日付:2019/09/xx
泊数:1泊
破竹の勢いで日本国内に店舗を増やしている東横INN。実は、海外にもいくつか店舗を出店しており、そこへ宿泊したときの記録。泊まったのはドイツのフランクフルトにある東横INN。
(公式サイトはこちら)
旅行需要がほぼ蒸発してしまったいま、直近でどうなっているかは分からないのだが、先進国の中心都市に宿泊するときに悩むのが宿泊場所。さして部屋が広い訳でもないのに、宿泊費えらく高く難儀することもしばしば。
これはフランクフルトも例外ではなく、以前は渋々別のホテルに宿泊していたのだが、どうも割高だなと思っていたときにちょうど新規開業したのが東横INNだった。それ以来、何度か宿泊している。
直近では今から約1年半前、1泊4日で欧州を訪れたときに唯一の宿泊で利用した。東京から上海、上海からミュンヘンに入り、日帰りでウィーンを訪れたのちに、ミュンヘンからフランクフルトに移動して宿泊という流れ。我ながら中々の弾丸スケジュール。
(その時の往路がこちら)
biketourist.hatenablog.com
余談だが、このとき搭乗したA340-600は復帰することなく退役してしまったようで、状況が状況とはいえ、やっぱりどこか残念でならない。
ともあれ、ミュンヘンからICEでフランクフルト中央駅に到着して、ホテルへ移動。ICEの停車したホームからホテルまでは徒歩で5分弱ほど。駅の外を駅舎に沿って進んでいってもホテルまではたどり着くのだけれど、一番分かりやすいのは一番南側のホーム途中にある出口からアクセスするルート。
公道に出ると車道にトラムが走っている関係で若干歩きづらいものの、外に出てから2-3分歩くと目的地の東横INNに到着。外見は国内の東横INNとはちょっと違うものの、言われてみれば東横INNと分かる作り。
到着して早速チェックイン。海外の店舗でも日本国内と同様にポイントを積算することが可能なのだが、その当時すでに運用が始まっていた携帯アプリでは登録できないようで、後日、本社へ郵送して処理してもらうための登録書類をもらった。
当日アサインされた部屋は1階。
部屋に入ってみると、第一印象は国内の東横INNと同じような雰囲気。窓際にテーブルがあったり、掛け布団が畳まれている等という若干の差異はあるが。
部屋を見渡すと、さすがにコンセントは日本のプラグということはなく現地タイプ。日本と違って、パジャマ、歯ブラシ、髭剃りなんかは用意がなかった。一方、日本の東横インにはないサービスとして、夕食を取れるレストラン(日本料理)があるのはこの店舗の特色。
また、現地のルールなのだろうが、浴室からの湯気で火災報知器を作動させた場合、高額の罰金が課されるので必ず浴室のドアを閉めて使用すること、というのを到着時に説明されたほか、部屋にも書いてあったのが印象に残っている。
当日は到着が遅かったこともあってほどなくして就寝。代わりに、翌朝は少し早めに起床してホテルの回りを散策することに。フランクフルトは金融の街で、駅から歩いて少ししたところには、ユーロマークのオブジェなんかもある。
そこから暫くすると有名なレーマー広場。朝早くに訪れると比較的人が少なく、のんびりした雰囲気なので、早朝がおすすめ。
この辺で折り返し、帰りは街中ではなく川沿いを歩いてホテルまで。そうすると、往復1時間くらいだが、割と楽しめるお散歩コースになる。
ホテルに戻って仕度をすると、ちょうどいいくらいの時間になりチェックアウト。歩いて駅に向かって、電車で空港へ向かった。
余談だが、フランクフルト駅の片隅にはローカル料理の「カリーヴルスト」の店舗。朝食にもなるので、機会があればお試しを。
海外のホテルらしさはないのでその点の楽しさはないものの、圧倒的なコストパフォーマンスの良さを考えれば選択肢としてはありだと思う。フランクフルトを訪れた際には一度泊まってみてはいかがだろうか。
というお話。