便名 : 平成筑豊鉄道2225D/2426D
日付 : 2021/07/xx
区間 : 直方(11:46)→行橋(13:19)
所要時間 : 01:33
乗車クラス : 普通席(全席自由)
未踏破の平成筑豊鉄道で行橋に向かい、そこからソニックで博多へ向かうことに。
やって来た直方駅前にはローソンがあるが、このローソンには店舗の看板に西鉄のロゴが表示されている上、店舗の一角にバス乗り場があるちょっと珍しい構造。
今回乗車する平成筑豊鉄道はJR九州の伊田線、糸田線、田川線を継承した第3セクターの鉄道会社で、路線は逆Y字形に展開されている。今回は逆Y字の右側、直方から行橋の区間を利用する。ちなみに門司港駅前から関門人道トンネル方面へのトロッコ列車も同社が運行している。
(同社公式サイトはこちらから)
始発の直方駅は無人駅だが、JRとは別の、待合室を兼ねた簡易な駅舎がある。なお、2022年現在では交通系ICカードは利用できなかったため、駅舎に設置されている自動券売機で切符を購入して乗車する。
しばらくすると折り返し11:46発となる列車が到着。乗せてきた乗客を降ろすと一度ドアが閉まり、しばらくすると再びドアが開いて乗車できるようになった。
列車は内装、外装ともにレトロ調の内装。シートピッチはそれほど広くないが、転換クロスシートなのでなかなか快適。この日は小雨模様の天気だったから少し薄暗いが、白熱灯風の明かりがなかなか雰囲気を醸し出している。
まじまじ見ると似ていないが、ぱっと見の印象としては先代の高速バス津軽号のシートの模様と似ているような気がする。
直方駅を出発すると単線なんだろうとばかり思っていたが、途中田川伊田駅までは複線区間。首都圏で言えば関東鉄道(常総線)でも見かける光景ではあるが、非電化に加えそれほど本数も多くないから、なんとも妙な感じがする。
直方駅出発から35分ほどで伊田線の終点、この列車としては中間地点の田川伊田駅に到着。ここからは田川線に入って線路も単線に入る。ただ、列車は田川伊田駅で長時間停車するでもなく直通運転で、特に意識しなければ別路線に移ったという感じもない。
約1時間ほど走って最後の停車駅が「令和コスタ行橋」駅。この鉄道会社は設立のタイミングで元号が変わった関係で会社名には「平成」が入っているし、直近で開業した駅は令和最初の新設駅になっているなど、何かと元号に縁がある。
ともあれ、直方出発から1時間30分で終着の行橋駅に到着。今回は途中の金田駅から分岐して田川後藤寺駅に向かう糸田線は乗車する機会がなかったから、またどこかで機会を作って全踏破したいところ。
行橋駅ではJRの小倉方面ホームの一角に停車。乗換え先の特急「ソニック」の発車時刻までは猶予が3分しかなかったからどうなることかと思ったが、幸い全く問題なく乗り継げた。