日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】さくら568号(鹿児島中央/博多)


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便名:さくら568号
日付:2022/01/xx
区間:鹿児島中央(17:18)→博多(18:43)
乗車クラス:グリーン車指定席(特大荷物スペース)

自転車で日本一周を達成し、東京へ戻る。

(最終日の自転車の記録はこちら)

biketourist.hatenablog.com

鹿児島には2泊滞在し新幹線で帰京する。それにしても、17時過ぎまで鹿児島に滞在していても当日中に東京に帰れるのだから、新幹線というのはなかなか速い。鹿児島空港が市街地から遠いこともあり、鹿児島中央駅から東京駅まで航空機との時間差は2時間もない。飛行機ほど割引がないから運賃面ではなかなか無視できない金額差があるが。

ともあれ駅前で自転車を輪行袋に格納し、お土産を調達して改札を通過。鹿児島中央駅には幅広タイプの自動改札機がなく、有人改札を通してもらった。ただし、入場で自動改札機を通過しないと入場記録がつかず、出場の際も自動改札を使用することはできない点は要注意。

この日乗車するのは鹿児島中央駅17:18発の「さくら568号」。途中の博多駅では約15分の待ち合わせで東京行きの最終「のぞみ64号」に乗換えることができる。値段を気にしなければ同一ホームで乗換えられる小倉駅で乗換える方が楽なのだが、博多まではJR九州の「ネットきっぷ」、博多から先を「エクスプレス割引」で手配している関係で、今回については実質的に選択肢が博多駅しかなかった。

JR鹿児島中央駅 新幹線改札前 電光掲示板

東京までたどり着けるこの日の最終列車

博多まではグリーン車、博多から先を普通車指定席で手配。九州新幹線N700系は6号車の大阪方半室がグリーン車になっている。

鹿児島中央駅 九州新幹線 ホーム N700

大阪方の出入口から入った方が便利

今回手配した座席はグリーン車最後方の10A座席で、上り列車だと進行方向右手の窓側座席。普通席とグリーン車が半室ごとになっている関係で、荷物は置けるものの車両出入口から少し遠いのが難点。通路幅に余裕があったから通行するのに問題はなかったが、反対方向、下り列車の普通車を利用する場合、車両内の移動距離が長い6号車は避けた方が無難かもしれない。

さくら568号 グリーン車 車内

出入口からちょっと距離がある

そんなこんなで自転車は何とか自席後ろに格納した。

さくら568号 グリーン車 特大荷物スペース 輪行

通路へははみ出さなかった

比較的出発直前に乗車したこともあり、座席について身支度をしているうちに出発。この列車は博多までの間に川内、熊本、久留米、新鳥栖に停車し、所要時間1時間25分で博多までを結ぶ。在来線時代は約4時間を要していたことを考えると、最速列車でなくともあっという間。

そういえば、九州新幹線のうち鹿児島中央と熊本の両駅については、それぞれご当地の民謡(鹿児島中央は「おはら節」、熊本は「おてもやん」)をモチーフにした発車ベルと車内メロディ*1が放送されるのが特徴的。

車内を見てみると、グリーン車は横4列の配置。この辺りを走る新幹線は普通車指定席も同様に横4列配置だから普通車でも十分快適。グリーン車は落ち着いた色合いで全体の雰囲気勝負といった感じだろうか。

さくら568号 グリーン車 シート

フットレストグリーン車固有の設備

東海道・山陽系統の新幹線はグリーン車座席にシートヒーターが設置されているが、山陽・九州系統のこちらの車両では省略されているという相違点があり、またオーディオサービスが提供されていない。なお、コンセントについては中央の肘掛け先端に用意されている。

さくら568号 グリーン車 シート

埋められているボタン部分にシートヒーターがある

普通車の床面はフローリングだが、グリーン車はカーペット敷き。この場合でも割とシンプルな模様であることが多いが、この車両ではかなり複雑な模様が入っている。

さくら568号 グリーン車 客室

カーペット効果か、走行中は割と静か

鹿児島中央駅を定刻の17:18に出発し、10分ほどで川内(せんだい)駅に到着。一瞬停車して出発すると次の停車駅は熊本。2004年に先行開業したこの区間はトンネルがかなり多く、新八代手前でトンネルを抜けた頃にはすっかり日が暮れていた。

出発から45分ほどした18時過ぎに熊本に到着し、いくらか乗客が増えて出発。熊本から博多までは最速30分ちょっとだが、この列車は途中2駅に追加停車するため39分を要する。特に連続停車する久留米から新鳥栖の間は約7km、4分しかかからず、この駅間だけ見ればその辺の通勤電車と変わらない。

新鳥栖を出発してしばらくすると博多南線との共用区間に差し掛かり、速度が下がる。この辺りで身支度を始め、博多駅には時刻表通り18:43に到着。次の「のぞみ64号」が出発するまでの間に一度改札を入り直さなければいけないから、少々慌ただしい。

*1:JR九州の車両のみ