日付 : 2022/11/xx
泊数 : 1 泊
部屋タイプ : シンプルキング(24㎡)
宮城県の鳴子峡の紅葉を訪れた際に宿泊したのがJR仙台駅から徒歩10分弱のところにある「ANAホリデイ•イン仙台」。本部は英国•ロンドン郊外にあるインターコンチネンタル•ホテルズ•グループ(IHG)のホテル。
(公式サイトはこちら)
■地図情報
ホテルは駅の南(東京)側で、仙台駅から東京駅へ出発した新幹線からも見えるような場所。開業は2001年だそうで、今となっては少しレトロ目な外観をしている。ホテル専用の駐車場は用意されていないが、裏手に提携の駐車場が用意されている。
この日は朝に新幹線で東京を出発し、10時頃に仙台駅に到着。そこからレンタカーを借りて片道2時間30分ほど走ったところにある鳴子峡を訪れ現地を散策、同じだけの時間をかけて再び仙台に戻ってきたのが18時頃。
(鳴子峡についてはこちら)
駅前のレンタカー店で車を返却し、10分ほど歩いてホテルへ到着。駅前の時点で既にホテルは見えているのだが、実際歩いてみると思ったよりも距離がある。ホテルの周辺はあまり飲食店が多くないので、荷物を置いたのち外へ出て、駅周辺まで戻って食事をした。
当時は「全国旅行支援」が適用されている時期だったこともあり、JRの運賃•特急券と宿泊がセットになった「ダイナミックレールパック」で宿を手配。この手の商品は乗車変更ができないという制限はありつつも、単純往復と同額かそれ以下の金額で宿泊がセットになっているという点に大きなメリットがある。
さて、この日割当てられたのは「シンプルキング」タイプのお部屋。同ホテルでは2022年に開業から20年を経過したことで客室のリニューアルを実施したようで、従来1グレードだったところが「シンプル」「スタンダード」「プレミアム」の3グレード設定に変更されている。
各グレードの部屋を見比べてみると、今回の「シンプル」タイプは従来の雰囲気をできるだけ残しているように見え、その分廉価になっている、という感じだろうか。
客室奥の方には丸テーブルと作業机が1つずつ設置されている。少し部屋の照明が暗めでスタンドライトがあっても若干明るさ不足は否めなかったが、いずれにしても机があるとないとでは仕事のしやすさが大きく異なる。
2000年頃はまだスマートフォンもなかった訳で、ベッドサイドに電源を設置する文化もそれほど浸透していなかった時代。それゆえベッドボードそのものには電源は設置されていなかったが、別途設置された延長ケーブルによってコンセントが2口とUSB-Aが2口用意されている。
水回りはバス•トイレ一体型で、背の低めの浴槽が入っているところなども含めて昔ながらの日系航空会社系列のホテルといった雰囲気。タイル張りの内装がそう思わせるんだろうか。
アメニティ類はマリオット系でいうところの「フェアフィールド•バイ•マリオット」と同じようなラインナップで、最低限といった感じ。1つ1つ箱に入っているヒルトンほどではないが、統一感のある包装。
翌日は特段予定を決めておらず、チェックアウト期限ぎりぎりまで滞在して出発。それにしてもここ半年ほどは宿泊費の高騰が著しく、どこに行くにも宿泊費の高さに驚いてしまう。このまま行くと旅費規定に収まるホテルが殆どないという街も出てくるかもしれない。どうなることやら。
というお話。