日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】市営バス前坂線(家族旅行村/九頭竜湖駅)


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便名 : 第5便(予約不要)
日付 : 2022/08/xx
区間 : 家族旅行村(15:35)→九頭竜湖駅(15:50)
所要時間 : 00:15
乗車クラス : 普通席(全席自由)
運行 : いずみタクシー

岐阜県側、長良川鉄道北濃駅からバス、そこから徒歩で越県して福井県の前坂家族旅行村バス停までやって来た。ここからは市営バスでJR越美北線九頭竜湖駅へ向かう。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

岐阜県側のスタート地点、コミュニティバスの下在所バス停からは8km、約2時間の徒歩を経て「前坂家族旅行村」バス停に到着。あまり人通りの多く無さそうなところにバス停があるが意外とバスの本数は多く、予約制の便も含めると昼間は1-2時間に1本の頻度で発着がある。

福井県大野市 前坂家族旅行村 バス停

バス停前は交差点とロータリーが混ざったような構造

バスの出発までは約40分の時間があるが、周囲には売店どころか自動販売機もないようなところ。蜂だ何だと虫が多いうえ、加えて時期によっては熊も出るそうで、鉢合わせしないことを願いつつバス停そばで待機。ちなみにキャンプ場はそれなりに宿泊者がいたようで、思ったよりも多くの自家用車が通過していった。

福井県大野市 前坂家族旅行村 バス停

バスは写真奥の方向から上がってくる

ちなみに時刻表はこんな感じ。今回乗車する15:35発のバスは予約不要だが、その1本前、14:40発の便を含めた赤字のバスは事前の予約が必要。今回、14:48にはバス停に到着していたので恐らく本気で急げば14:40発のバスに間に合わないこともなかったが、そもそも予約の締切のタイミングで携帯電話の電波が届くところにおらず断念している。

福井県大野市 前坂家族旅行村 バス停

予約不要の便が3便、要予約の便が4便

蜂を避けるために定期的に場所を変えつつバス停近くで待っていると、15:30過ぎに九頭竜湖駅からの便がやって来た。なお、「バス」というものの、車両は岐阜県側で乗ったのと同様にハイエース

福井県大野市 前坂家族旅行村 市営バス前坂線

(@家族旅行村バス停)待望のバスが到着

九頭竜湖駅からはJR越美北線に乗継ぐ予定なのだが、この路線はなかなか本数が少なく、乗車する予定の18:35発の列車の前は14:32発と4時間開いている。それゆえ、急ぎバスで駅に辿り着いたところで列車がない。

計画時は家族旅行村から引き続きJR駅まで歩いてもいいかな、などと思っていたのだが、実際歩いてみれば近頃の運動不足が祟って疲れ果て、このプランは早々に放棄。ちなみにバスの所要時間は15分程度だが、意外と?約8kmの距離がある。8kmというとここまで歩いてきた距離に殆ど等しく、お代わりで同じ距離はちょっとしんどい。

バスは右に左にカーブを繰り返しながら標高を下げ、九頭竜湖の町に到着。裏通りを数分走ったと思えばあっという間に九頭竜湖駅に到着した。周囲には何もない無人駅のイメージをしていたが、駅は「道の駅 九頭竜」を併設していて割と大規模。ちょっとビックリした。

JR越美北線 九頭竜湖駅 道の駅 九頭竜

あいにく営業している店舗は少なかった

バスは駅前ロータリーのバス専用区画に停車。結構な距離にも関わらず運賃は100円。あまりに安くて申し訳なさすら感じる。

越前大野市営バス 前坂線 九頭竜湖駅

(@九頭竜湖駅前)バスはハイエースが多め

ちなみに駅前には福井県らしく恐竜の模型が鎮座している。以前通った敦賀駅のホームにも恐竜が座っていたし、福井県は恐竜推しなんだろうか。どうやら県内の勝山市には日本最大の恐竜化石発掘現場があるようだが。

九頭竜湖駅 駅前の恐竜模型

(@九頭竜湖駅)夜中見たら少し怖いかもしれない

乗車予定の、直近の列車の出発までは約2時間30分。計画時には無人駅でどうやって時間を潰したものかと思っていたが、駅前にはファミリーマートが営業していて、店内にはイートインエリアも設置されている。

九頭竜湖駅 ファミリーマート

九頭竜湖駅 ファミリーマート

この日は何だかんだで食事を摂りそこねていたから、弁当を購入したうえでイートインスペースをお借りして遅めの昼食を摂り、ホームでのんびり列車を待つことに。ただ、ホームもなかなか虫が多かった。