日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【日本のごはん】32.とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ新橋店(東京都)


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日時 : 2023/01/xx
場所 : 東京都港区(ニュー新橋ビル)
予算 : 1,000円-2,000円/人
滞在時間 : 約30分

東京都内には有名なとんかつ料理店がいくつもあるが、個人的にお気に入りなのが「とんかつ檍(あおき)」。蒲田や銀座のほか、近頃では天空橋(羽田イノベーションシティ)や大門などにも店舗がある。

この「檍」が始めたカレーの店舗が今回の「いっぺこっぺ」で、蒲田、大門、秋葉原と続々と店舗を増やし、2022年初頭に開業したのが今回訪れた新橋店。どことなく怪しげな店舗の多い「ニュー新橋ビル」内にある。営業時間は11:00から20:00まで。

(外部サイトによる店舗情報はこちら)

tabelog.com

■ 地図情報

ニュー新橋ビルに入ると金券ショップやカウンターのみの飲食店など、小規模な店舗が立ち並んでいる。そういえばこの一帯は再開発の噂があったが、このビルはどうなるだろうか。

いっぺこっぺ ニュー新橋ビル

ニュー新橋ビル/ 雑然と小さな店舗が並んでいる

ともあれ、館内をしばらく歩くと黄色い看板の「いっぺこっぺ」を発見。ちなみに目の前にはボリュームの多い豚丼を出す「豚大学」がある。御茶ノ水駅前の「豚野郎」が繁盛して以降、都内には豚丼専門店が増えたような気がするが、淘汰されたお店が多いジャンルの中で同店舗はなかなか息の長いお店。

いっぺこっぺ ニュー新橋ビル

ニュー新橋ビル/ 店舗は「豚大学」の正面あたり

この日お店を訪れたのが閉店の20時に近かったこともあり、並んでいたのは数人のみ。券売機で食券を購入して10分も待たずに席につくことができた。

いっぺこっぺ ニュー新橋ビル

ニュー新橋ビル/ 食券を購入してから並ぶシステム

注文したのは「かつ丼」。近頃東京では「卵でとじないかつ丼」が流行っていて、このお店もこの流行りに乗った仕上がり。ちなみに、知る限りでは「檍」系列でかつ丼を提供しているのは今のところこのお店だけ。かつはそれほど厚みがあるでもないが、程よく脂がさしていてちょうどいい塩梅。

カウンターには塩が数種類用意されているのだが、個人的にはちょっと癖の強い「ナマック岩塩」がお気に入り。温泉地のような硫黄の匂いがするが、意外に?とんかつとの相性は良好。

いっぺこっぺ ニュー新橋ビル

かつ丼」は卵でとじないスタイル

この日は追加で「ササミかつ」を注文。ササミはややもするとパサパサになりがちだが、ちょうどいい具合に揚がっていた。

いっぺこっぺ ニュー新橋ビル

オプションで「ささみカツ」を注文した

何やらこの日は最後に入ったお客さんの調理を忘れて片付けを始めてしまったようで、ひと悶着しているところを横目に完食し退店。オペレーションには少し問題があったかもしれないが、味には問題ないお店。

ニュー新橋ビルには他にも美味しいお店が多数あるから、何かの折に新橋駅を利用した際にはちょっと怪しげなこのビルでお昼ごはんをここで食べるというのもよいかもしれない。

というお話。