便名 : JAL/JL2868
日付 : 2020/08/xx
機材 : SAAB340B
区間 : 釧路(KUH)18:15→札幌丘珠(OKD)19:05
所要時間 : 00:50
区間マイル : 136
搭乗クラス : 普通席
運航 : HAC(北海道エアシステム)
帯広から釧路に向かい、札幌に帰る。
(ここまでの移動はこちら)
北海道の中でも道央と道東ではかなり気候が異なり、比較的気温が高くなりがちな帯広に比べ、釧路周辺は比較的涼しい印象がある。といっても、到着した時点で気温は30度近くあったのだが…。
北海道の空港はどの地域でも比較的新しい印象。路線網はLCC(Peach)が就航したこともあり、東京のほか、札幌、関空と、この規模の空港にしては比較的充実している。それもあって、売店はJAL系のBLUESKY・ANA系のANA FESTAと地場の土産物店が出店している。
展望デッキに出てみると、ちょうど関空からのPeachが到着したところ。乗って来たバスは本来この便へ接続するためのものだから、当然だがちょうどいいタイミング。そういえば、昨夏諸問題で新潟空港に緊急着陸したのは釧路空港からの便だったような。
屋内に戻りしばらくすると丘珠からのHACが到着。この日の機材はSAAB340で、客室のサイズだけ見ればつい今しがた乗って来た高速バスと大差ない大きさ。JACでは引退済、HACも残り2機なので、日本からの引退もそう遠くないはず。あと何回搭乗する機会があるだろうか。
座席ポケットから飛び出しているのは、HAC独自の機内冊子。ボリュームの差はあれど、JAL系の各社は何らかの独自の機内誌を刊行している。ちなみに、子会社で一番内容が充実しているのはJTA。
離陸した時点で時間は18時を廻っていたが、一年で一番日の長い時期とあって、着陸寸前まで夕焼けと日没の境くらいの状態がずっと続いた。余談だが、夏至の頃、東京、札幌、那覇のなかで一番日没が早いのは意外にも?東京。
いくら日が長いとはいえ、さすがに着陸時には真っ暗に。目印になるような建物も見えず、どちら側から進入したかもよく分からないまま着陸。通常プロペラ機中心の丘珠空港では搭乗橋がないから徒歩でターミナルへ。足元を見ると、ターミナルまでのガイドに北海道らしい熊模様。
市街地から空港がそれなりに離れているが、JRでは4時間近いところ飛行機は50分。JRの高速化が一旦落ち着いてしまった今、航空機の利便性を強く感じる路線。釧路はここ数年で何回か訪れているが、幣舞(ぬさまい)橋からの夕日をまだ拝めていないので、いつか一度眺めてみたいところ。
というお話。