日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】さくら411号(新鳥栖/熊本)


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便名 : さくら411号
日付 : 2022/08/xx
区間 : 新鳥栖(17:35)→熊本(18:01)
所要時間 : 00:26
乗車クラス : 普通車指定席
運行 : JR九州

佐賀から新鳥栖を経由して熊本までの移動。時間があれば佐賀から新鳥栖までは普通列車での移動でもよかったが、前の予定が思いの外押して特急列車で移動した。

17:25頃新鳥栖駅に到着し、新幹線に乗換え。同駅は博多方面のホームが改札口に直結していて、在来線の改札口を出て100mほど歩くと正面に新幹線の改札口がある。ちなみに改札口左手には立ち食いそばと駅弁の売店「中央軒」がある。

(「中央軒」についてはこちら)

tabelog.com

JR長崎本線 新鳥栖駅 在来線

(@新鳥栖駅) 改札口は博多方面ホームと直結

新鳥栖駅は自動改札機があと2台ほど設置できそうなスペースがあるが、現在稼働している自動改札機は2台。特急が到着した直後でも改札が混雑するということもなかったから、この程度で十分なのかもしれない。

ちなみに九州新幹線では2022年6月25日よりエクスプレス予約が利用できるようになった。直前でも割引になるのもありがたいが、何より切符を発券する手間が省け、かつ、持ち歩く必要がないのが嬉しい。

九州新幹線 新鳥栖駅 改札口

(@新鳥栖駅) 在来線改札と新幹線改札は正対している

この時間帯、同駅に停車するタイプは2本連続で熊本までの間で久留米駅しか停車しない「さくら」。返す返すもだが、新鳥栖から熊本までの約90kmの間に5駅というのは新幹線にしては駅が多すぎる。他路線で見てみれば、新大阪駅を機転に西に進むと岡山(約180km)、東に進むと名古屋を越えて三河安城(約216km)まで行ってしまう駅数。

九州新幹線 新鳥栖駅 電光掲示板

(@新鳥栖駅) 新鳥栖・久留米は停車便が多い印象

しばらくすると接近放送が流れて新幹線が到着。電光掲示板に「6両」の記載があるように、この列車は800系車両による運行。部分開業時の主だった同車両も2011年の全線開通以後は鹿児島までやって来る頻度はかなり落ち、鹿児島で目にする機会ががくっと減った。

九州新幹線 新鳥栖駅 ホーム

(@新鳥栖駅) どちらの車両かは編成両数などで把握できる

殆ど雪の降らない九州ということもあり、駅は天井が高く開放的な構造。それにしても、比較的高速で新幹線が通過する駅にも関わらず、屋根を支える柱は割と細いな、という印象を受ける。

九州新幹線 新鳥栖駅 ホーム

(@新鳥栖駅) 雪国とはちょっと違った屋根の構造

座席は指定席車両・自由席車両いずれも2列+2列の横4列配置。座席は背面の高さが高く、着席状態では前方の電光掲示板は中々見えない。それもあって、車両中央にも電光掲示板が設置されているのがこの車両の特徴。

さくら411号 800系

さくら411号/ 天井の電光掲示板が特徴的

車両ごとに座席の模様が異なる800系だが、この車両は緑の唐草模様。座席のデザインは悪くないのだが、座り心地はなかなか残念というのは相変わらず。乗車時間は長くとも2時間程度ゆえ、我慢できないこともないのだがなかなか快適とは言いがたい。

さくら411号 800系

さくら411号/ 平成中期以降のJR九州の座席は当たりが少ない

乗車時間はわずか26分ということもあり、着席して一息つくかどうかというところで熊本駅到着の車内放送。デッキにはゴミ箱が設置されているが、デッキに竹かごというスタイルは他の新幹線では見たことがないような。蓋がついていないから、臭いのするものなんかが入っていると客席に流れてくるかもしれない。

さくら411号 800系

さくら411号/ 目隠しのないゴミ箱というのは珍しい

ともあれ熊本駅に到着。新幹線を降りてエスカレーターを下ると、コンコースには巨大な「くまモン」が埋まっている。この「くまモン」、乗用車くらいの大きさがあり、なかなかのインパクト。

さくら411号 800系

さくら411号/ コンコースでお出迎え

佐賀から新幹線で移動してきたばかりだが、この後は熊本空港へ移動するためJR豊肥本線に乗り換える。どういう訳か、当時はこのルートで熊本空港へ向かうことが多かった。