日付 : 2024/06/xx
泊数 : 2泊
部屋タイプ : クラブキング(35㎡)
広島に用事があり、数日間の滞在。少し値は張るがたまにはいいか、ということで広島駅から歩道橋で直結しているシェラトングランドホテル広島に宿泊することに。
(公式サイトはこちら)
■地図情報
この日空港からはバスで宮島口へ向かい、厳島神社を経由して広島駅に到着。そういえば、当時は期間限定の試験運行だった同路線、もう少し延長が決まったとか。広島市街を経由しない分、時間面のメリットが大きいとはいえ、運賃はもう少し安い方が個人的には嬉しい。
(ここまでの移動はこちら)
さて、2025年現在広島駅は再開発の工事中で、訪れるたびに様子が変わっている。写真では地上を走っている路面電車は2025年の夏頃にルートを変え、高架橋で駅ビルに直接乗り入れるようになるんだとか。
ホテルはそんな再開発中の南口ではなく、北口(新幹線口)の駅前。10年前とは様変わりした同駅前の再開発はまだ進んでいて、IKEAが店舗を出店しようとしていた場所へ高さ120mのビルが新たに建つんだとか。
さて、この日宿泊するのは「クラブキング」タイプのお部屋。客室の広さとしては35㎡ほどで、このホテルの中では最もコンパクト。尤も、一般的なビジネスホテルの2部屋から3部屋分の広さがある訳で、1人で利用する分には十分な広さ。
部屋の奥にはかなり大きいガラス製のデスクが設置されていて、滞在中はここにいることが多かった。ガラス製は見栄えがいいものの、若干安定感に欠くのと、光学式のマウスが反応しないのが玉に瑕。紙を敷くと問題なく動くようになった。
こちらのホテル、開業は2011年だそうで、まもなく15周年が見えて来る頃。ベッドボードにコンセントが設置され、それとは別にスマートフォンスタンド付きの電源が設置されているあたりは最近の仕様だが、言葉で説明しづらいものの、家具の色合いなんかは少し昔の雰囲気。
水回りはバス•トイレ別の構造で、それぞれガラス扉で区画されている。浴槽は深さが浅めで幅が長めのタイプ。脚を伸ばしてなお長さには余裕があるから、浅いとは言っても気を抜くと滑って浴槽に沈んでしまうので要注意。
アメニティ類は一通り客室に用意されている。同じマリオット系列でも、仙台のウェスティンはフロントで提供される方式に変わっていたから、このグレードのホテルでも対応はまちまちといった感じ。
夕方にラウンジへ赴けば簡単な食事は摂ることができるが、せっかく広島まで来たのであればご当地のものを食べないと勿体無いということで、少し歩いて駅の反対側へ。以前から気になっていた、「ホルモン天ぷら」を食べてみることに。
(外部サイトの店舗情報はこちら)
訪れた高架下のお店では何種類かの丸ごと揚がった天ぷらがまな板の上に乗って登場。切れ味の良いミニサイズの包丁と共に提供され、小さく切ってから食べるシステム。臭みはそれほどなく、割と食べやすい。
宿泊した6月は日が長く、食事から帰ってきてなお外はしばらく明るいまま。部屋は東を向いていて、正面には広島東洋カープの本拠地、Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島の姿が確認できる。広島駅から球場まではそれほど離れておらず、徒歩で15分ほど。
ちなみに同球場前には少し変わった、赤いネオンサインの特徴的な東横INNの店舗がある。全国広しと言えども、「赤い東横INN」というのはここだけ。また、駅から球場へ向かう「カープロード」には赤いローソンもあって、あちこちがカープ色に染まっている。
(その少し変わった東横INNの店舗はこちら)
同球場は走行中の新幹線からもグラウンドが見えるようになっているのだが、流石に客室から様子を窺うことはできなかった。それにしても同球場は駅までが近く、広島までの距離を置いておけば全国のプロ野球の球場の中では抜群の利便性。今シーズンは久しぶりにどこか野球を見に行きたいところ。
遠くを見れば球場が見えるが、足下に目をやると新幹線や在来線の線路が並んでいて、日中は絶え間なく何かしらの列車が行き交っている。しばらく外を眺めていると、「こだま」として活躍している500系新幹線がやってきた。
未だ古さを感じさせないデザインをしているが、登場から間もなく30年ともなると新幹線車両としては限界が近づいてきており、3年後の2027年には引退することが先日報道されたところ。つい最近0系が引退したと思えば今度は500系が引退する訳で、月日の流れの速さを感じずにはいられない。尤も、0系の最終増備は1986年のことだそうで、500系の登場する11年前まで生産され続けた0系が異常なのかもしれない。
(500系に乗車した際の記録はこちら)
biketourist.hatenablog.com
2泊3日の滞在はあっという間で、最終日は早朝にチェックアウト。この手のホテルに宿泊する際は毎回のんびりしたいと思うが、中々上手く時間が使えた試しがない。とはいえ部屋は広く快適に滞在できたから、予算が折り合えばまた宿泊したい宿。
というお話。