便名 : JAL/JL0541
日付 : 2021/08/xx
機材 : B767-300ER(A27)
区間 : 東京羽田(HND)08:05→釧路(KUH)09:40
所要時間 : 01:35
区間マイル : 555
搭乗クラス : 普通席
運航 : JAL(日本航空)
夏場に道東へ。
当時、まだそれほど便数が回復しておらず、往路は目的地の釧路に直接到達できた一方、当時は減便によって釧路からの午後の便がなく、少し移動して帯広空港から帰京という少し変則的な行程。
この日の釧路行きは第1ターミナル北端の23番ゲートからの出発。どうやらサテライトが建設され、第1ターミナルにも国際線が来るようだが、その際この辺りの搭乗口はどうなるんだろうか。
この日は普通席最後方に陣取った。そういえば、この頃から普通席のヘッドレストカバーが不織布から本革?の素材に変更になっていたのだが、どうにもシートの大きさに比してカバーの大きさが小さく少し不格好に見える。
離陸滑走路は34R。この日は真夏にも関わらずガスっぽさがなくて視程がよく、割と遠くまで見渡せた。離陸直後に見えた駐機場にはこの頃運用が停止されていたB777の姿も。尤もJALでは2021年3月に退役したはずで、当時は既に退役した後か。
右旋回の途中にはお台場、レインボーブリッジと東京都心が見えてくる。気づけば全く見ないまま終わってしまったが、この写真で映っている建物でも7月から8月にかけて五輪の大会が開催されていたのかもしれない。
東京湾上で徐々に高度を上げ、新木場駅上空辺りから北上を開始。この時間帯は荒川に沿って進んでいく離陸経路のはずだが、少し早めに内陸に入った。
しばらくすると進行方向左手下方にスカイツリーが見えてくる。元々それほど高層の建物がない下町とはいえ、スカイツリーの高さは圧倒的。
ほぼ真北に飛んでいるから、高度が上がるにつれて進行方向左手、真西の方向遠方には富士山の姿。さすがに真夏ともなると雪はすべて溶けているように見える。
その後も上昇を続け、離陸から約10分ほどで宇都宮市上空を通過。少し遠いところではあるが、中禅寺湖の姿も確認できた。ちなみに湖の手前、奥に向けて狭まっている平地が日光市街地あたりのはず。
しばらくすると飲み物のサービス。五輪開催期間中はカップが五輪仕様で提供されていた。色々な課題があり、かなり高い難易度の状況のなか開催された東京五輪だが、何はともあれ無事に大会を終えることができたのは本当によかったと思う。
本州上空を北上していく新千歳行きとは違い、釧路行きは岩手上空から北に進路を取り太平洋上へ。しばらくすると日高地方、襟裳岬の東方を通過。この頃から徐々に高度が下がり始めた。
着陸は一旦空港西側を通過し、北側から回り込む形での着陸。出発が約10分遅れで、出発時の遅れをそのまま持ち越し、10分遅れで到着。久しぶりに終始景色を楽しめたフライトだった。
空港からはレンタカーを利用して目的地へ向かった。