日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【日本のごはん】41.ラッキーピエロ函館駅前店(北海道)


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日時 : 2023/04/xx
場所 : 北海道函館市
予算 : 1,000円-2,000円/人
滞在時間 : 約30分

「函館の観光といえば」という話をすると「函館山」の次くらいに出て来るほど有名な、函館のみで展開しているお店「ラッキーピエロ」。紹介するまでもないかもしれないが、折角なのでご紹介。

ラッキーピエロ」はローカルのチェーン店で、ハンバーガーやカレーライス、オムライスなどを提供している。かつては千葉県にも店舗があったそうだが、現在は函館近郊のみ17店舗が営業している。同社の影響力はあまりに大きく、例えば他都市では多数店舗のあるマクドナルドも函館市内には3店舗しか出店していないほど。

(店舗公式サイトはこちら)

luckypierrot.jp

地図情報

店舗はJR函館駅から旧フォーポイントバイシェラトン(現プレミアホテル)の脇を朝市方向へ3分ほど歩いたところにあるビルの2階部分。随分派手な看板が出ているから、よほど携帯を見ながら歩いているでもない限り見落とすということもないはず。

ラッキーピエロ 函館駅前 店舗外観

店舗外観/ 建物に似合わない派手な広告

有名なのは甘辛いタレのかかった唐揚げがいくつも入った「チャイニーズチキンバーガー」。なお、メニューはハンバーガーのほか、カレーやオムライス、ハンバーグなどがあるが、せっかく訪れるのであれば初回はハンバーガーを注文するのが無難。

ちなみにその「チャイニーズチキンバーガー」、いつからか松竹梅と特上の4ランクに分かれ、オリジナルの松に目玉焼きが入った松、チーズが入った梅、全部入りの特上というランク分けがされるようになっているので、これはお好みに合わせて。

同店はチェーン店ではあるものの、メニューは店舗ごとに少なからず相違がある上しばしば入れ替わっていて、例えば同店でかつて提供されていた「酢豚バーガー」は2022年春頃にメニュー落ちしてしまったらしい。割と評判は良かったようだが、手間がかかるんだろうか。

ラッキーピエロ 函館駅前 メニュー

メニューはハンバーガー以外にカレー、オムライス等

レジはグッズと食事(持ち帰り、店内共通)に分かれていて、常に5分10分待つ程度には混雑している。レジで注文をすると黄色の短冊を渡されるので、店内で食事する場合は着席した座席のテーブル番号を記載してレジ横にある箱に提出するシステム。

外装同様に店内もなかなか派手になっていて、さまざまなデザインのステンドグラスで飾り付けられた照明が下がっている。どうやら店舗ごとにテーマがあるようで、この函館駅前店は「マティスの赤」だとか。

ラッキーピエロ 函館駅前 店舗内装

ラッキーピエロ店内/ 店舗によって内装が異なる

注文してから10分ほどで料理が提供。今回注文したのは「チャイニーズチキンバーガー」の特上とオニオンリング。他のメニューも頼んでみようとは思うのだが、結局毎回定番に走ってしまう。

ラッキーピエロ 函館駅前 ハンバーガーとオニオンリング

定番の「チャイニーズチキンバーガー」

ちなみに飲み物は同店オリジナルの「ラッキーガラナ」を選択。「コーラに似た」という評判も見かけるが、それよりはもう少し癖のある飲み物。コーラはコーラでも、クラフトコーラに近いだろうか。

ラッキーピエロ 函館駅前 ガラナ

北海道でしか見かけない飲料「ガラナ

前述の「ガラナ」、だいぶ好みの分かれる飲み物のように思えるが、どうやら年間12万本、日に300本ちょっと販売されているそうで中々の売れ行き。なお、ガラナだけであれば店内に入ることなく、店舗入口の自動販売機で購入することも可能。

ラッキーピエロ 函館駅前 ガラナの自動販売機

ガラナ」だけなら入店せずとも購入できる

函館グルメの中でも知名度が高いことに加え、注文を受けてから調理を開始するビジネスから、長期連休の際には店外まで長蛇の列が形成されていることも多々ある。例えば、桜シーズンの峠下総本店を訪れた際には約50名ほどが並んでいて、新幹線に乗り遅れそうだったので敢えなく断念した経験がある。持ち帰りであれば事前に注文できる「テレフォンオーダー」もあるので、これを活用することも検討されたい。

参考までに、今回の函館駅前店であれば開店直後や閉店間際は若干空いていることがあり、時間を外すことも選択肢。また、17店舗すべてが同様に混雑しているわけではないので、観光地から少し離れた郊外の店舗を狙うというのも旅先での時間を有意義に活用するというのも戦略としてはあると思われる。

ラッキーピエロ 函館駅前 ベイエリアの店舗

どこの店舗も

個人的にはこのためにわざわざ函館を訪れてもいいと思えるほどお気に入りのお店。東京にあったらいいのになんて思ってしまうが、函館にしかないから良いのかもしれない。

というお話。