日時 : 2023/01/xx
場所 : 鹿児島県鹿児島市
予算 : 1,500円-2,000円/人
滞在時間 : 約30分
黒豚の産地でもあり、とんかつにしゃぶしゃぶなど、豚料理の盛んな鹿児島県。とんかつ店も数多く存在するが、その中でも評価の高いのが鹿児島中央駅近くにある「とんかつ川久」。2012年に一旦閉店したものの、常連客がのれんを受け継いで2013年に復活したお店。
(外部サイトの店舗情報はこちら)
■地図情報
鹿児島中央駅の東口を出て右手に進み、横断歩道を渡って小道を2-3分行くと、お目当てのお店は右手にある。お昼どきなんかに行くと店舗前に行列ができているからすぐに分かるはず。
以前は鹿児島市内の海沿いにあった商業施設「ドルフィンポート」内に系列店があったのだが、商業施設そのものが定期借地権の満了に伴い閉鎖されてしまったため、現在では鹿児島中央駅近くのこちらの店舗のみ。
空席待ちは店内にある整理券受付機にエントリーすると、番号が近くなれば発券機から自動で呼び出し電話がかかってくるシステム。ともすると店頭で並んで待つ必要もないのだが、どういうわけか店頭にはよく列ができている。
この日は17時の夜の部開店と同時に到着し、運よく1回転目で入店することができた。以前はさほどでもなかったが、COVID-19を受けて店内のパーテーションが増えて少し窮屈。そういえば、座敷の壁には北海道のテレビ番組「おにぎりあたためますか」の出演者によるサインが掲げられている。
この日は(というよりいつもだが)「上黒豚ロース」を注文。揚げ時間に15分ほど要する旨と、若干赤みが残った揚げ具合がおすすめという注意を了承してしばらく待つことに。
10分ちょっと経ったところで配膳。とんかつは以前より少し小さくなったような気もするが、それでも250gと十分な大きさ。ちなみに「タイムズカーシェア」の会員カードを呈示すると「川久コロッケ」が1個無料になるサービスがあり、今回はそれを利用している。
ここのお店は衣が薄く、あまり主張しないタイプ。若干揚げ具合にムラがあり、訪問数回に一回くらいの割合でハズレを引く*1こともあるが、平均すると大体いい具合に揚がっている。事前の予告通り、中心部がほんのりピンク色になっているのが特徴。
つけだれは「ゆずみそ」「しょうゆだれ」「ソース」の3種類。個人的には鹿児島らしく甘めの「ゆずみそ」が好みだが、これはお好みに合わせてと言った感じ。ちなみにつけだれはレジ前で販売しているので、気に入れば買って帰ることもできる。
お盆や正月などの長期連休中は絶望的に混雑していることもあるが、その場合であっても閉店間際の20時過ぎくらいになれば空いていることがある。必ずなどと保証はできないが、少し時間を外してみるのも戦略。また、開店直後の1回転目のみ予約することができるようなので、時間が調整できる場合は予約した方が予定が組みやすいかもしれない。
なお、以前はクレジットカードも利用できたが、2023年に訪問した際には現金決済のみに戻ってしまっていたので、予め現金を用意しておくことをお勧めする。また、もし時間がないという場合は鹿児島空港内にあるレストラン「エアポート山形屋」で同店監修のとんかつが提供されているので、それを試してみるというのも一つの方法。少しサイズが小さいなど全く同じではないが、近しい雰囲気は出ている。
(鹿児島空港で提供されているメニューについてはこちら)
■参考情報
営業時間 : 昼11:30-14:30/夜17:00-21:30(LO : 21:00)
定休日 : 火曜日
※ 訪問当時の情報。最新の情報は各自確認されたい。
というお話。
*1:過去何度か、衣がえらく水っぽいことがあったといえばあった。
