日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JAL/JL0332(福岡/東京羽田)


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便名 : JAL0332
日付 : 2021/06/xx
機材 : B777-200ER(777/W63・W64)
区間 : 福岡(FUK)21:05→東京羽田(HND)22:45
所要時間 : 01:40
区間マイル : 567
搭乗クラス : クラスJ(SKY SUITEⅢ)
運航 : JAL(日本航空)

最終便で東京へ帰る旅程。この便は日によって使用される機材が変わるのだが、この日は今となっては退役間近のB777-200ER、国際線機材による運航。当初は2023年3月までに退役が予定されていたと聞くが、当初の計画から若干延びて、現在の計画では同年9月までに引退する予定なのだとか。

この便は元々普通席で予約していたが、当日チェックインした時点でもまだ空席があってクラスJにアップグレード。座席の位置をどうしようか悩んだが、左手窓側、中央通路左側、中央通路右側は既に利用したことがあるから、今回は未体験の右手窓側を指定してみることに。

出発が21時過ぎの最終便だけあって、搭乗口前で出発を待つ乗客は皆どこか疲れた雰囲気。しばらくすると搭乗開始し、割と早い段階で搭乗。この日は前方の2K座席。

JAL332便 B777-200ER クラスJ SKY SUITEⅢ

着席するとそれなりに個室感のある座席

この機材のクラスJ座席は国際線ビジネスクラスの「JAL SKY SUITEⅢ」仕様。1列-2列-1列の横4列配置で、この座席は進行方向に対し30度ほど斜めに設置されている。何度か座ると慣れるが、離着陸の際には窓の外を見ながら離陸するような形になるから最初は違和感があった。

JAL332便 B777-200ER クラスJ SKY SUITEⅢ

モニタはタッチパネル式だが、ちょっと遠い

搭乗すると座席上にはヘッドフォンが用意されていたが、特に利用する予定がなかったから、座席横のミニテーブルにある小物入れに収納。必要あれば事後的に客室乗務員さんにリクエストする方法でもいい気がするのだが、煩雑なんだろうか。

なお、座席がフルフラットになる構造ゆえ、足元には比較的大きなスペースがあるものの、離着陸時には足元に荷物を置いておくことはできず、基本的に荷物棚に収納する必要がある。

JAL332便 B777-200ER クラスJ SKY SUITEⅢ

扉の下部にはUSB端子とコンセントが設置されている

以前同機材に搭乗した際の別の記事でも記した気がするのだが、この座席は右向きと左向きで座席の構造が違っており、リクライニングすると右向き座席は座面が下がり、左向き座席は座面が上がるという動きをする。それぞれ数回試したが、どちらも選べるとすれば私は座面の上がる左向きの座席の方が好み。

JAL332便 B777-200ER クラスJ SKY SUITEⅢ

リクライニングすると座席が下がっていく構造

割と夜遅い時間のフライトだからだろうか、いつも通り離陸前に減灯した後は上空でも灯りは戻されず、長距離国際線の夜間飛行のような雰囲気。それにしても、このSKY SUITEⅢの座席はデッドスペースが割と大きい。中央最前列前に結構なスペースがあるが、中に何か入っているんだろうか。

JAL332便 B777-200ER クラスJ SKY SUITEⅢ

最前列には箱状の大きなスペースがある

道中については特記することもなく羽田空港に到着。今回、出発は5分遅れだったが、到着は5分ほど早かった。おかげで小走りに駅に向かうとちょうど良い乗継ぎの列車に間に合った。

■ ひとことメモ

  • SKY SUITEⅢのA列とG列は座面が高く、D列とK列は座面が低い。
  • 個人的なおすすめはA列とG列。