2021年秋も魅力的なきっぷが出揃った。
旅行需要の回復を狙って、日本各地、とりわけ西日本において色々なきっぷが発売され始めており、今回はそんなきっぷのご紹介。すべて一度に紹介しようと思ったが、書いてみると記事が長くなりすぎたので3回に分けることにして、1回目はJR西日本からスタート。
① JR西日本「JR西日本どこでもきっぷ」「JR西日本関西どこでもきっぷ」
JR西日本ではJR西日本全線及び智頭急行が2日間もしくは3日間乗り放題の「JR西日本どこでもきっぷ」と、京阪神地区を中心とした7府県が2日間乗り放題の「JR西日本関西どこでもきっぷ」を発売。2020年の「どこでもドアきっぷ」と違い、最少人数の縛りがない点が特徴的で、後に紹介するJR九州やJR四国の企画乗車券と異なり、土日を含む制限がないので、平日休みの場合でも利用がしやすいのはメリット。
(公式サイトはこちら)
■価格(JR西日本どこでもきっぷ)
3日間版:おとな22,000円/こども11,000円
2日間版:おとな18,000円(一部旅行会社のみ発売)
■きっぷの効力(JR西日本どこでもきっぷ)
JR西日本全線と智頭急行線の新幹線･特急を含む自由席、宮島フェリーが期間中乗り放題。これに加えて普通車指定席も6回まで利用可。
■価格(JR西日本関西どこでもきっぷ)
2日間版:おとな10,000円/こども5,000円
■きっぷの効力(JR西日本関西どこでもきっぷ)
北陸本線敦賀駅以西で山陽本線倉敷駅以東のJR西日本･智頭急行線について、新幹線･特急を含む自由席が期間中乗り放題。これに加えて普通車指定席も6回まで利用可。
※詳細は公式ページ内のエリア図参照のこと
■利用可能期間及び発売期間
利用可能期間:2021年10月15日から2021年12月26日まで
発売期間 :2021年10月8日から2021年12月18日まで
※利用開始初日の7日前までの発売(=3日間版は2021年12月17日まで)
■発売場所
上記いずれもJR西日本公式サイト(e5489)もしくは主要旅行代理店
※駅窓口での販売はないので注意
例えば大阪市内から福岡市内までの片道が15,600円(普通車指定席利用)なので、往復するだけで十分元がとれてしまうというのはかなり破格といえる。
昨年2020年に発売された「どこでもドアきっぷ」と違い、複数人での利用は求められていないので、これからのご飯の美味しい季節、その日食べたいものを求めて一人でどこかふらっと出掛ける、というのも良いかもしれない。当日購入することはできないから、事前にきっぷを購入しておく必要はあるが。
というお話。
