便名 : やまびこ70号
日付 : 2020/10/xx
区間 : 仙台(21:47)→上野(23:38)
乗車クラス : 普通車指定席
運行 : JR東日本
常磐線の特急「ひたち」で仙台までやって来た。
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仙台から東京方面の新幹線の最終列車は22時前で、約5時間の滞在時間がある。ただ、のんびりしているとあっという間に時間を使いきってしまうから、急ぎ目的地へ移動。
仙台には数限りなく牛タン料理のお店があるが、その中でもお気に入りが「閣」というお店。残念ながら仙台駅周辺にはお店がなく、一番近いお店で徒歩20分弱。地下にあるから、初見では店舗の場所が少々わかりづらい。
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並ぶときは30分以上並ぶのだが、この日はさほど待たずに入店。食事を終えてもそれなりに時間が残っており、まだ訪れたことのなかった仙台城址までお散歩。
途中ずいぶんきつい坂道があったり電灯が一切ないところがあったりと、初めてならば夜に訪れるようなところではなかったが、それにしても伊達政宗像がものすごい色でライトアップされていたのが印象的な広場だった。
その後国際センター駅まで徒歩移動し、市営地下鉄で仙台駅まで戻ってきたのだが、さすがに5時間は時間を取りすぎだったようで、この日乗車する最終の「やまびこ70号」までは暫く時間があって仙台駅構内の喫茶店で雑務なんかをして過ごした。
東京から仙台と、東京から名古屋はおおよそ同じような距離関係にあるが、名古屋からの最終便が「のぞみ」なのに対し、仙台からの最終便は「やまびこ」。そもそもの運行本数の違いもあるが、この辺りの考えの差が見えるのが面白い。
喫茶店が閉店するというので退店し、21時過ぎにホームに上がる。反対側のホームには割と頻繁に新幹線が発着しているが、改めて眺めてみると新幹線というのは運転席よりも前の部分がえらく長く、不思議な形をしている。
そろそろ待つにも飽きてきた頃、乗車するやまびこ号が到着。気づかぬうちにだいぶ世代交代が進んだようで、この列車もE5系による運転。まあ、予約する際に「グランクラス」の設定があったから、予め把握できてはいたのだが。
今回はえきねっとの「お先にトクだ値スペシャル」利用で、普通席に乗車。未だに初期設定のややもすると鋭角にすら見えるリクライニングには慣れないが、普段飛行機に搭乗する機会のほうが多い身からすると新幹線は普通席でも十分なシートピッチ。
各列1名ずつくらいの乗車率で、車内はお疲れの様子の社会人が多め。ご時世柄特に車内で盛り上がっているといういうこともなくかなり静か。
この区間、最速のはやぶさ号は1時間30分程度で走破するが、福島、郡山、宇都宮に停車するこの列車は20分ほど長い1時間50分の所要時間。どこかで長時間停車があるわけでもなく、20分ほどの差であればそれほど気にならず時間通り上野駅に到着。
上野駅新幹線ホームの長いエスカレーターを上って帰路についた。