日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】ソニック26号(大分/小倉)


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便名 : ソニック26号
日付 : 2020/09/xx
区間 : 大分(11:45)→小倉(13:03)
乗車クラス : グリーン車
運行 : JR九州

2日間の目標を無事達成し、東京へ戻る。

自転車は道路に落ちていた釘やゴミを踏みつけてパンクするやら、急な雷雨に遭って足止めを喰らうやら、予定外のトラブルに遭うことが多いから、前日大分まで到着できない場合に備えてこの日の日中を予備日にしていた。

だが、幸いにして今回は予定通り到着できたこともあり、早めに大分を発って空いた時間を使って門司港観光をすることに。

大分駅 電光掲示板

ソニックは時間2本で比較的高頻度

宿泊していたホテルからチェックアウトぎりぎりに出発。

恐らく普通席でも問題はないだろうとは思いつつ、置く場所がなくデッキで荷物番というのはできれば避けたいということで、今回もグリーン車を手配した。

「かもめ」同様、「ソニック」も「白」「青」という見た目の異なる2種類が存在するが、こちらはいずれも振り子式で、なかなか揺れるので乗り心地は五十歩百歩といった印象。ちなみに今回乗車したのは「青」のほう。

自席、グリーン車最後列の座席裏はミニベロだとなんとか置けるものの、通常のロードバイクだとちょっと厳しいかな、くらいのスペース。ただ、この後ろにはフリースペースがあり、特に利用者がいないようであれば、車掌さんに断りを入れた上でここに置く、というのも方法としてはありかもしれない。

ソニック26号 883系 グリーン車 座席 自転車

ひと安心

ソニック26号 883系 グリーン車 フリースペース

グリーン車利用者のみ利用できるフリースペース

座席は鉄道車両では珍しい電動リクライニング。「かもめ」同様に、シートは革張りなのだがこちらもホールド感がなく、座っているとずるずる滑ってしまいどこか落ち着かない座り心地。見た目はなかなか格好いいのだが。

ソニック26号 883系 グリーン車 座席

枕が印象的な座席

始発の大分からは2-3名が乗り込んで出発。日除けが下がっているが、飛行機や新幹線と比べると圧倒的に大きい窓が印象的。

ソニック26号 883系 グリーン車 座席

日除けが鮮やか

車内を眺めていると、フリースペースの一角に冷蔵庫のような設備。

そういえば、「グリーン豪遊券」なるチケットが販売されていた頃、グリーン車に乗車すると飲み物が無料提供されていたような記憶が微かにある。この設備、使おうと思えば今でも使えるのだろうか。

ソニック26号 883系 グリーン車 座席 冷蔵庫

昔はお茶が配布されていたような

閑話休題

前日に走った別府湾や立石峠といった辺りをあっという間に駆け抜け中津、中津を出るとすぐに福岡県。その後航空祭を見に来た築城、行橋を過ぎればもう小倉は目前。

自転車で8時間が特急で1時間。自転車に乗ると公共交通機関の便利さを改めて痛感することが多いが、その一方で手前味噌ながら自転車もこの距離であれば案外健闘しているな、という感じ。

小倉からは普通列車に乗換え、門司港へ向かった。

(ここから先は以前投稿した記事に続く) 

biketourist.hatenablog.com