日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】リレーかもめ8号(武雄温泉/新鳥栖)


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便名 : リレーかもめ8号
日付 : 2023/12/xx
区間 : 武雄温泉(08:19)→新鳥栖(08:59)
所要時間 : 00:40
乗車クラス : 普通車自由席
運賃 : 2,990円(嬉野温泉から•クレジットカード決済)
運行 : JR九州

嬉野温泉から熊本方面へ移動しているところ。

(ここまでの移動はこちら)

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今回はちょうど良い「ネットきっぷ」の設定がなかったことから意図的に自由席を選択しているのだが、この列車、指定席を取ろうにも新幹線と関係ない区間で指定席が埋まってしまうせいで、なかなか空席が見つからないことが多い。

新幹線連絡列車としての役割を重視するのであれば、相応の座席の売り方をした方がいいような気がしたり、しなかったり。下手に座席をブロックしてしまえば佐賀駅からの需要が拾えず、がらがらになってしまうのかもしれないが。

武雄温泉駅 リレーかもめ8号車内から新幹線かもめ8号

武雄温泉駅/ 新幹線が到着すると列車はすでに停車中

それゆえ、目先の対処方法としておすすめなのは、新幹線を指定席、在来線特急は自由席を利用する組み合わせ。列車にもよるが、武雄温泉始発の「リレーかもめ」であれば、座席が確保できないということは考えづらい。今回も無事、窓側席を確保した。

武雄温泉駅 リレーかもめ8号車内から新幹線かもめ8号

武雄温泉駅/ 乗客の乗換えが終わっても十分な空席があった

この列車は「つばめ型」こと787系車両での運行。荷物棚は飛行機のイメージだろうか、蓋が設置されている。初代成田エクスプレスも同様で、この頃の特急列車ではちらほら見かける設備。

(初代成田エクスプレスの車両はこちら)

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リレーかもめ8号車内の荷物棚

リレーかもめ8号/ 飛行機のような荷物棚

武雄温泉駅を出発してから、次の江北駅までの区間は西九州新幹線開業に伴って再整備された区間。ともするとある程度高速化するかと思いきや、遅れていた対向列車との交換待ちでしばらく停車し、あまり速達効果は感じられず。

リレーかもめ8号 武雄温泉駅から江北駅

リレーかもめ8号/ 序盤は山がちだが、すぐに平野部へ出る

しばらく走ると長崎本線が合流してきて江北駅(旧肥前山口駅)に到着。この列車は同駅出発までに17分を要しているが、中には同区間を10分で走破する列車もあるなどなかなか所要時間に幅がある。ちなみに江北駅に停まらない列車の中には20分で佐賀駅まで到着しているものも存在する。

リレーかもめ8号 江北駅の駅名標

江北駅/ 2023年9月に改称された

江北駅を出ると線形の良い区間に入り、速度も上がり始める。新幹線ほどの速度は出ないとはいえ、在来線でも終始トップスピードで走るから、さほどの所要時間差にはならないような。

佐賀駅に到着する前に通過する嘉瀬川の土手は例年11月頃に「佐賀バルーンフェスティバル」が開催されるところ。会期中には臨時駅「バルーンさが」駅が開設され、特急列車も臨時停車する。

(佐賀バルーンフェスティバルについてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

リレーかもめ8号 バルーンさが駅付近

バルーンさが駅付近/ 大会中は多くの気球で埋め尽くされる

佐賀駅に到着すると既に多くの乗客が列を成していて、乗車が済むと自由席は満席に。一部の席に溢れた乗客はデッキに立っている姿も見られた。

この佐賀駅に掲げられていたのが2024年のスポーツ大会の広告。2023年の鹿児島までは「国体」と言っていたのが、今年2024年からは「国スポ」という名称に変わるらしい。個人的にはどうにも「国スポ」では軽く聞こえ、箔がつかないなという印象を受けてしまう。

リレーかもめ8号 佐賀駅の国スポ看板

佐賀駅/ あまり語呂の良くない「国スポ」

佐賀駅を出発すると、進行方向右手に線路の敷かれていない高架橋がしばらく並走する。これは1987年に廃線となった、佐賀駅鹿児島本線瀬高駅を結んでいた国鉄佐賀線の遺構。筑後川に架かっている「筑後川昇開橋」を含め、もう30年以上が経過している割に設備が残っている。

リレーかもめ8号 佐賀駅付近の国鉄佐賀線遺構

佐賀駅付近/ しばらく高架橋が残存している

佐賀駅から新鳥栖駅までは13分とあっという間。長崎本線から新幹線への乗換えは博多駅が多いんだと思っていたが、どうやら新鳥栖乗換えも一定数いるようで、比較的多くの乗降が見られた。逆方向、新幹線から長崎方面への乗換えは上って下りての跨線橋経由になってしまうが、長崎方面から新幹線への乗換えは上の階に上がるだけで乗換えることができる。

新鳥栖からは九州新幹線新八代駅に向かう予定なのだが、熊本までの列車、新八代に停まらない列車が続く関係でしばらく待ち時間が生じた。そこで、駅改札口脇にある立ち食いうどんの「中央軒」で朝食を取ることに。

リレーかもめ8号 新鳥栖駅構内

新鳥栖駅/ 右手後方に改札口があり、正面に新幹線改札がある

この路線に関していえば、新幹線の指定席を確保できても在来線特急側の指定席が確保できないケースがままあり、在来線特急の容量が需要に追いついていない印象。佐賀駅の需要と新幹線の需要を同じ列車で捌くのであれば、もう少し供給量が多くないと厳しいかもしれない。

というお話。