日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【旅行雑記】羽田空港の自販機事情という話


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ご当地のお土産から有名ロケ弁まで。

(冒頭補足) 羽田空港(第1・第2ターミナル)では2023/3末から一部写真撮影が許可制になっているが、これら写真はそれよりも少し前に撮影したもの。いずれにしても、2023年4月現在では許可を取れば撮影そのものに問題ないはず。

(詳細はこちら)

tokyo-haneda.com

さて、以前から記事でちょこちょこ話題に取り上げている気がするが、羽田空港にはあちこちにちょっと変わった自動販売機が設置されていて、続々と増加している。有名なところでは即席ラーメンをスチーム調理で販売する「Yo-Kai express*1」がある。そんな有名どころのほかにも、羽田空港には多彩な自動販売機がある、というお話。

(「Yo-Kai express」についてはこちら)

www.yokaiexpress.com

1.第2ターミナル到着フロア

例えば、飛行機で羽田空港に到着した際に利用する第2ターミナルの到着フロアには、明太子やもつ鍋、ナポリタンやオムライスを販売する自販機がある。ちなみにこれらはその場で食べられるようなものではなく、家に持ち帰って調理するような冷凍食品。用途としては旅行帰りに購入して、自宅に帰って食事するようなイメージだろうか。

羽田空港第2ターミナル 自動販売機

羽田T2到着/ ここでは冷凍の焼き鳥、もつ鍋などを販売

並びには「大阪おむすびケーキ」なる商品や、サーティワンアイスクリーム自動販売機が並んでいる。「大阪」の商品を羽田で売っているというのもなかなか不思議。

羽田空港第2ターミナル 自動販売機

羽田T2到着/ 食事から甘味まで一通り揃っている

同じフロア、少し離れたところにはカットフルーツ(りんご)の自動販売機も設置されている。りんごの自動販売機というと初登場は10年近く前の神保町駅だったと記憶しているが、今や空港に設置されるほどの人気があるということだろうか。

ちなみに2022年中には隣に「パエリア」や「ガパオライス」など、機内食をイメージした自販機が設置されていたようだが、訪問した2023年3月当時には既に自販機が撤去され、その姿は見つけられなかった。

第2ターミナル 到着フロアの自動販売機(りんご)

羽田T2到着/ 袋に入ったリンゴが販売されている
2.第2ターミナル地下(モノレール改札口付近)

同様の冷凍食品の自動販売機は第2ターミナル地下のモノレール改札口近くにも設置されている。こちらで販売されているのはいわゆる「ロケ弁」で有名な「オーベルジーヌ」のカレーソース。なお、こちらのお店は先日松山を訪れた際に立ち寄った松山駅近くの温泉施設でも販売されていたから、近頃全国展開を始めたのかもしれない。

第2ターミナル地下 モノレール駅近くの自動販売機

羽田T2地下/ 隣は花卉(かき)の自動販売

余談ながら、こちらは一度購入したことがある。カレーソースはがちがちに冷凍されていて、冬場ではあったものの、家に帰ってくるまでに溶けてくることはなかった。なお、保冷バッグは別売りで販売されている(300円)ため、これを購入すれば基本的に運搬の問題は生じないはず。私が購入した日には保冷バッグだけ品切れしていたが。

オーベルジーヌの冷凍カレー

オーベルジーヌの冷凍カレー/ 比較的簡素な包装で出てくる

凍り具合を見る限り基本的にはコンビニのレジ袋程度でもいいと思うが、商品はほぼ裸の状態で出てくる。それゆえ、気温の高い時期に長時間持ち歩くと、漏れだしてくることもあるかもしれない。

3.第2ターミナル出発フロア

続いて出発フロアに移動すると、出入り口近くには有名キャラクター関連の自動販売機がある。興味を惹かれるという意味では術中にはまっているが、今まで誰かが購入したというのはあまり見たことがないような気もする。

羽田空港第2ターミナル 自動販売機

羽田T2出発/ 有名キャラクターの自販機が並ぶ

同フロアでは他にも北側(羽田エクセルホテル東急側)のチェックインカウンター正面、少し奥まったところに各地の名産品?を取り扱う自動販売機がある。取り扱っている商品は割と日持ちのするインスタント麺だとか、そういったものが中心。

羽田空港第2ターミナル 出発フロア

羽田T2出発/ 全国各地の特産品?が並ぶ

また、南側(閉鎖中の国際線側)にはつい最近カレーパンの自動販売機が設置された。こちらは冷凍だが、隣の有人店舗では暖かいものを販売している。

羽田空港第2ターミナル 自動販売機

羽田T2出発/ 続々と新しい自販機が誕生中
4.第1ターミナル地下(モノレール改札口付近)

それにしても、第1ターミナル側よりも第2ターミナル側にこういった自販機が多いように見えるが、これは客層の違いだろうか。そんな第1ターミナルにおいて少し目を引くのがモノレール駅近くにある以下の自販機。1杯500円で絞りたてのオレンジジュースを販売している。

かつて長野の山奥のホテルで朝食の際に似たようなものを見た気がするが、お金を入れると自販機上方にストックされているオレンジが下に落ち、実際に絞られている様子が見える。味はいかにも絞りたてという感じだが、内容量はそれほど多くないので、どちらかと言えば見映え重視といった感じ。

羽田空港第1ターミナル オレンジジュース自販機

羽田T1/ 近頃街中でもちらほら見かけるようになった

以上のように、羽田空港内には色々な種類の自動販売機が設置されているから、空港を訪れた際には自販機に注目してみてはいかがだろうか。それにしても、空港内各所で突然ここまで自動販売機が増加したのは、やはり人手不足の影響が大きいだろうか。

というお話。

*1:個人的な感覚からすると食べ物に「妖怪」というのはあまり適切なネーミングでないようにも思えるのだが、一般的な受け止め方としてはどうなんだろうか。