便名 : たにがわ414号
日付 : 2022/03/xx
区間 : 高崎(19:43)→大宮(20:15)
乗車クラス : 普通車指定席
運行 : JR東日本
数日間の滞在を終え、用事が終わって帰京。
(滞在していたホテルはこちら)
東京へは新幹線で帰るのだが、今回は東京駅ではなく大宮駅で下車する。ご存じの通り、大宮から先の都内区間は新幹線とはいえ最高130km/hの区間なので、在来線に乗り換えても所要時間に大差ないのだ。余談だが、大宮駅構内の「エキュート」には評価の高い飲食店が多いから、乗換えついでに食事をするというのも悪くない選択肢。
(「エキュート大宮」についてはこちら)
ところで、群馬県高崎市は「だるま」が有名な土地。それもあって駅構内には至るところにだるまが飾られていて、中には蒸気機関車を模した真っ黒のだるまもある。余談だが、「水曜どうでしょう」でだるまを積み込んだのもここ群馬県高崎市*1。
今回乗車した新幹線は19時台後半の便だが、この時間帯、高崎駅は通過列車がかなり多い。前の新幹線が出発していった後ほどなくしてホームに上がったところ、越後湯沢から大宮までノンストップの上越新幹線「とき342号」、長野から大宮までノンストップの北陸新幹線「かがやき514号」が立て続けに通過していった。1本くらい停まってくれればとも思うが、大局的に見れば適切に遠近分離が図られているとも言える。
大宮までは30分ほどの所要時間で、何なら立っていても問題ないくらいの所要時間だが、「新幹線eチケットサービス」では自由席と指定席で値段に差がなかったことから指定席を手配。ここ最近の世代交代が進んだ結果、「たにがわ」号にもグランクラスが設置されているが、利用率はどんなもんなんだろうか。
乗車した3月といえば学生は春休みシーズンで、そのせいか車内は年齢層低め。かなり混雑しているが、乗客の多くはガーラ湯沢のスキー場でスキーなんかをした帰りなのかもしれない。せめて思い出が作れるような状況になっているだけ、ここ最近2年間の春より少しは救いがあるだろうか。
それにしても上越新幹線は各駅停車の「とき」があったり、速達タイプの「たにがわ」があったりと、とかく種別がややこしい。この列車は高崎から先、完全な各駅停車。本庄早稲田、熊谷と停車していく中で、熊谷駅ではあまり入らない11番線に到着。あまりに利用頻度が低いせいか、ホームは鳥のフンがあちこちに残っていて少し汚い。
そんなことを思っているうち、熊谷を出ると14分で大宮に到着。今回は新幹線を降車。32分は寝るにはちょっと短いくらいの何とも言えない所要時間。ただ、高崎から大宮までは在来線特急で約55分、快速で約70分だから、新幹線で約30分というのは費用対効果がかなり高い。
一方で、先述の通り大宮から先の新幹線は最高速度が制限されている区間に入り、在来線の間に10分の差もない*2うえ、上野駅の到着ホームは地下深いところ。返す返すもこの区間の徐行が勿体ない。
ホームからコンコースに下りると、目立つところに新幹線周年行事のディスプレイがあった。土台の側面には車輪がついているが、ここまで縦で転がして持ってきたんだろうか。
ちなみに当時は東北地方の地震の影響で東北新幹線は一部区間で運転を見合わせていた時期。適切な備えがあったからこそだが、深夜帯で本数が少なかったことで多重事故が防がれたことに加え、脱線した列車で大きな怪我人が出なかったのは不幸中の幸いといった感じ。
ともあれ、中間改札を抜けて在来線へ乗換え。この日は柏方面へ用事があり、ここから東武野田線に乗り換えた。