便名 : JAL/JL0103
日付 : 2021/02/xx
機材 : B787-8(788/E21)
区間 : 東京羽田(HND)07:25→大阪伊丹(ITM)08:35
所要時間 : 01:10
区間マイル : 280
搭乗クラス : クラスJ
運航 : JAL(日本航空)
再度緊急事態宣言が発出されて約1ヶ月が経過。比較的年始は繁忙度が高い日が続き日に1度も外に出ない日が続いていた。2月に入りようやく少し落ち着き始め、日帰りではあるものの所用で大阪まで往復することに。
この日は京急を利用して朝7時前に羽田空港に到着。普段、この時間の列車はつり革があらかた埋まる程度に混雑しているところ、座席も半分程度の埋まり具合。
2月に入り、JALは再度羽田の北ウィングを閉鎖。すべての便のチェックイン手続を南ウィングで実施する関係でエスカレーターも停止している。飲食店舗も短縮もしくは臨時休業と、かなり寂しげな状況。
手荷物検査場を通過して、この日の搭乗口は16番。カウンターや手荷物検査場は閉鎖しているものの、搭乗口は南側だけでは足らず北側の搭乗口も使用している。その結果、南側から北側まで、場合によっては長距離移動があるので注意が必要。なお、ラウンジは北ウィングも営業していたようだが、利用しなかったため詳細不明。
しばらく歩いてゲート前に到着するとちょうど優先搭乗が開始された頃合いで、ある程度列が解消されて待たなくなった辺りで搭乗口を通過した。この日の搭乗クラスはクラスJ。予約時は比較的空席が多く、ガラガラかと思っていたのだが、想定外に混雑していて満席。そういえば、搭乗の際、久しぶりにフレックストラベラー募集の放送を耳にした。いつ以来だろうか。
しっかり座席が埋まって、時刻表通りにドアクローズ。この日の座席は進行方向左の窓側で、クラスJのなかで最前列の5A席。
離陸はD滑走路からで、空港内を10分以上ごろごろと転がってから離陸。もう少し滑走路が近ければ所要時間が短くなるのだが…。
離陸すると東京湾上で旋回し、西へ一直線。大阪行きのA席側は機窓が途中までほとんど海しか見えないのだが、加えて午前中の便は太陽が反射して写真もろくに撮れないのが残念ポイント。ただ、たとえば元旦の始発便なんかは初日の出が拝める可能性があるので、比較的高い初日の出フライトに代えて、敢えて始発便に搭乗するというのも選択肢としてありかもしれない。
ちなみにA席側が完全に外れ席かというと、必ずしもそうでもない。伊勢湾を越えると奈良の山間部を越え、右折して伊丹空港への着陸ルートへ進入するが、この際、大阪市街地の上空を通過するので、主要な市内の観光が一瞬でできる。まず最初に見えてくるのは、天王寺にある「あべのハルカス」。高さは300mで、周囲の建物と比べても段違いに大きい。
「あべのハルカス」を視認できてから1-2分ほどで、大阪城上空を通過。
その後続けて見えてくるのが梅田HEP FIVEの観覧車と大阪駅の大屋根。大屋根はつい最近出来たような気がしていたが、実はもう10年近く経っているとか。
最後に新大阪駅の上空を通過すると、もう1-2分ほどで伊丹空港に着陸。
ちなみに、進行方向右側(K席)を選択した場合の機窓は以下の記事を参照。大阪の街は見えないものの、離陸直後に横浜・江ノ島・富士山や名古屋なんかが見える。
(過日の搭乗記はこちら)
ある程度遅れてもいいように予定を組んでいたが、無事時間通りに伊丹到着。到着したゲートは出口から近からず遠からずの17番。そういえば、便数減の影響か、ターミナル北側の奥のほうにもANA機が駐機中。知らなかっただけで、実は普段からそこに止めているのだろうか。
それにしても、減便されているとはいえ、つい1年ほど前に投入されたばかりのB787型機が東京大阪間のほぼ全便に充当され、B777型機をほぼ見かけなくなった辺りに時代の変化を感じてしまう。
作業が押した場合も考えて復路は最終便を手配したものの、日帰りは忙しない。感慨に耽っている間もなく、早速モノレールで次の目的地へ移動した。