日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JJP/GK0516(福岡/東京成田)


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便名 : JJP/GK0516
日付 : 2021/05/xx
機材 : A320-200
区間 : 福岡(FUK)20:20→東京成田(NRT)22:10
所要時間 : 01:50
区間マイル : 567
搭乗クラス : 普通席
運航 : JJP(ジェットスター・ジャパン)

日帰りで九州へやって来て、福岡で所用を済ませて東京へ戻る旅程。出発数日前に予約したにも関わらず、この日はレガシーキャリアと呼ばれる会社に比べてLCCがやたらと安く*1、成田までジェットスターを利用することに。

思いの外用事は順調に終わり、17時過ぎに福岡空港に到着。5月ともなるとかなり日が長く、福岡のこの時期の日没は19時過ぎ。個人的には割と出発時刻ぎりぎりに到着することの多い福岡空港で珍しく時間があり、初めて展望デッキに出てみると、滑走路風の装飾がされたデッキには飛行機型のオブジェが並んでいた。

福岡空港 国内線ターミナル 展望デッキ

(@福岡空港)展望デッキ上も過密運用

この空港は国内有数の繁忙空港の割に搭乗口が少ないという特徴があり、割と狭いスペースに多数の飛行機が詰め込まれている。比較的乗入れ会社は多いから、駐機場に並んでいる飛行機は色とりどり。

福岡空港 国内線ターミナル 展望デッキ

(@福岡空港)北側は晴れ模様

空港北側(上写真)、つまり玄海灘方面は割と良い天気に見える一方で、反対側(下写真)、太宰府・熊本方面を見るとなかなか怪しげな雨雲。この日は天候がいまひとつ安定せず、時おり強い雨が降ることもあった。

福岡空港 国内線ターミナル 展望デッキ

(@福岡空港)南側は同タイミングとは思えないような空模様

前述の通り、この日空港に到着したのが17時だったが、搭乗する飛行機の出発は20時で、展望デッキで幾ばくか過ごしてなお十分な時間が残っている。というわけで、空港内にある、今まで利用したことのなかった飲食店を訪れてみることに。訪れたのは保安検査場のある2階フロア中央にある「the Foodtimes」内の「井出カツ丼」。訪問当時は知らなかったが、佐賀県にあるお店なんだとか。

(以下、外部サイトの店舗情報)

www.fukuoka-airport.jp

福岡空港 井出カツ丼

(@福岡空港)後日佐賀を訪れた際に店舗を見つけた「井出カツ丼」

食事をしてからは保安検査場を通過してカードラウンジへ。福岡空港のカードラウンジは割に高品質で、航空会社ラウンジにも劣らない快適さ。こちらについてはまた記事を改めてご紹介できればと思っている。

(ラウンジについての記事はこちら)
後日Update予定

福岡空港 国内線ターミナル フロアマップ

(@福岡空港)搭乗口は5番とLCCにしては好ポジション

この日の搭乗口は割と中央に近い5番搭乗口。以前もどこかに記したが、福岡空港はどういう訳かLCCが中央に近い搭乗口を利用することが多い。尤も、どこの搭乗口も最寄りの保安検査場から300mほどで、コンパクトなのが福岡空港の特徴。

福岡空港 搭乗口

(@福岡空港)搭乗開始は比較的早め

ジェットスターはどの空港でも割と搭乗開始が早く、この便は出発25分前の19:55から搭乗開始。特に座席指定はしていなかったが、オンラインチェックイン時にランダムで指定された座席は前方窓側の5Aで、無作為にしては結構な良席を引き当てた。

窓側座席の搭乗は非常口の優先搭乗の次。ジェットスターは「Apple Wallet」や「Google ウォレット」を利用した携帯端末での搭乗が可能。他のLCCは2022年11月時点でもまだ空港端末でのチェックインと紙の搭乗券が必須だから、この点はジェットスターの大きなメリットだと思う。この日も携帯端末にQRコードを表示させて搭乗。

JJP516便 A320-200 機内

足元は少し狭いが、値段を考えれば十分

搭乗開始は早かったが、なかなか乗客が集まらなかったようで、出発は10分ほど遅れて20:30頃。成田空港からは22:33のスカイライナーに乗車したいと思っていたからどうなるだろうかと思っていたが、幸い福岡空港では搭乗口ほぼ目の前の滑走路北側端から南方向に離陸滑走、成田空港では第3ターミナルに近いB滑走路の着陸だったお陰で大きな遅延なく到着。近頃は便数が回復して他機の離着陸待ちをする機会が増えてきたが、当時は便数が少なかったこともあり、順番待ち時間が無いのも大きかった。

成田空港へは割と遅い時間の到着ではあるものの、ターミナル直結の搭乗口ではなく沖留めのスポットに到着、バスでターミナルへ移動するパターン。ただし、第3ターミナル直結の搭乗口に着いたところで搭乗橋がなく、出口までアップダウンのある長い通路を歩くから、バスで到着出口至近のところまで輸送されるのとどちらが速いかは悩ましい。もしかすると、ターミナル先端近くに到着する場合なんかは、バスがすぐ出るのであればバスのほうが速いことすらあるかもしれない。

連絡バスでターミナルに到着したタイミングではスカイライナー出発の約15分前だったが、少し急ぎ足で空港第2ビル駅に向かうと無事列車に間に合った。ただ、特急券売り場はえらく混雑していたから、チケットレス特急券などの活用もおすすめ。なお、カウンターの販売列に並んでいれば、出発を若干遅らせてくれるケースが時々あるようだが、並んでいるからといって必ず乗車できる保証はないのでご留意を。

(以下、公式サイト)

www.keisei.co.jp

(この日ではないが、スカイライナーについてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

というお話。

*1:各種手数料込みで7,070円だった。