には利用してみてはいかがだろうか。
(福岡空港の制限区域内にある居酒屋についてはこちら)
というお話。