日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】名古屋空港直行バス(名古屋駅前/名古屋空港)


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便名 : なし
日付 : 2022/02/xx
区間 : 名古屋駅前(19:05)→名古屋空港(19:25)
乗車クラス : 普通席(全席自由)
運行 : あおい交通

名古屋近郊で用事を済ませて次の目的地へ移動。久々に小牧飛行場からFDAで移動する予定。といっても、JALコードシェア便として予約しているのだが。

名古屋駅から飛行場まではあおい交通の運行する直行バスで移動。あまり聞きなれない会社かもしれないが、今回乗車した名古屋駅系統だけでも朝6時から最終22時まで片道あたり45便ほどとかなりの頻度で運行している。

(公式サイトはこちら)

aoi-komaki.jp

ところでこの日は朝から雪がちらついていたのだが、夕方に近づくにつれて徐々に雪が強くなってきた。駅周辺は積もるほどではなかったものの、飛行機の運航への影響は少し気になる降り具合。なお、あまりに雪が強くなって高速道路が通行止めになるとバスが運休になってしまうようだが、幸い特段規制はされていないようだった。

名古屋駅前

写真に映る程度の雪

ちなみにバスは駅前正面からは少し離れた、名鉄百貨店前あたりの発着。駅舎を出て大通りを横断する必要があるから、JR名古屋駅の改札口起点であれば5分ほど見ておいた方が安心。

名古屋駅 セントラルタワーズ前

(別日撮影)後方の丸いタワーが駅ビルのセントラルタワーズ

逆サイド(駅側から)ではこんな感じ。名古屋名物として有名な「ナナちゃん人形」は名鉄百貨店側のアーケードを南下していった先にある。

名古屋駅 名鉄百貨店前

(別日撮影)目の前が名鉄百貨店

出発5分ちょっと前にバス停に到着した段階では既にバスは到着済。雪を払いながら、できるだけ濡れないようにして乗車。運賃は700円交通系ICカードなどは使用できず、現金での支払い。

所要時間20分ちょっとのごく近距離の路線ゆえ、バスは収容力重視の仕様。途中、三菱系の工場近くを通過するからか、バスは三菱ふそう製。尤も、いまや三菱ふそうは約90%の株式をダイムラー保有しているから、三菱系といえるかどうかは微妙なところだが。

あおい交通 名古屋空港直行バス 車内

最前列は封鎖している

飛行場までの所要時間は時刻表上約20分。名古屋駅を出発すると早速名駅入口から名古屋高速に入り、C1都心環状線、1号楠線、11号小牧線のルートを辿り、豊山南出口で高速道路を離脱。なお、今回は夜間かつ雪でお堀くらいしか視認することはできなかったが、天気がよければルート途中の進行方向左手側には名古屋城の姿が見えるかもしれない。

一般道に降りてすぐのところにある豊山幸田、三菱重工南の各バス停に停車し、数人ずつ下車していった。確かにこの辺りは鉄道のアクセスがそれほど良くなさそうに見えるから、バスの利便性が高い地域といった印象。ちなみに元プロ野球選手の稲葉篤紀イチローが通ったという「空港バッティング」は今回下りた豊山南出口の先、豊山インターチェンジ近くにあるらしい。

最終的に空港ターミナルには19:25の到着。途中、高速道路を降りてすぐに右折渋滞に巻き込まれたこともあり20分では着かないかと思っていたが、大半が高速道路の路線とはいえ、なかなか時刻表の精度が高い。

名古屋飛行場では約30分の待ち時間で福岡行きの最終便に搭乗。雪の影響もそれほど受けていなさそうでひと安心。