便名 : つばさ150号
日付 : 2022/02/xx
区間 : 新庄(15:17)→山形(16:05)
乗車クラス : グリーン車指定席
運行 : JR東日本
酒田から2022年5月に休止予定の陸羽西線に乗り、新庄までやって来た。
(ここまでの移動はこちら)
駅に到着すると、ホームには先発の「とれいゆつばさ2号」の姿。座席に余裕があれば乗ってみようかとも思ったが、概ね埋まっているようで断念。さすがにこのご時世、見知らぬ他人と相席というのは少し気まずい。
余談だが、この「とれいゆつばさ」、最後尾16号車は設備が「足湯」となっている通り、車内に足湯の設備があるのだとか。
乗車する「つばさ150号」までは20分弱の時間があり、ホームを散策していると、自動改札の出来損ないのような端末を見つけた。特に説明書きはなかったが、ここから新幹線にチケットレスで乗車するときに使用するものだろうか。
件の「とれいゆつばさ」と陸羽東線経由で仙台方面へ向かう快速「湯けむり号」が15時ちょうどに出発していくと、しばらくして乗車する「つばさ150号」が車庫から入線。
今回、乗車距離は100kmにも満たないが、現行運賃では100km未満では指定席との差額が1,000円に満たないこともありグリーン車を選択。なお、2022年3月にグリーン料金が改定され、区間により最大1,410円の値上げがされているが、これはその前のお話。
車内は以前東京近郊で乗車した旧「こまち」タイプの車両と概ね同じ。強いて言えば、荷棚廻りのデザインがちょっと違うくらいだろうか。小柄な車体で横4列シートなので、それほどグリーン車らしさはないかもしれない。
(当時の乗車記はこちら)
往路に山形まで乗って来た車両と違い、この車両にはコンセントの設備はなし。個人的には乗車時間が短いうえ、モバイルバッテリーを持ち歩いているので大して支障はないが、設備があるのかないのか乗ってみないと分からないというのはちょっと不便なような気もする。
それほど混まないだろうと思っていると各停車駅で乗車があり、山形駅到着時点では半数くらいの座席が埋まっていた。最後の通過駅、北山形を通過する頃に席を立ち、デッキの窓から外を眺めていると、先ほど先発した「とれいゆつばさ」を追い越した。列車は時刻表通り16時05分に山形駅に到着。あえて山形駅直前で追い抜くのはどういう事情なんだろうか。
山形駅で降車し改札へ向かっている途中に頭上を見上げると、追い抜いた「とれいゆつばさ」号の16号車以外には「お座敷」の文字。この列車、2022年3月のダイヤ改正をもって引退するそうだが、2024年頃に新型車両が登場した際にはまた何かこういった列車が現れるだろうか。
ともあれ、改札を抜けてこの日は山形市内に宿泊。