日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】JR五能線•2835D(五所川原/弘前)


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便名 : JR五能線•2835D(普通列車)
日付 : 2023/04/xx
区間 : 五所川原(16:46)→弘前(17:37)
所要時間 : 00:51
乗車クラス : 普通車自由席
運賃 : 510円(出札時現金精算)
運行 : JR東日本

津軽鉄道の客車列車に乗り、芦野公園駅から津軽五所川原駅まで移動してきた。最終的には新幹線に乗車するため新青森駅が目的地なのだが、ここからはJR五能線に乗換えて一旦弘前駅を目指す。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com津軽鉄道津軽五所川原駅とJR五能線五所川原駅は駅名こそ異なるが同一ロケーションにあって跨線橋を共用しており、同駅では8分の待ち合わせで弘前行き普通列車に乗継ぐことができる。時間があれば一度改札を出て切符を買い直すところだが、弘前までは約1時間かかるから座り損ねると中々しんどい訳で、早々に列車待ちの列に加わった。

ホームにつくなりすぐにやってきたJR五能線の列車は2両編成で、先頭車両のドアから乗り込むとロングシート端を無事確保することができた。出発するまでに座席は一通り埋まって立客もいたから、とりあえず座席にありつけて一安心。

出発直前にはホーム反対側に「リゾートしらかみ くまげら」が到着。全編成がハイブリッドの新型に置き換わったものだと思っていたが、まだ旧型の改造タイプも残っているらしい。いずれにしても終着秋田の到着は20:42とここから先4時間近い長旅。

五能線 五所川原駅停車中の普通列車

五所川原駅/ この日最終の「リゾートしらかみ」と交換

五所川原から弘前までは約30kmで、途中7つの駅に停まりながら弘前を目指す。距離の割に時間がかかるのは途中2つの駅で9分、7分という長時間停車があるからで、走り出してしまえばそれなりのスピードで走っている印象。

出発から45分で川部駅に到着しここで奥羽本線に合流、更に10分弱ほど走ると終点の弘前駅に到着した。ちなみに弘前駅の1つ手前にある撫牛子(ないじょうし)駅は中々の難読地名。

JR弘前駅 五能線普通列車 2835D

JR弘前駅/ 普通列車は新型車両に統一された模様

今回の訪問した直後の2023年5月末よりJR奥羽本線弘前-青森間ではSuicaが利用できるようになったが、五所川原近辺は現時点でも未対応。需要の問題かもしれないが、バスのように車内に精算端末を設置するというのは難しいんだろうか。

前述した通りこの日は五所川原駅での乗換時間が短く、きっぷを買いそびれてしまったのだが、このような場合は降車する弘前駅で精算することになる。有人改札で乗車駅を申告し、510円を支払って出場した。

JR弘前駅 Suica導入直前の改札口

JR弘前駅/ その後2023年5月からSuicaエリアになった

ところで、青森県内各主要駅にはときおり「リンゴジュース」のみの自動販売機が設置されているのはご存知だろうか。このときは準備中で手にすることができなかったのだが、この「世界一」という商品は首都圏では目にすることがなく、今になってなお少し気になっている。別の機会に訪れた際には見つけることができなかったのだ。

JR弘前駅 りんごジュースの自動販売機

JR弘前駅/ 首都圏で見ない種類もディスプレイされている

この日は新青森駅から最終の「はやぶさ」で東京に戻る予定になっていて、弘前駅出発までの1時間ほどの間に食事を摂ることに。少し時間がタイトだが、調べていて気になった駅近くのハンバーガー店へ向かった。

今回は全国的に桜が想定外の早咲きだったことで空振りしてしまったが、いつかどこかのタイミングで芦野公園に再訪し、満開の桜のトンネルを一目見てみたい。また、それより前に「ストーブ列車」にも一度乗ってみたいところ。

というお話。