日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【滞在記】70.天然温泉剱の湯 御宿 野乃


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日付:2022/03/xx
泊数:0泊(デイユース)
部屋タイプ:モデレートダブル(16.1㎡)

新幹線で富山へやって来た。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

この日は富山市内に宿泊する予定だが、さすがに朝9時前にチェックインするのは難しく、取り急ぎデイユースを拠点にすることに。調べると、割と気に入っている「御宿 野乃」という宿のデイユースが見つかったので手配した。

■ 地図情報


(公式サイトはこちら)

www.hotespa.net

宿へは富山駅から市内電車で移動。何だかんだで久しぶりに富山を訪れたのだが、以前は駅の南北で分離されていた路面電車が接続され、停留所がひとつにまとまっていた。新幹線の停車駅に路面電車が通っている例は国内にもいくつかあるが、ここまで路面電車乗り場と改札が近いというのは珍しい。

JR富山駅 富山地鉄 路面電車のりば

水平移動のみで乗車できる

乗車するのは「市内環状線」。岩瀬浜の方から来る電車のようで、富山駅には数分遅れで到着、乗車が済むとすぐに発車した。それにしてもこの時間帯に富山駅前を発着する路面電車はかなりの本数で、ひっきりなしに到着と出発を繰り返している。

JR富山駅 富山地鉄 路面電車のりば

富山駅構内。奥に向かうと岩瀬浜方面。

乗車して10分弱で目的地の「大手モール」停留所に到着。支払いはSuicaが使えるようになっていた。以前訪れた時には現金しか使えず両替が面倒だった記憶があるから、この点の進化は単純に喜ばしい。

富山地鉄 大手モール電停

(@大手モール)路面電車は単線一方通行で循環

宿があるのは「総曲輪(そうがわ)」という地区。繁華街のようだが、ぱっと見ではなかなか読めない難読地名。ともあれ、商店街のアーケードを抜けると無事宿に到着。

天然温泉剱の湯 御宿 野乃 外観

実はドーミーイン系列

旅館のような佇まいをしているが、「天然温泉 xxの湯」というネーミングの通り、実はこの宿ドーミーイン系列。正直、普段それほど好んでドーミーインに泊まることはないのだが、この「御宿 野乃」は割と好みで近くにあれば割と優先的に選択肢に入れがち。しばらく全国でも富山や鳥取(境港)など、ごく限られた地域にしかなかったのだが、ここ最近では連続して店舗が増えており、だいぶ使いやすくなってきた。

08:45頃フロントでチェックイン。その後靴を下足箱に仕舞って客室へ。というのもこの宿、館内は素足で移動するように全館畳敷きになっているのだ。

天然温泉剱の湯 御宿 野乃 館内

奥に見えるのが下足箱

このように廊下も畳敷き。廊下の雰囲気は旅館そのもの。

天然温泉剱の湯 御宿 野乃 廊下

旅館らしい雰囲気

部屋で荷物を下ろすと息つく間もなく食堂へ。このプランには朝食がセットされているが、朝食会場は9時で受付を終了してしまう。朝食はバイキング形式で、あまり品数は多くないものの、富山名物のブリの入った海鮮丼などご当地メニューが含まれているのが嬉しい。

天然温泉剱の湯 御宿 野乃 朝食

ご時世柄、小鉢はラップを掛けた状態で陳列

手早く朝食を終えて客室に戻る。部屋も共用部分同様に旅館らしさのある造りになっていて、総面積16㎡とそれほど広い部屋ではないものの、客室には前室が設けられている。

天然温泉剱の湯 御宿 野乃 モデレートダブル 全室

ドーミーインも部屋に仕切りがあるケースはある

なお、部屋は大半のスペースはベッドが占領しており、それほど広くはない。写真の向きからして見えていないが、枕元には照明と空調のコントローラーが設置されており、USB電源が1口設置されている。そういえば、この日はそれほど寒い日でもなかったにも関わらず、入室した際には暖房が29度にセットされていたのに少し驚いた。前の利用者が寒がりだったんだろうか。

天然温泉剱の湯 御宿 野乃 モデレートダブル 客室全景

部屋はかなりコンパクト

机廻りはテレビが多くのスペースを占有している。PCを開くとギリギリで、備え付けの電話機を窓の樋に載せることで作業スペースを確保し、持参したHDMIケーブルを使ってテレビはサブモニタ代わりとして利用した。こういった宿の対象顧客は観光旅行客だろうと思われ、机回りのスペースの狭さは致し方ないのかもしれない。なお、テレビ下には冷蔵庫があり、ペットボトルの水が2本。

天然温泉剱の湯 御宿 野乃 モデレートダブル デスク

座椅子はちょっと低め

ところで、この宿一番の特色は浴室。

「御宿 野乃」のなかでもこの富山のみ、全部屋に桧風呂が設置されていて、しかも温泉が出る。別に日帰り入浴を受け入れられるレベルの大浴場もあるが、部屋から出ずに温泉に入れるのは大きなメリット。経年で少し浴槽の桧が毛羽立ってはいるものの、お湯を張ると桧のよい香りがする。

天然温泉剱の湯 御宿 野乃 モデレートダブル 洗面台

小さいながら洗い場つきの浴室

ただ、この温泉、ボタン1回につき30秒しか吐出されないので、浴槽一杯にしようとすると相当回数を押下しないといけないのはちょっと大変かもしれない。昔はもう少し長い間出ていたような気がするのだが…。もしかすると記憶違いかもしれない。

天然温泉剱の湯 御宿 野乃 モデレートダブル 浴室

連打しても出るのは30秒分

アメニティは標準的なラインナップ。可もなく不可もなく。

天然温泉剱の湯 御宿 野乃 モデレートダブル アメニティ

コップも収納されているのが珍しい

この日はデイユースなので関係ないが、宿泊者には他のドーミーイン同様「夜鳴きそば」のサービスがある。このほか、「湯上がりアイス」や早朝の「乳酸菌飲料」のサービスなんかがこのブランドの特色。最近ではウェルカムドリンクなんかも始めているらしい。

しばらく雑用をしたり会議に参加しているとお昼近くなり、昼食は徒歩5分ほどの距離にある「ショーグンバーガー」をテイクアウト。他の店舗は都内に多いようだが、なぜ富山に店舗があるんだろう?

(外部サイトの店舗情報はこちら)

tabelog.com

午後まで滞在してチェックアウト。再び路面電車に乗り、富山駅方面へ向かった。ちなみに路面電車は「グランドプラザ前」停留所で比較的長い時間調整停車をするようで、富山駅へ急ぐ場合は路線バスに乗った方が早そう*1

ともあれ、そんなこんなで久しぶりの「御宿 野乃」滞在を終えた。たまに毛色の違った宿に滞在するのはなかなか良い気分転換。せっかくならデイユースではなく時間に余裕のある旅行で利用したいところだが、とりあえず富山にはこんな面白い宿がある、ということで。

*1:「乗換案内」によると、大手モールからの路面電車20分に対し、総曲輪発の路線バスは3分。