日付 : 2020/07/xx
所要時間 : 約10分
すっかりこのカテゴリを放置してしまった。色々な記事が渋滞しており順序がごちゃごちゃになっている。
今回の記事は西日本のハブ、伊丹空港。2020年の夏にリニューアル工事が終わり、見違えるような姿に生まれ変わった。そんな伊丹空港からは、飛行機には近すぎ、鉄道では行きにくいような所を中心に、いくつかの長距離高速バス路線が設定されている。たとえば、徳島、淡路島や、天橋立、舞鶴など。
(公式サイトはこちら)
この長距離バス、従来はモノレール駅直下の駐車場の脇に小さなバス停があったが、リニューアルを機に立派な長距離バス用のバス停が整備された。昨年、伊丹から岡山までの高速バス(現在停車便は休止中だが)を利用したので、飛行機で到着してから、どうやってバス乗り場までたどり着くかなんて話を。
ちなみに、レンタカーの受付もほぼ隣接しているので、同じルート。
(当時の乗車記はこちら)
リニューアル後の伊丹空港では到着すると、JAL系・ANA系の別に関係なく、中央の到着出口から制限区域外に出ることになるので、今回はここからスタート。
余談だが、到着出口の正面には大阪お馴染みの「551蓬莱」の店舗がある。旧ターミナルはANA側のみ店舗があり、JAL搭乗時はなかなか利用機会がなかったが、新ターミナルではJAL利用者もだいぶ利用しやすくなった。
通常、近距離の空港バスやモノレールで移動する場合は到着出口からそのまま直進するが、長距離バスを利用する場合には「左折」し、JAL側の手荷物検査場方面へ進む。
お土産屋さん通りを抜けると、手荷物検査場エリア。
建物の構造なんかには若干の面影を残しているが、手荷物検査には最新の機械なんかが導入されており、昭和の雰囲気は一掃された。この記事では紹介しないが、制限区域内もビックリするような大変貌を遂げているので、また機会があれば紹介したい。
突き当たりまで行った先、JAL側手荷物検査場の手前で「右折」。すると、目の前にエスカレーターがあるので、これで地上階に降りられる。なお、エレベーターもそう遠くないところに設置されている。
地上階に降りると、以下の写真のような風景。この辺には、7月には七夕の笹飾り、12月にはクリスマスツリーなんかが飾られている。バス停へは、エスカレーターを降りたあと「左方向」へ進む。
ターミナル端までたどり着くと、出入り口の看板に「長距離バス」「レンタカー」の文字があるので、ここから外に出る。改めて見てみると、文字が同化している上に小さく、なかなか掲示が見辛いような…。
ターミナル外に出ると屋根つきの通路があり、突き当たり左手にはレンタカー店舗があり、右折するとバス乗り場がある。写真中右手の建物が高速バスの待合室だが、2020年時点ではまだカウンターも稼働開始しておらず、単に椅子があるのみ。したがって、ここでチケットを購入することはできない。
最終的にたどり着くバス停はこんなところ。ゆっくり写真を撮りながら歩いてきて、ここまで大体10分ほどの道のり。ちなみに、バス停には特に風避けになるような設備はなく、土地柄夏は暑く冬は寒いので、出発直前までターミナルか、待合室にいるのが得策。
バスを待ちつつしばらく様子を眺めていたが、近距離の空港リムジンバスと違って、到着便についてもここで降車する模様*1。JALはともかく、ここからANAのターミナルまではだいぶ距離がある。
いまは新型コロナウィルスの影響で多くの路線に減便・運休が生じているが、収束した暁にはきっと大車輪の活躍を見せてくれるはず。
(まとめ)
- 到着口から長距離バス乗り場までは10分程度
- 1階分の上下移動あり。エレベーター/エスカレーターの利用可