便名 : SKY/BC0791
日付 : 2021/05/xx
機材 : B737-800
区間 : 茨城(IBR)08:35→札幌千歳(CTS)10:00
所要時間 : 01:25
区間マイル : 不明
搭乗クラス : 普通席
運航 : SKY(スカイマーク)
気づくとここ数日茨城空港関連の記事が続いているが、一旦これが最後。これは茨城空港から札幌まで飛行機で移動した際の記録。
搭乗したのは茨城空港朝8時過ぎ発の便。以前の記事に記したとおり、頑張れば都内からでも間に合うのだが、早起きするのも面倒で前日は水戸駅付近で宿泊。水戸駅南口を07:10発の高速バスで茨城空港までやって来た。
(その「以前の記事」はこちら)
空港に到着したのは出発の約45分前。さほど渋滞しないルートだからなのだろうが、便数が少なく個別の便に対応してバスを運行する地方空港にしては割と攻めた到着時刻。
一通り空港見物をした後手荷物検査場を抜け、制限区域内へ。日本国内でも空港によっては売店ひとつないケースもあるが、茨城空港は小規模ながらも売店があった。
しばらくして搭乗開始。先日の「空港探訪」の記事にも記したとおり、各搭乗口に搭乗橋はなく、100mちょっとの歩行者通路を経て飛行機には階段での搭乗。
(空港施設に関する記事はこちら)
そういえば、他の空港では空港内の車両は各航空会社が保有していることが多いように思うが、こちらの空港ではどの車両にも茨城県のシンボルがついている。路線を就航、維持するために茨城県が機材を用意しているだとか、もしかするとそんな努力があるのかもしれない。
そういえば、飛行機に搭乗する際に利用するタラップ車の一部には、空港近隣の大洗町が題材になったアニメのキャラクターがラッピングされている。残念ながら一度もそのアニメは見たことがなく、よく分からないのだが。
ともあれ、搭乗してしばらくするとドアが閉まり出発。この茨城空港、滑走路が2本ある空港にしては珍しく平行誘導路はないそうで、滑走路端まで走って一回転したのち、南から北方向に向けて離陸。
離陸上昇中の進行方向左手側には偕楽園や水戸市街地が見える。例に違わずあっという間に雲のなかに入ってしまったので、あまり風景を楽しめる時間は長くなかったが。
上空の天候は割と安定しており綺麗な青空。雲は割と厚く、地上の様子はなかなか分からなかったものの、仙台あたりでは一瞬雲が切れて街の様子が窺える瞬間もあった。
ベルトサインが消灯すると機内サービス。サービスの省力化によって低価格を実現しているスカイマークだが、飛行中には「SKY CAFE」としてキットカットとコーヒーのサービスがある。
(詳細は公式サイトへ)
飛行機は同社の機材のなかでは割と新しい機体だったようで「スカイインテリア」仕様。天井の部品に曲線が多かったり、荷物棚が大型になっているところが従来型との相違点。1荷棚あたり、縦36cm*横56cm*奥行23cmの鞄が従来よりも2つ多く格納できるのだとか。
そうこうしているうちに体感できるほどの重力変化があり徐々に降下開始。この日は苫小牧方向から一直線に降下して着陸するルートで、最終的に時刻表よりも5分ほど早く新千歳に到着。
到着してみると、沖止めではないもののターミナルの果てにある搭乗口。ただ、新千歳空港の形状(半円状)の甲斐もあってか、JRの改札口までは思ったよりも遠いという印象は受けなかった。
早足で地下へ移動すると10:06発の快速エアポートに間に合った。思ったよりも1本早い電車に乗車できたのは大きい。