日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JAL/JL0168(秋田/東京羽田)


■Sponsored Link

便名 : JAL/JL0168
日付 : 2023/12/xx
機材 : B737-800(73H/V32)
区間 : 秋田(AXT)21:00→東京羽田(HND)22:15
所要時間 : 01:15
区間マイル : 279
搭乗クラス : 普通席
運航 : JAL(日本航空)

札幌丘珠からHAC便で到着し、約3時間弱の待ち合わせで東京行きに乗継ぎ。秋田空港は制限エリア内での乗継ぎはできないタイプの空港で、いちど一般エリアに出てきた。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.comターミナル1階にあるチェックインカウンターを見てみると、秋田空港丘珠空港と同様、すでに新型の自動チェックイン機に交換されていた。意外と交換スピードは早く、あっという間に旧型は駆逐されていくのかもしれない。端末は少し画面の解像度が低めでざらざらしているが、反応は比較的良好。

秋田空港 チェックインカウンター

秋田空港/ 置き換え速度が思いの外早い

横並びのANAのカウンターには欠航便振替の行列ができていたが、その脇には12月らしくクリスマスツリーのディスプレイ。ANAグループらしく青色のデコレーションがされているクリスマスツリーの脇には、秋田犬のぬいぐるみが鎮座していた。

秋田空港 チェックインカウンター

秋田空港/ 秋田らしさを感じさせる装飾

保安検査場はターミナル2階にあり、その奥にはクレジットカードラウンジの「ROYALSKY LOUNGE」が営業している。以前は保安検査場正面の細長いスペースで営業していたが、2023年中に移転の上リニューアルされた模様。電話会議用ブースも複数用意されていて、カードラウンジの中での居心地は国内トップ5に入るかなと言う感じ。他は選定中だが、少なくとも羽田、福岡、広島あたりは選ばれるだろうか。

(公式サイトの案内はこちらから)

www.akita-airport.com

秋田空港 カードラウンジ

秋田空港/ 国内トップクラスのカードラウンジ

そういえば保安検査場の端末が新型に変わっているなと思ったら、搭乗口の改札機も新型に更新されていた。先頃ニュースになっていたが、地方空港では改札機の設備をJALANAで共通化するそうで、実際に改札口には同じ機械が4台横並びに設置されていた。

記事によると、そもそもの趣旨は改札機を共通化してどの航空会社でも改札ができるようにするということだったように記憶しているが、結局各社それぞれ改札機を配置するようではその目的を達成したと言えるのだろうか。少なくとも通過はできそうだが。

秋田空港 搭乗口と新しい改札機

秋田空港/ 同じ機械が各社2台ずつ設置された

改札機は以前のものより通行可/不可のステータスが分かりやすくなっていて、改札機を通行できる状態になると青色で発光する。タッチしてから改札が開くまで一瞬タイムラグがあり、まだ通過するのにちょっと違和感がある。

秋田空港 改札口の通過方法案内

秋田空港/ しばらくは違和感が続きそう

ちなみに以前設置されていた改札機がこちら。使用されてはいなかったが、同空港にはなぜか1台だけ2世代前の改札機が設置されていたのが印象的。投入口は塞がれているが、改札機にチケットを投入していた時代の名残が感じられる。

秋田空港 JALグループの改札機(旧型)

秋田空港/ こうしてみると改札機も進化している

搭乗待合室奥の一角には一般エリアと制限区域がガラスで区画されているエリアがあり、ここには「おなごりホン」として窓越しに通話ができる電話機が設置されている。似たような設備は宮崎空港なんかでも見たことがある。

秋田空港 おなごりホン

秋田空港/ 地方空港でしばしば見かける通話サービス

しばらくして搭乗開始。この日は普通席の中では一番足元の広い、最前列の15K座席を指定した。ここは窓3枚分くらいのスペースがある上、非常口座席とは違って前座席の下に荷物が収納できるのが特徴。ただし、当初から指定できる場合とできない場合があり、その違いはいまいち良く理解できていない。

JAL168便 秋田空港

秋田空港(21:06)/ 地方空港にしては遅めの21時出発

秋田から東京までは279マイルで、ほぼ東京から大阪までと同じくらいの距離。ただ、秋田から東京までを陸路で移動しようとすると盛岡まではミニ新幹線なので東京から大阪と比べれば所要時間が長く、まだ飛行機に優位性が残されている。

この日は出発の段階で「揺れが予想される」旨のアナウンスがあったが、最近はそのアナウンスがあったときほどあまり揺れない印象。この日も同様で、ほぼ通常通りのタイミングでシートベルトサインが消灯し、温かい飲み物も提供された*1

JAL168便 房総半島上空

房総半島上空(21:54)/ 都心上空はほとんど雲がなかった

風が比較的強いのだろうか、空港周辺には雲が殆どなく、かなり早いタイミングから空港が見えていた。通常通り北からの着陸便は第2ターミナル側のC滑走路への着陸で、ゆるゆると地上滑走して第1ターミナルまで移動。

JAL168便 羽田空港

羽田空港T1(22:17)/ 北ウイングに到着

飛行機は定刻を少し過ぎて22:20前に第1ターミナル北ウイングの駐機場に到着し、そこから3分ほどで搭乗橋が接続された。歩く歩道が閉鎖されているコンコースをしばらく歩いてリムジンバス乗り場へ向かうと22:30発の便に間に合って、次の目的地へ向かった。

というお話。

*1:揺れが激しい日は冷たい飲み物のみ提供されるか、飴のみ提供されるというケースもある。