日時 : 2022/10/xx
場所 : 千葉県我孫子市(JR我孫子駅構内)
予算 : 500円-1,000円/人
滞在時間 : 約15分
「立ち食いそば」といえば有名なお店がいくつもあるが、その中でも特に有名なのがJR常磐線我孫子(あびこ)駅にある「弥生軒」。
(外部サイトの店舗情報はこちら)
同駅では1•2番線ホームに2店舗、4•5番ホームに1店舗が営業中。ここしばらくのうちに店舗が建て替えられたようで、割と新しめの外観になっている。店内には券売機とカウンターがあり、同時に5名から7名程度が食事できるような造り。
さて、同店舗の名物は言わずと知れた「唐揚げそば(うどん)」。明らかに拳よりも大きいサイズの唐揚げが載ったそれは、昼食として食べたとしても夕食が要らなくなるほどのボリューム。なお、お腹の空き具合に合わせて1個もしくは2個を選択することができる*1。
原材料高騰の影響を受け徐々に価格が高くなり、15年ほど前と比べると価格が1.5倍ほどに上がっているが、それでも十分コストパフォーマンス的には問題ないレベル。なお、ここ数年の間に支払に交通系ICカードを利用することができるようになった。個人的には、こうした目に見える変化があると値上げも気分良く払えるような気がする。
訪問したのがまだ2022年の秋でCOVID-19の影響が完全には薄れていなかった時期ということもあり、当時は営業時間がまだ少し短めだったところから、少し元に戻りつつあった頃。一頃は夕食を摂るのにも難儀した訳で、それに比べると日常を取り戻しつつある今日この頃が如何に恵まれているかを改めて痛感する。
なお、上りホーム(4•5番線)の店舗は早仕舞いするので、夕方以降に訪れる場合は下りホーム(1•2番線)の店舗を利用することになる。下りホームには取手方と上野方に1店舗ずつあるが、メニューはどちらも同じなので、空いている方を利用すれば問題ない。
食券を呈示すると1分と待たずに配膳。寄りで撮ってしまったからサイズ感がわかりづらいが、唐揚げは横幅が一般的な丼いっぱいくらいの大きさで、ゆうに10cm以上はある。店頭で揚げている訳ではないので衣は少し硬めだが、つゆに馴染ませて食べるのがおすすめの食べ方。
夕方頃になると学生なんかが単品で唐揚げを注文している姿もちらほら見られるが、その場合は蕎麦つゆに浸した状態で提供される。また、持ち帰りで購入している人の姿もちらほら。
わざわざ訪れるには少し都心から離れている(常磐線で約40分)が、大都市近郊区間の大回り乗車なんかで我孫子駅を通過する際には立ち寄ってみるのも良いかもしれない。それにしても近頃では大都市近郊区間が広がりすぎて、もはや制度として崩壊しているような気もする*2。
首都圏近郊には、今回の我孫子駅にある弥生軒のほか、水戸駅や塩尻駅にも面白い立ち食いそば店があるので、こういった立ち食いそば巡りをするのもしれない。
(例えば水戸駅の「納豆そば」)
(もしくは塩尻駅の立ち食いそば「桔梗」)
というお話。