日付 : 2022/04/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : シングル(12.25㎡)
羽田からの始発便で大分へやって来て、南九州を大きく1周して大分まで戻ってきた。その詳細については機会があれば紹介するとして、この日宿泊するのは、大分空港から徒歩圏内にある「HOTEL AZ 大分空港」。
■ 地図情報
鹿児島でも時々見かけることから名前こそ知っていたものの詳細を知らず、改めて沿革を調べてみると、一昔前は「亀の井ホテル」として営業していて、一時西日本に多く出店しているファミリーレストラン「ジョイフル」の子会社だったこともあったらしい。
(公式サイトはこちら)
レンタカーでホテルに到着したのは0時を少し廻った頃。店舗は空港のほど近くで、車社会の大分県らしく駐車場も割と広め。現在90店舗弱が営業しているそうで、利用の有無はともかく、西日本、とりわけ九州を旅していると、虹が描かれているこのホテル外観を見たことがあるという方も多いのでは。
玄関を入ると、フロントの手前左側には小さな物販スペースがあり、全アイテム100円で販売されている。他のホテルでは見かけないが、急に必要になったもののコンビニまで買いに行くのはめんどくさい、といったケースはしばしばあるから、地味に重宝する取り組みかもしれない。
ともあれ、チェックインを済ませて客室へ移動。この日はオーソドックスな「シングル」タイプのお部屋。広さは12㎡で、概ね東横インと同じくらい。到着が深夜、出発は早朝なので、これくらいの広さでも特に問題ない。
作業机はそれなりに横幅があるタイプ。デスク用の電源は天板ではなく、壁面に設置されているから作業スペースを支障しないのがありがたい。
水回りは標準的なシステムバス。アメニティも歯ブラシくらいでこれといって特筆するようなものはないが、強いていえばこの部屋の広さにしては浴槽は広い方。
この日は何だかんだ車で500km近く走ったからそれなりに疲れが溜まっていて、到着後ほどなくして就寝。ベッドボードそのものには電源の類はなかったが、壁面にコンセントが2口設置されている。同色で見にくいが、写真の目覚まし時計の左手あたり。
翌日は比較的朝が早く、09:05発の伊丹行きで出発予定。その前に利用していたレンタカーを返却する必要があり、朝8時前にホテルをチェックアウト。同ホテルには朝食バイキングが無料でセットされているが、この日は利用せずだった。
夜には窓の外の様子がわからなかったが、出発前に眺めてみると、目の前には野球場があり、その奥にはCanonの工場?があった。どうやらカメラ製品を製造する「大分キャノン」の本社と安岐事業所があるらしい。
今回車を借りたレンタカー店舗の営業開始は08:00。それに合わせて07:50頃車に乗り込み、ホテルに隣接するガソリンスタンドで給油してから車を返却した。ちなみに大分空港に関してはガソリンスタンドはレンタカー店舗の並びにあり、街から空港まで向かいしなに給油も済ませられるのは手軽でいいところ。
開店直後に返却する車は思いの外多く、少し待ったものの08:10頃には送迎車で空港ターミナルに到着。チェックイン締切ぎりぎりに焦るのは嫌だったから、余裕をもって到着できてとりあえずひと安心。この日は一旦伊丹空港へ飛び、その後東京へ帰ってきた。
立地が比較的ニッチで総じて便利という感じではないかもしれないが、ほどほどの値段で宿泊できるのがありがたい。こと大分空港の店舗に関して言えば、市街地から距離が遠いがゆえ、始発便に搭乗する際なんかは大分駅周辺に宿泊するよりも負担が軽減される気がした。空港までの送迎がないのが珠にキズだが、言っても徒歩10分ほどなのでうまく使うと重宝しそう。
というお話。