日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JL0291(東京羽田/山口宇部)


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便名 : JAL0291
日付 : 2020/08/xx
機材 : B737-800(738/V40)
区間 : 東京羽田(HND)07:45→山口宇部(UBJ)09:15
区間マイル : 510
搭乗クラス : クラスJ(国際線機材)
運航 : JAL

東京から下関経由で東九州方面に向かう日程。北九州空港経由でもよかったが、割引運賃は大抵山口宇部空港経由のほうが安い。新幹線との競合度が高いせいだろうか。

この日の機材はB737の国際線用。シートは国際線としてはハズレと言われがちな「JAL SKYLUXE SEAT」だが、国内線くらいの搭乗時間であればそれほどハズレ感はない。ちなみに2022年夏に小規模なリニューアルがされ、各クラスの座席表地、通路のカーペットなどの模様が変わったほか、機内Wi-Fiが設置されたらしい。

JAL291便 B737-800 V40 JAL SKYLUXE SEAT

SKYLUXE SEAT

シートの調整は手動。下記写真の左から2つ目のボタンで腰の厚みを調整できるのだが、これが国内線クラスJシートとの特に大きな違い。

JAL291便 B737-800 V40 JAL SKYLUXE SEAT

操作レバーはすべて手動

ちなみに国際線機材は国内線機材と比べてクラスJ(国際線ではビジネスクラス)*1、普通席*2いずれも席数が少ない。また、国際線機材はWi-Fiが設置されていないという違いがある。

JAL291便 B737-800 V40 JAL SKYLUXE SEAT

国内線機材は横5席*4列だが、国際線機材は横4列*3列

夏場らしく離陸は第1ターミナルに近い滑走路16R。当時はまだ運航を中断している路線が多い時期で、国際線ターミナルに近い駐機場にはかなりの数の飛行機が駐機されていた。

JAL291便 B737-800 羽田空港 駐機場

いつになく混雑している駐機場

この日は時期の割に視界がクリアで、離陸して東京湾で旋回しながら上昇し始めると西の空には富士山の姿が見えてきた。さすがに8月のど真ん中となるとさすがに雪はすべて溶けている。

JAL291便 B737-800 東京湾上 富士山

富士山の雪はすべて溶けているように見える

旋回を終えるとしばらく首都高湾岸線と平行に飛び、眼下には東扇島や大黒ふ頭などが見えてくる。この辺りを首都高で走るとわかるが、首都高のジャンクション周辺には乗用車やトラックなどが多数保管されている。

JAL291便 B737-800 大黒ふ頭

大黒ふ頭には多数の自動車が保管されている

大黒ジャンクション通過から1分も経たないうちに横浜駅上空を通過。画面左手が横浜駅だから、中央上の線路が増えている辺りがJRの東神奈川駅京急神奈川新町駅だろうか。

JAL291便 B737-800 みなとみらい上空

中央にJR東神奈川駅、左が横浜駅

その後はかなり高度が上がったようで、少し地上が遠く具体的な場所を把握することはできなくなったが、その分いつになく空が青く見える。

JAL291便 B737-800 上空

空はかなり濃い藍色

しばらく水平飛行が続いたのち、瀬戸内海上で徐々に降下開始。降下中には少し霞がかっているが進行方向右手(K席側)下方には宮島や岩国空港などが見えてきた。

JAL291便 B737-800 V40 宮島上空

宮島・岩国空港上空

その後一瞬陸上を飛行。この頃にはほとんど真下に周防大島、左手遠方には愛媛県松山市が見えているはず。再び海上に出たタイミングで見えてくるのは徳山駅付近の工業地帯。新幹線は駅近くで割と急曲線のカーブを描いており、減速しながら走行しているイメージがある。

JAL291便 B737-800 V40 徳山駅上空

徳山駅上空。駅至近に工業地帯がある

機はさらに降下を続け、旋回することもなく空港東側から一直線に着陸。ドアが開いたのは定刻通りの09:15だった。この山口宇部空港、瀬戸内海に面した海沿いの空港なのだが、外の様子だけ見ると大草原の中にあるようにも見える。

JAL291便 B737-800 V40 山口宇部空港

海沿いにあるからか、周囲の建物は少な目

降機後は到着便受けで出発する下関方面のバスに乗換えた。

というお話。

*1:クラスJ部分は国際線機材12席に対し国内線機材20席

*2:普通席部分は国際線132席に対し国内線機材145席