日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】さくら404号(鹿児島中央/新鳥栖)


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便名 : さくら404号
日付 : 2020/08/xx
区間 : 鹿児島中央(13:04)→新鳥栖(14:21)
乗車クラス : 普通車自由席

当時発売されていた「みんなの九州きっぷ」を使っての移動。鹿児島から新鳥栖を経由し、長崎県佐世保市へ向かったときの新幹線部分。このきっぷは連続2日間JR九州の新幹線を含む全線が乗り放題で10,000円という中々使いでのあるきっぷだった。

乗車したのは「さくら404号」。さくら号ではあるが九州新幹線内で完結する列車で、そのため全車普通席の800系が充当されているのが特徴。この日は食事のために鹿児島までやって来ており、食事の後は本来もう少し早い新幹線に乗りたいと思っていたのだが、いつも訪れる「とんかつ川久」で見込みが外れて思いの外並び、この時間になってしまった。

JR鹿児島中央駅 とんかつ川久

鹿児島を訪れたら外せない

(訪れたお店の情報はこちら(外部サイト))

tabelog.com

ホームに上がると列車はすでに入線済。2004年の部分開業当初は800系しかいなかった鹿児島中央駅だが、N700系が8両なのに対しこちらは6両編成で座席数も少ない*1うえ、博多から先に行く便には入れないこともあり、気づけば日に何度かしか訪れなくなってしまった。

出発まで少し時間があり、先頭車まで行ってみるとヘッドライトが若干膨らんだ形をしていて、これは後に増備された車両の証。今回乗車する車両はともかくとして、それほど古いイメージのない800系ではあるものの古いものでは間もなく20年選手。そろそろ更新の噂が出てくる時期だろうか。

さくら404号 鹿児島中央駅 800系

ヘッドライトは立体的な造形

ちなみに、デビュー当初は車体に平仮名で「つばめ」のロゴが書かれていたが、博多までの全線開通後は今回のように一部の「さくら」にも充当されているため、つばめを模したデザインのロゴに書き換えられている。

さくら404号 鹿児島中央駅 800系

在来線車両と同じロゴマーク

列車は前述の通り全車普通席だが、車両ごとに座席の表地が違うという特徴がある。例えば最後尾の1号車は西陣織の座席だが、他の車両は革張りやツイードなどの座席が設置されている。

さくら404号 鹿児島中央駅 800系

客室の仕切り壁も車両ごとに異なる

さくら404号 鹿児島中央駅 800系

この車両の座席は市松模様西陣

座席はJR九州によくある枕がやけに張り出しているタイプ。座席を倒せばそれほど苦しくないものの直立状態ではなかなか居心地が悪く、相変わらずJR九州の座席デザインはよく分からない。

一方気が利いているのは車両中央に電光掲示板が設置されているところ。この車両の座席はご覧の通りかなり背が高く普通に座るとなかなか車端部の表示が見えないから、近くに表示機があるのはありがたい。座席の見た目は美しいのだから、せめて座り心地は何とかならないだろうか。

さくら404号 鹿児島中央駅 800系

なかなか独特な内装

ちなみに乗車した1号車の最前列、最後列の壁面は木製だったが、他の車両には金箔張りになっている車両もある。ただ、新幹線の最後列は物が置かれたり割と使い方が荒いわけで、金箔が剥がれてしまっている箇所もちらほら。素人考えだが、もう少し人通りの少ないところに使う方がよかったんじゃないか。

さくら404号 鹿児島中央駅 800系

(降車直前)写真左端に傷が入っている

ともあれ、鹿児島中央を出ると熊本までは各駅停車。とは言っても新幹線は在来線に比べると圧倒的な速さで、20年ほど前には2時間30分を要した同区間を1時間ほどで走破し熊本駅に到着。一方で熊本から博多までの間には割と駅が密集していて各駅停車だとかなり頻繁に停車する*2が、この列車はいくつか駅を通過しながら進み、鹿児島中央駅から約1時間30分で目的地の新鳥栖駅に到着した。

新鳥栖駅は長崎方面から新幹線への乗換えが特に便利な構造*3で、新幹線から長崎方面への乗換えは跨線橋を通っての乗換え。ちょうどいい乗継ぎの列車がなく、約40分ほどの待ち合わせの後目的地に向かう列車に乗車した。

というお話。

*1:800系は自由席となる車両を含め、全ての座席が2列+2列の横4列配置。

*2:久留米から新鳥栖間の7.1kmなど、新幹線にしては短い駅間距離で約120kmの間に6駅が存在する。

*3:在来線博多方面のホームに乗換改札口が直結している。