便名 : 新宿・池袋~長野線6026便
日付 : 2021/08/xx
区間 : 善光寺大門(16:56)→バスタ新宿(20:57)
所要時間 : 04:01
乗車クラス : 普通席(座席指定制)
運行 : 京王電鉄(バス)
長野駅から権堂駅まで長野電鉄で移動、徒歩で善光寺を目指す。
(ここまでの移動はこちら)
しばらく商店街のアーケードを歩き、参道を抜けていくと約20分で善光寺に到着。長野駅から歩いても約30分ほどな訳で、果たして電車に乗った結果時短になったのか怪しいところだが、まあいいか。
参道には有名な七味屋さんがあり、車道沿いの車止め?はこのお店の七味の缶を模したデザイン。当時は車止めだとばかり思っていたが、ずいぶん歩道よりにあるところを見るとベンチだったのかもしれない。
そのまま参道を高速バスのバス停のある国道406号線の方へ歩いていくとスターバックスがあり、バスの出発までもう少し時間があったから少し立ち寄って行くことに。太宰府天満宮のスターバックスはなかなか奇抜な店構えだったが、こちらの店舗は割と周囲に馴染んでいる。
出発10分ほど前にお店を出て、始発の「善光寺大門」バス停に到着。片側2車線とはいえ大通り上にあるバス停だから、それほど長時間停車できるようなバス停ではなく、この時点ではバスは着車していなかった。
ただ、比較的近くにバスが停まっている様子は見えており、出発約5分前にバスが到着。この路線は京王、長野電鉄、アルピコ交通の共同運行だが、この便は京王バスによる運行。
当初予約した際には1列+2列の横3列だったのだが、乗り込んでみると2列+2列の横4列の車両。聞くと急遽車両が変更されたらしいが、そうであれば便を変えるでもしたのにとちょっと残念な気分。
車内は女性専用席ではない席に「女性専用席」と記載されたヘッドカバーがかかっているやら中々混乱した状況。よほど急遽だったのだろうか。
善光寺大門バス停を出発すると「ホテル国際21」車寄せにあるバス停、長野バスターミナルに立ち寄ってから長野駅に停車。長野駅前にはバス停が複数あり、新宿行きが長野大通りに、池袋行きがターミナル通りに停車する。同じ東京方面行き、同じホームページ上で案内されるのにバス停が分かれているというのがちょっと変わっているというか、分かりづらいような。
バスは長野駅を出発して20分ほどで長野インターチェンジに到達。ここから上信越道に入って藤岡ジャンクションまで走って関越道に合流、終点の練馬インターチェンジまで向かう。その後は一般道に下り、練馬駅、中野坂上駅を経由して終点バスタ新宿に到着するルート。ターミナルを出発するとすぐに首都高に乗る東名、中央道方面や千葉方面の高速バスと違い、関越道方面は都内一般道上にあるバス停が多いイメージがある。
長野駅を出発して1時間30分ほどで群馬県の横川サービスエリアに到着し、ここで約15分の休憩。建物に向かいがてら乗って来た車両を見ると、床下のトランクが一部だけ妙に新しくなっているが、何があったのだろうか。
さて、この横川サービスエリアはかつて鉄道の難所として知られた碓氷峠の近くにあることから、サービスエリアの施設内には往年の碓氷峠で活躍した車両を模した展示がされている。客室に相当するスペースにはテーブルがあり、ここで名物おぎのやの「峠の釜めし」などの食事を摂ることもできるのだとか。
それにしても、気づけば横川軽井沢間の在来線が廃止されてもう25年が経つわけで、新幹線以外の路線があったことを知っている人が徐々に減り始めているかもしれない。
横川サービスエリア出発以後に酷く渋滞している区間はなく、それなりのスピードで走っていたように見えたのだが、ダイヤが割とタイトなのか、最終的にバスタ新宿に到着したのは定刻を10分ほど過ぎた21:10頃。それほど渋滞のない状態でこれだから、年末年始やお盆などは渋滞して大幅に遅延するということもあるかもしれない。
乗車時間が4時間あるからできれば3列シートの方が嬉しいものの、隣席がいなかったから結果的にはそれほど窮屈な思いをすることなく移動することができたのはよかった。何よりも運賃が安いのがありがたい。
というお話。