国内の主要都市へ片道2,500円。
2021年に7年連続の都道府県魅力度ランキング最下位を脱したものの、いまいち存在感の薄い茨城県。そんな茨城県にある茨城空港発着の航空券が期間限定で安い、という話。
個人的には茨城は縁のある都道府県だけに頑張ってもらいたいところ。ちなみに、「いばらぎ」ではなく「いばらき」。携帯ではどちらでも変換できてしまうから、なおのこと覚えづらい。
(公式サイト情報はこちら)
www.skymark.co.jp
■運賃概要
茨城空港発札幌･神戸･福岡･沖縄行きが片道2,500円、宮古(下地島)行きが6,000円
取消、払戻しは不可だが、同種運賃、同一運賃に限り予約変更可
■対象期間
2021年11月13日から2021年12月19日までの搭乗分
■予約受付期間
2021年10月27日(水曜日)12:00発売、搭乗日10日前まで予約受付
LCCではないスカイマークなので、持込手荷物の重量制限や預け荷物の個数に頭を悩ませる必要もなく、支払手数料もかからないシンプルな運賃なのが分かりやすくてよい。
難点と言えば都心から遠いところだが、茨城空港始発便の神戸行き(07:35発)であっても上野駅05:11発の常磐線から石岡駅でバスに乗り換えるコースでぎりぎり間に合う(07:08着、上野からの運賃2,147円)など、思っているよりは遠くない。また、常磐線は日中の時間帯、1時間に1本乗換駅の石岡に停車する特急が走っており、時間が合えば特急を使うことで時短を図ることも可能と思われる。
なお、あまりに早朝で移動が大変という場合は別途宿泊費を要するものの、水戸駅、つくばセンター(=つくば駅)、石岡駅からのバス片道運賃が無料になるキャンペーンが実施されているので、これを利用するのも良いかもしれない。
※つくばセンター便は2021/10現在運休中
(該当キャンペーン情報はこちら)
東京駅と茨城空港を結ぶ高速バスも同様に2021/10現在は運休中。運賃の安さも相まって訪日客を中心としてかなり盛況だったと聞くから、また賑わいが訪れることを願うばかり。
茨城空港は自家用車利用者に手厚く、臨時駐車場を含めると計3,600台分の駐車スペースが用意されていて、しかも駐車無料。更に直近では常磐道の千代田石岡ICから空港までのアクセス道路が全通しており、高速道路を降りて約15分まで空港まで到達できるそうなので、自家用車でのアクセスが最も利便性が高いかもしれない。
ここまでは茨城県を出発地とした話を進めてきたが、茨城県を目的地とした旅行をする場合、茨城空港発着の搭乗券を提示すると県内の観光地で割引を受けられるだとか、レンタカーが48時間まで1,000円で借りられる(ただし県内での宿泊が必要)などといったキャンペーンも展開されているので、これを機に茨城を訪れてみるのもいいかもしれない。
(キャンペーンの概要はこちら)
そんなお話。
