日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】ANA/NH4757(東京羽田/函館)


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便名 : ANA/NH4757
日付 : 2020/12/xx
機材 : B767-300ER
区間 : 東京羽田(HND)06:55→函館(HND)08:15
所要時間 : 01:20
区間マイル : 424
搭乗クラス : 普通席
運航 : ADO(AIRDO)

朝イチの飛行機で函館へ移動。前夜はターミナル内の羽田エクセルホテル東急に宿泊していて、出発時刻の40分ほど前にチェックアウトして制限エリアへ。

 (宿泊に関する記事はこちら)

biketourist.hatenablog.com

今回、購入したのはANAのチケットだが、搭乗するのは久々のAIRDO。個人的にはここ数年搭乗した記憶がなく、最後に搭乗したのはもう10年近く前。今回もいつも通りJALでよかったのだが、こと函館に関してはAIRDOが朝早く、こちらの便のほうが都合がよかった。

函館はAIRDOのなかでもローカル路線の扱いゆえ、バスゲートからの出発。中型機に区分されるB767で沖止め、バス搭乗というのは何とも新興航空会社らしい。

ANA4757便 羽田空港 沖留め B767-300

普段よく搭乗する737と比べると明らかに大きい

ANA4757便 羽田空港 沖留め B767-300

北海道の翼

機内に入ってみると、座席も荷棚もどことなくレトロな雰囲気。どうやら、AIRDOにとって2機目で20年選手のJA01HDという機体だった模様。ちなみにこの機体、その後2021年2月をもってお役御免となったのだとか。

ANA4757便 B767-300 普通席 シート JA01HD

近頃、3色以上の座席はあまり見かけなくなったような

ANA4757便 B767-300 普通席 機内 JA01HD

荷棚は膨らみのない直線的なタイプで、テレビはブラウン管

早朝の便だけあって空席多数で出発し、34R滑走路から離陸。

ANA4757便 B767-300 東京湾

東京湾は今日も行き交う船多数

離陸してしばらくは地上が見えていたが、暫くするといつも通り雲の中。搭乗する時間帯のせいもあるが、北関東から東北あたりはろくに眺められたことがないような。

ANA4757便 B767-300 上空

一面の雲海。これはこれで綺麗なのだが。

上空では飲み物のサービス。新興航空会社はどこも飲み物に力を入れていて、例えばAIRDOでは北海道北見産の玉ねぎを使ったオニオンスープのサービス。他にも、九州を中心に路線展開するスターフライヤータリーズのコーヒーが出たり、同じく九州のソラシドエアでは、アゴ(トビウオ)ユズスープなんて変わり種も。

ANA4757便 B767-300 普通席 機内 JA01HD

「ベアドゥ」柄の紙コップ

札幌よりも短い距離だけあって、飲み物を飲んでいるとじきに降下開始。函館空港へは大間側(空港東側)からの進入。着陸寸前になって見えてきた地上はいかにも晩秋といった感じで、東京よりも一足先に冬が近づいていることを体感できるような風景。

ANA4757便 B767-300 亀田半島上空

冬はもうすぐそこ、といった感じ

そんなこんなで時間通りに函館空港に着陸。ちなみに、函館空港の手荷物回転台にはマグロのオブジェが廻っている。有名な大間のマグロと漁場は一緒なのに、本州側と北海道側、上がる場所で値段が若干違うとか、違わないとか。

函館空港 手荷物回転台 マグロ

青森が大間のマグロなら、函館は戸井のマグロ

空港からは、函館駅前行きのバスで市街地へ移動した。空港から函館駅までは比較的近く、バスで20分ほどの道のり。

函館空港 空港連絡バス 函館帝産バス

バスは飛行機の各便に接続して出発。

先日、ソラシドエアとの統合の噂が報じられたAIRDO。新興3兄弟の中では最も影が薄く、個人的には元よりANAの運航子会社に近い印象があったが、それにしても、今後が気になるところ。