日付 : 2020/12/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : メルヘンゾーン(約40㎡)
アドベンチャーワールドを訪れるために白浜を訪れた。当地にはマリオットもあるが、翌朝が早い上にあいにく当日の宿泊費が高く、近くにある別のホテルに泊まってみることに。宿泊したのが「とれとれヴィレッジ」。紀伊半島南部、JR紀勢本線の白浜駅から車で10分ほどのところにある。
(施設公式サイトはこちら)
■ 地図情報
この日は14時頃奈良駅を車で出発しひたすら移動してきたが、寄り道をしたこともあって思いの外時間が掛かり18時頃にホテルに到着。このホテル、チェックインの受付が15:00から18:00までとかなり短く、危うく間に合わないかと思ったもののぎりぎり間に合った。ただ、見るところ他にもチェックイン客は多数いて、駆け込んだのが自分たちだけ、という感じではなかった。
各部屋は独立しており、チェックイン棟から数分歩いて部屋に到着。この施設の各部屋は球体状でかなり個性的な形をしているのだが、これは阿蘇にある「阿蘇ファームランド」にある建物と一緒だろうか。尤も、向こうにも宿泊したことはなく、旅行代理店の写真でしか見たことがないが。
部屋は外観の通りで壁が天井に向かって湾曲している個性的な意匠。イメージすればわかる通り、部屋は直線部分が少なく直線基調の家具を配置するとデッドスペースが少し多いのはご愛敬。立って移動できる部分がそれほど広くないからだろうか、妙な圧迫感があるような、ないような。
部屋のど真ん中には仕切りを兼ねてデスクがあり、机の裏側には玄関がある。これは他の宿泊施設ではあまり見かけない配置。テレビは少し小さめのサイズで、ベッドからでは見辛いかもしれない。
浴室はバス・トイレ別。浴室は少し狭めだが一体型よりは快適かなという感じ。浴槽は両サイドの壁面に接していないちょっと変わった形状。清掃は行き届いていたが、この形状だと洗うのが大変そうだなという感想。
プランによっては施設内のレストランで夕食がついているようだが、この日は素泊まりで予約。施設を出て公道に出たところすぐのところには回転寿司店があり、ここで夕食を摂ることにした。そんなわけで訪れたのは「海鮮寿司 とれとれ市場」。和歌山らしく梅を用いたメニューがいくつかあったのが印象深い。
(店舗公式サイトはこちら)
当時は今や懐かしさすら覚えるGo To トラベルのキャンペーンの最中で、宿で配布されたクーポンを早速利用したお陰で支払い額はわずかで済んだ。そういえば2000年代初頭には「地域振興券」なる制度もあった気がするが、これもいつしか「そんなものがあった」と思い出されるんだろうか。
翌朝はアドベンチャーワールドの開園時間に合わせて身支度をしてチェックアウト。ちなみに施設内奥には展望台があり、施設内を一望することができる。球形の部屋が沢山連なっている様子はなかなかインパクトがある。それにしてもこの類の部屋、なかなか外装を白く保つのは大変そう。
なお、道路を挟んで反対側の崖の上には海鮮やお土産の販売、食堂やBBQコーナーなどがある「とれとれ市場」がある。割と施設は大きく色々取り揃えられているから、最終日帰りしなに立ち寄るなんていうのもいいかもしれない。
ちなみにJALPAKの目玉商品「びっくりオプション」では周辺施設で使用できるクーポンが格安で販売されていることもある*1ので、ダイナミックパッケージのタイムセールが実施されている時には是非確認されたい。ダイナミックパッケージ単体では飛行機と宿をバラで手配するのと同額だが、これらオプションを加味するとお得、というケースは個人的な経験からするとかなり多い。
(「とれとれ市場」についてはこちら)
そんなわけで施設を後にしてアドベンチャーワールドへ。近頃では紀伊半島においてマリオット系のホテルが急増しているから、個人的にはそちらを選んでしまうかもしれないが、一度くらい泊まってみるのも面白いかもしれない。
というお話。
*1:例えば2022年9月現在ではアドベンチャーワールド園内で販売されている「ふたごパンダ肉まん」は、通常価格600円の商品を100円で引き換えられるバウチャーが販売されている。