日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】スーパーはくと3号(京都/鳥取)


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便名 : スーパーはくと3号
日付 : 2021/12/xx
区間 : 京都(08:50)→鳥取(11:58)
乗車クラス : 普通車自由席

大移動Day。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

JR西日本どこでもきっぷ」を利用し、西日本を横断している一日。始発のサンダーバードに乗って金沢から京都までやって来た。ここからは「スーパーはくと」で一路鳥取を目指す。

割と長距離の移動になるが、今回乗車するのは自由席。というのも、この列車は先頭車両が窓の大きい展望構造で、良い席が確保できれば指定席よりも楽しく移動することができる。そんなわけで、行列に参戦するため、金沢からはわざわざ最短乗継ぎよりも1本早い始発のサンダーバードで移動してきた。

JR京都駅 駅名標

京都駅

07:50過ぎに京都駅に到着した時点で出発までは1時間ほどあるが、ホームには既に数人が列車を待っている状況。その後、発車30分ほど前から順次乗り口前に列が形成され始めた。ただ、このホームは大阪方面への新快速電車も発着するのでホームはかなり混雑していて、列になって列車を待つのは中々憚られるような状態。せめて新快速とはホームの反対側の発着にすれば、行列と乗降客が交錯するようなことは起きない気がするのだが。

私の前には2人連れが並んでいて、先頭車両としては3人目の乗客。まとまって座ってくれれば進行方向右か左か、どちらかの最前列は確保できるかと思ったものの、最前列は先頭の2人が左右に散らばってしまい前回同様2列目に着席。これ以上早く到着することは旅程上難しく、こればかりはどうしようもなかった。時間に余裕があれば、出発1時間ちょっと前から並んでおけば好きな座席を確保できたかもしれない。

なお、その後車内は混み合ってきて、始発の京都駅出発時点でほぼ満席になった。「どこでもきっぷ」効果なのかもしれないが、大阪辺りから乗車する場合は指定席の混み具合などから混雑状況を把握しておくことが得策。この列車、途中で大量の乗降がある列車ではないから、序盤で席にありつけないとなかなか厳しい。

(その「前回」がこちら)

biketourist.hatenablog.com

ともあれ、程なくして京都駅を出発。無料列車が十分速い関西圏らしく、京都を出てから姫路までは、ほどほどの速度で走っているにもかかわらず新快速を追い抜いたり追い抜かれたりはしないダイヤ。この日は天気がよかったから、舞子辺りでは明石海峡大橋が綺麗に望めた。

スーパーはくと3号 明石海峡大橋

(@舞子付近)正面に明石海峡大橋

前面窓はかなり大きく、ちょっと身体を動かせば前方の様子は割と容易く確認できる。ただ、座席の背もたれはそれなりに高いので、2列目以降から前方を見るにはある程度背伸びをしないと厳しく、ずっとその姿勢を維持するのは少しばかりしんどい。そんなわけで、寝たり起きたりを繰り返しながら過ごした。

スーパーはくと HOT7000系 2列目 全面展望

普通に座ると前方は見えない

この列車に使われる車両は1994年にデビューしたのち、数年前にリニューアルされて現在に至る。古い車両ではまもなく30周年を迎えるから車内はちらほら時代を感じさせる部分もあるものの、概ね現代仕様にアップデートされていて座席足元にはコンセントの設備もある。思い返すと、車内に乗客用のコンセントが設置され始めたのは2000年頃辺りだっただろうか。

座席の表地はリニューアルの際に更新されたそうで、現在は鳥取らしい砂紋模様。枕カバーはいくつか種類があり、座席ごとに違う模様が用意されていて、着席した座席は智頭町にある「石谷家」なるもの。大変勉強不足だが私は存じ上げなかった観光名所。

スーパーはくと HOT7000系 座席

近頃では必須設備のコンセント

スーパーはくと HOT7000系 座席

窓側座席は砂丘模様

姫路までは概ね定刻通りで走ってきたが、姫路を出て少しした網干辺りで突然ノロノロ走行になった。網干駅に車庫があるから入出庫か何かの列車が進路を塞いだせいかと思ったが、特にすれ違う列車もなく、何が起きたのかはよく分からないまま。網干を通過してもそれほど速度は上がらず、若干遅れのまま上郡駅に到着。

ここから先はしばらくJRを離れて智頭急行線に入り、智頭駅までショートカット。なお、この「どこでもきっぷ」は智頭急行線も対象範囲に含まれていたから、追加料金なく通過することができる。

JR山陽本線 上郡駅

(@智頭駅)普通列車智頭急行ホームから出発

ここから高速走行が始まるが、朝が早かったことでずいぶん眠くなり、しばらく寝ているうちに列車は再びJR線に復帰、鳥取駅まで5分ほどのところまで来ていた。列車はいつのまにか定刻運行に戻っていたが、少し強めの雨が降りだしている。寝ぼけた頭を慌てて起こし、身支度をしているうちに鳥取駅に滑り込んだ。

スーパーはくと3号 鳥取駅

(@鳥取駅)京都駅から約3時間で到着

鳥取というとえらく行きづらく、遠いところのイメージがあるが、実際移動してみると姫路駅から1時間30分ほどで到達でき、イメージほどは遠くなかった。

今回乗車してきた下り列車は先頭車両が自由席だったが、鳥取から関西方面に向かう上り列車は先頭車が指定席なので、事前に眺望の良い席を確保することが可能。ただ、時々客席からあまり前方の見えない車両が先頭に立つことがあるそうで、これに当たる可能性も念頭において座席選びをされることをおすすめ。公式ホームページによると、この車両は毎日特定の列車に充当されるというわけではないのだそう。

鳥取駅では次の列車までちょっとした空き時間を設けておいたので、駅近くにあるお目当てのお店に向かうことに。なお、今回乗車した「スーパーはくと」号は近い将来新型車両に更新されることが予定されているそうで、もし現行車両に興味があれば積極的に機会を計画した方がよいかもしれない。

というお話。