訪問日時 : 2023/06/xx
出発地点 : JR海浜幕張駅
到着地点 : ZOZOマリンスタジアム
移動距離 : 約1.5km
所要時間 : 約20分
どういう訳か今年は野球観戦の機会が多い年で、エスコンフィールド北海道に続き、ZOZOマリンスタジアムを訪れた。久々だとは思っていたが、記録を遡るとどうやら同球場を前回訪れたのは2016年のことだったようで、実に7年ぶり。
そのZOZOマリンスタジアムへの主要なアクセス手段は最寄りのJR京葉線海浜幕張駅から徒歩、シャトルバス(有料•100円)か、少し離れたJR総武線各駅停車•京成千葉線幕張本郷駅からの路線バスなどがある。これに加え2023年3月からはイオンモール幕張新都心脇に開業したJR京葉線の「幕張豊砂」駅からの徒歩というのも選択肢に現れ、意外と充実している。
最寄りの海浜幕張駅から球場までは1kmほどとそれほど離れておらず、バスに乗るほどでもないから、個人的には駅から歩いてアクセスすることが多今回はそのご紹介。
■ 経路
※ 地図上の経路と実際の経路は異なっている場合あり。あくまで概要理解として。
という訳で、スタート地点のJR京葉線の海浜幕張駅にやって来た。同駅の改札口は2023年9月現在は正面1箇所のみ*1で、球場や幕張メッセなどは改札口を背にして左手方向へ進む。
この日は試合とは別に幕張メッセで大規模なイベントが開催されていたようで、電車を降りてから改札を通過するまでに5分ほどを要した。余談ながら、自動改札機は混んでいるものと空いているものがあり、目立たない左側奥の自動改札機が空いている。
なお、改札を出た目の前のスペースは東京方面からの列車が到着するたびに改札口前はかなり混雑するので、待ち合わせなんかの際には改札口前ではなく少し離れた場所にすると合流しやすい。
前掲の地図をご覧いただくとお分かりの通り、球場までのルートはごく単純で、国際大通りをひたすら真っ直ぐ進み、その後右折するだけ。まず駅を出ると左手にアウトレットモールがあるが、これを横目にロータリーに沿って進む。このとき正面には千葉ロッテのグッズショップ店舗もある商業施設の「プレナ幕張」が見えるはず。
駅前には千葉ロッテマリーンズのマスコット「マーくん」「リーンちゃん」の像がディスプレイされている。同チームのマスコットは3キャラクターいるはずだが、なぜ「ズーちゃん」だけいないのだろう。
ちなみに球場行きのシャトルバスは駅前バス乗り場からの出発ではなく、駅から100mちょっと離れた「プレナ幕張」前からの出発。ロータリーを探しても乗り場はないので注意。運賃は現金の場合100円だが、交通系ICカードで決済すると168円。
なお、徒歩でもバスでもここから球場までの間にコンビニ等はないので、買い物があればこの辺りまでにしておく必要がある。尤も、同球場はペットボトル飲料などの持込みができないので、買い物といっても買う物はそれほどないかもしれないが。
「プレナ幕張」の建物に沿って歩いていくと、右手に停車しているのが前述のシャトルバス。徒歩の場合はこの先ひたすら写真正面に向かって真っ直ぐ歩いていく。徒歩集団の中でも手前の階段を上がる派と奥で上がる派があるが、他勢に影響はないのでそこはお好みで。ただ、奥まで進むとエスカレーターがあるので、階段がめんどくさいという場合はそのまま直進。
海浜幕張駅発のシャトルバスは開場1時間前から試合開始直後まで約5-10分間隔と比較的高頻度に運行されている。運行開始直後からそれなりに利用者は多く、座れるかどうかは運次第だが、気合を入れて乗り込む必要があるほど混雑することもない、といった混み具合。尤も所要時間は5分に満たないので、座れなくとも割り切って乗ってしまった方が待ち時間を考えるとスムーズな気もする。
海浜幕張近辺では割と車線の多い道路同士が交差しているため、駅から球場までの道中には2箇所、横断歩道のない交差点があり、歩道橋で道路を横断する必要がある。ちなみに週末なんかは似たような場所にある幕張メッセへ向かう集団もいて、流れに乗って歩いていくと球場ではなく幕張メッセへ行き着いてしまう場合があるので、お間違えのないよう。
一つ目の歩道橋を下りてしばらく歩くと突き当たりに交差点が見えてくるが、ここにも歩道橋が架かっているので、これを上って道路の反対側へ渡る。なお、ここにはエスカレーターはないので、階段かスロープを利用することになる。
歩道橋から球場方向を見るとこのような感じ。木々に遮られているものの、この時点で既に若干球場の屋根部分が見切れている。この木々が防音効果を果たしているせいか、プロ野球の試合くらいだとあまり音が漏れてくることはないような。
横断歩道の先、球場までは歩道が2本走っているが、左側、球場に近い側の歩道を歩いていく方が楽。二つの歩道にはところどころ段差があり、ややもすると段差の切れ目まで余計に歩くことになる。いずれにしてもまっすぐ歩いていくと、木立が切れたところに球場前の広場が現れる。
余談だが、この日は球場側の歩道に結構な長さの行列ができていた。何事かと思って見てみると、どうやらこれは球場正面の広場で実施されているイベントに参加するための行列。迂闊にこういった列に加わるとタイムロスすることがあるので、あらかじめ何の列か確認されることをお勧め。
ともあれ、JR海浜幕張駅から20分弱で球場正面の広場に到着。ここでは試合開始前から屋台が多数出店していて、結構な賑わいを見せていた。この日はデイゲームで14時試合開始だったが、球場のゲートが開くのは試合開始の2時間前(12:00)。屋根は浅めでさほど日陰の多くない球場なので、その日の天候を見て到着タイミングを調整した方がいいかもしれない。
開場から30年を超え、ちらほら建て替えや更新の噂も上がり始めた同球場。海風に晒され、野球場にしてはなかなか厳しい環境なんだろうとは思うが、良いところは受け継がれていって欲しいところ。
というお話。
*1:現在新設工事に着手したそうだが、球場とは別方向のため、野球観戦の場合はあまり関係ない模様。
