日本の迷い方

副題の安定しない知恵袋

【搭乗記】JL0653(東京羽田/鹿児島)


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便名:JAL0653
日付:2021/07/xx
機材:B737-800(V32)
区間:東京羽田(HND)17:55→鹿児島(KOJ)19:35
区間マイル:601
搭乗クラス:クラスJ

立て続けに鹿児島へ向かったときのお話。

前回記事でも少し触れたが、小糸製作所の検査問題で、2020年の秋頃から一部のB737のクラスJ座席が更新されている。その新シート、一度お目にかかりたいと思っていたのだが、交換されたのは全50機ちかくの一部のみとあって中々チャンスに恵まれず、ほぼ1年が経ってようやく搭乗する機会が巡ってきた。

都内で用事を済ませ、羽田空港には出発の1時間ほど前に到着。

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(@羽田空港)このご時世、夕方は人の少ない時間帯

空港到着前に「フライトレーダー」アプリで確認したところ、どうやらこの日の飛行機は新シートの機材。幸いクラスJに空きがあったこともあり、普通席で、というよりもクラスJを含めて機内で最も足元の広い15Kの座席を放棄してアップグレード。

ちなみに恐らく、だが、更新されたのは以下の13機。

  • JA301J,302J,306Jから309J(4機),311J,314J,316J,318J,319J,322J,323J

間に国際線用機材が入っているので飛び飛びだが、323より小さい数字で、国際線用機材でなければたぶん更新されているはず。

出発前に久しぶりにラウンジへ。
いつからか、ラウンジ(ダイヤモンド・プレミア)ではハーゲンダッツのアイスが提供されており、1ついただいた。

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メッセージつきのJAL特別仕様

程なくすると搭乗時刻になり、3番搭乗口から搭乗。
ここ最近、鹿児島を訪れる際は割とターミナルの端の搭乗口が多いような。

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旧型シートとA350のシートのハイブリッド的雰囲気

詳細は公式サイトに委ねるが、旧型シートと同様の同じ革張りのシート。
ただ、アクセントの赤が少し入るだけでだいぶ雰囲気が違うように感じる。

(公式サイトはこちら)

www.jal.co.jp

肘掛けの幅が少し広がった分、若干シート幅が狭まった?ような気もするが、勿論普通席より広く、気になるほどではないか。そういえば、いつの間にか各クラスともに座席のヘッドカバーが不織布から革に変わっているような。

リクライニングのボタンをはじめ、機能の多くは新型機のシート準拠。手元を照らす読書灯は天井の機体備え付けのもののほか、座席ごとに自由に角度を変更できるタイプのものが用意されている。

オーディオ機器も装備されているが、半年もしないうちに廃止されてしまったのが勿体ない。設計段階ではそんなこと予想もしていなかっただろう。

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少し押しづらい場所

この他、肘掛けの先端にはコップの置けるスペース。
飲み物をちょっと置いて置きたいときに、テーブルを展開せずに置いておける場所があるのはありがたい。肘掛け下には小物置き。個人的には忘れてしまいそうで使わないのだが、あると便利。

座席背面は樹脂?製で、今までとは違った景色。
ジャケットフックの形状が変わって、引っ掛け易くなったような気もする。
一方で、洋服の振れ止めのようなバンドはなくなってしまった。

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収納力は向上した

そんなこんなで辺りを見渡しているうちに出発。
窓の外を眺めていて気づいたが、この座席、以前の座席よりも座面が少し高いようで、外を眺めようとすると少し窓が低く感じる。

この日の出発滑走路は22。
東京都心上空の着陸経路は何だかんだで数回経験したが、同時に設定されたこの離陸経路は今回が初体験。風向き次第だが、15時-19時の西向きの便ではこのルートになる可能性がある。第2ターミナルに沿うように滑走路に向かうのもどこか新鮮。

羽田イノベーションシティを右手に見ながら離陸すると、程なくして左旋回。眼下にはJR貨物川崎貨物駅京急小島新田駅は写真右端あたり。

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(@川崎貨物駅付近)この角度の景色は新鮮

最初の左旋回後は直進で、東扇島の東端あたりを通過した後、今までの出発経路と合流。ここから先は何となく見慣れた風景が近づいてくる。

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(@東扇島付近)奥が横浜方面

この日は割とガスっぽく、三浦半島上空から何とか江ノ島と富士山は視認できたが、その後は残念ながら雲のなかに入ってしまった。

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(@相模湾上空)なんとかこの2つは確認できた

その後もずっと厚い雲に阻まれ、地上の様子はわからないまま。
とはいえ、気流は安定しており、特に揺れるということはなかった。

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江ノ島以降はずっとこんな空模様

搭乗したのは一年のなかで一番日の長い頃とはいえ、さすがに19時を過ぎると夕焼け空。雲は多いものの、なかなか綺麗な夕焼け空。

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夏至の頃、西日本は20時近くまで明るい

19時30分過ぎに鹿児島空港に到着。
東京よりも30分ほど日没の遅いこの時期の鹿児島、着陸直後はまだギリギリ明かりを保っていたが、外に出て数分もしないうちに真っ暗になった。

そういえば、変わったことといえば、降機方法も変わった。

去年から運用されていた座席番号ごとの降機がより厳格になり、これまでは簡単なアナウンスのみだったところ、今回は着陸前に案内映像の放映や、機長直々の放送なんかもあった。正直、これまではあまり守られていないような印象があったが、最近はこれらの成果か、ようやく乗客側も慣れ、正しく運用できるようになってきた気がする。ただ、この辺りの周知徹底、強制はANAの方が先んじており、上手いような印象がある。

ともあれ、新し物尽くしの今回のフライト。
あれが変わった、これが変わったとあれこれ見回していると、今回も2時間弱はあっという間だった。

前述の理由によってやむ無く導入された新座席だが、個人別液晶がない以外は新型機の座席と似たような作りで、ネガティブな印象はなかった。狙って乗れるようなものではないものの、機会があれば是非ご自身でこれまでとの違いを体感されてみてはいかがだろうか。

というお話。
次回はまた自転車旅行のお話のつづきでも。