場所 : 栃木県日光市
時期 : 2017年1月第4週頃
浅草から特急列車で約2時間、そこからバスで30分ほど揺られて辿り着くのは栃木県日光市の湯西川(ゆにしがわ)温泉。栃木県と福島県の県境にほど近く、電車で20分も行けば福島県に入るようなところにあるが、どうやらここも日光市らしい。
■ 地図情報
この温泉街では1月下旬から2月にかけて、大小さまざまなかまくらが建造される「かまくら祭」が実施される。温泉街から10分ほど歩いた河原には無数のかまくらがあり、それぞれに灯りが点されて幻想的な雰囲気。このイベント、COVID-19の影響でしばらく中断されていたが、2023年は久しぶりに開催される予定だとか。
(日光市観光協会による案内はこちら)
訪問時は当日突然訪れることを決めたため空いているところが少なく、比較的小さめの旅館に宿泊した。現地は割と長閑な温泉街で、雪遊びやそり遊びができる公園はありつつも、アクティブに活動するというよりはのんびり滞在するのに適しているところ。
余談だが、湯西川温泉一帯には平家落人伝説があり、かつては山奥で息を潜めて生活していたというから、その名残もあるのかもしれない。
なお、会期中の週末は現地を19:20に出発する鬼怒川温泉行きの路線バスが増発され、20:15に鬼怒川温泉へ戻ることができる模様。このバスに乗車すると鬼怒川温泉に滞在するとか、何ならその日のうちに都心へ戻ることも可能。ただし特急列車はすでに終了している*1ため普通列車での移動になり、押上着が23:23、渋谷着が23:58と文字通りの強行軍。
時間に余裕があれば、列車で北へ2時間ほど行けば会津若松、車で1時間30分ほど行けば福島県の伝統的な家並みが広がる「大内宿」なんかもあるので、セットで廻ってみるのも良いかもしれない。車の場合は雪道もあるので、スタッドレスタイヤの着用などの雪道対策はお忘れなく。
というお話。