訪問日時 : 2021/12/xx
出発地点 : 名鉄名古屋本線岐阜駅
到着地点 : JR東海道本線岐阜駅
移動距離 : 約300m
所要時間 : 約10分
私鉄とJRの駅は地味に離れていることがあるが、その一つが今回の岐阜駅。地図上、駅同士の距離は300mほどとそれほど遠くはないものの、完全に隣接してはいないといった塩梅。
中部国際空港(セントレア)から特急列車で名鉄岐阜駅に到着し、東海道線で更に西へ進む旅程を組んでいた。岐阜駅での乗り換えは大分久しぶりということもあり、約30分という少し長めのバッファを設けてある。
そんなわけで名鉄岐阜駅に到着したが、同駅は名古屋本線と各務原線が乗り入れていて、両線のホームに近い2つの改札口がある。今回は乗って来た名古屋本線のホームに近い中央改札口から出発。
改札口を出ると目の前すぐに地上レベルに下りられるエスカレーターがあり、これに乗って地上に下りる。地上はバス通りになっていて、左手に進むとバス乗り場がある。
地上に降りると目の前に両駅の方向を示す案内標識が出てくるが、JR駅は前述のバス通りの向かいにあり、地上の横断歩道、歩道橋もしくは地下道を通じて道路の反対側へ横断する必要がある。
ちなみに上記写真左奥に写っている案内図には以下の情報が示されている。一番近い横断手段は地下通路で、横断歩道は逆方向に少し進んだところに、歩道橋はもう少し先に進んだところを左折したところに設置されている。今回は地下道を選択。
地下道は一本道で、突き当たりがT字に分岐している。ここでも案内標識が設置されているから、この標識にしたがって左方向へ向かうとその先に階段がある。これを上って地上へ。
地上に上がってしばらく道なりに歩くと、正面に階段が現れる。岐阜駅は高架で入り口が2階にあるから、これを上って歩道橋を進む。
歩道橋に上がると左手にJR岐阜駅が見えてくる。駅前広場には2019年に移設設置された名鉄のモ513号車が展示されている。「丸窓電車」と呼ばれたこの車両、2019年3月に岐阜市重要文化財の指定を受けているのだそう。
なお、この歩道橋は屋根がない。この日はそれなりに雨が降っていたが、傘が濡れてしまうと鞄に仕舞うのも面倒で、できるだけ軒先を活用しながら駅まで向かった。
道なりに進むとJR岐阜駅の2階入口に到着。距離こそ短いものの、写真を撮りながら進んだせいだろうか、何だかんだで約7分かかった。
ルート上には割と階段が多いから、どうしても岐阜駅で乗り換えないといけない場合でなければ、当駅よりも名古屋寄りにある名鉄一宮駅と尾張一宮駅で乗換える方が便利でよいかもしれない*1。
■ まとめ
*1:両駅はほぼ隣り合っている。