日時 : 2022/01/xx
場所 : 宮崎県宮崎市
予算 : 1,500円-2,500円/人
滞在時間 : 約1時間
大分県中津の空揚げや鹿児島県の鶏の刺身など、どういう訳か鶏料理が盛んな九州の東側だが、宮崎県は鶏の炭火焼きのほか、「チキン南蛮」が有名。中でも有名なのが宮崎市内を中心に数店舗を展開しているのが「おぐら」で、宮崎駅近くに2店舗を展開している。
(公式サイトはこちら)
■地図情報
今回訪れたお店はJR宮崎駅から徒歩で15分ほどの瀬頭(せがしら)にある。駐車場は店舗前と店舗奥にそれなりの台数が用意されているが、お盆や正月などの繁忙期は駐車場待ちの列が形成されることも。それゆえ繁忙期は県道341号線を宮崎駅方向から南下し、左折して裏通りからの入場が推奨されている。
店舗外観はトーテムポールが屋根を支えていて、一見すると何料理のお店かよく分からないところも含め、ひと昔前のファミリーレストランの雰囲気。
注文したのは「スペシャルランチ」。「ランチ」という名称ではあるが終日提供されているメニューで、1/2サイズのチキン南蛮、エビフライ、バーベキュー串が載っかっている。他にもチキン南蛮1/2サイズ、ハンバーグ1/2サイズの「ビジネスランチ」というセットもあるのだが、どのあたりが「ビジネス」なんだろうか。
「チキン南蛮」というのは今回訪れた「おぐら」のように、揚げた鶏肉を甘酢に漬けたものにタルタルソースがかかっている、というのをイメージしがちだが、別の機会に訪れた、元祖と言われる「直ちゃん」ではタルタルソースは添えられていなかった。
ちなみに「直ちゃん」は宮崎市街地から北へ100kmほど離れた延岡市にあるお店なので少しアクセスしづらいが、元祖との食べ比べというのも面白いかもしれない。同じ料理でくくったものか迷うほど、それぞれの調理方法は異なっているように見える。
(チキン南蛮発祥のお店「直ちゃん」についてはこちら)
こちらの「おぐら」は総じて量が多めなので毎日毎日食べるようなものではないが、どういう訳かしばらくすると食べたくなる中毒性がある。とはいえ陸の孤島の宮崎県、そうそう何かのついでに訪れるようなところでもないから、例えばプロ野球のキャンプ観戦なんかで宮崎県を訪れた際などに立ち寄ってみてはいかがだろうか。
というお話。