訪問日時 : 2024/02/xx
出発地点 : JR鹿児島中央駅前
到着地点 : 福岡空港前
移動距離 : 約280km
所要時間 : 約3時間40分
平均速度 : 76.3km/h
■ルート概要
毎年の恒例行事と化しているが、所用で鹿児島を訪れた。今回はその前に福岡で用事があり、車で福岡と鹿児島を往復。直前でトヨタレンタカーの「片道go」にちょうど良い物件が出たから、往路は新幹線なり飛行機なりにしてもよかったのだが、色々手配したものを変更するのも面倒になり、結局そのまま走ることにした。
往路は福岡から阿蘇に寄り、宮崎を経由しと大層遠回りをしたのだが、帰りは夕方に鹿児島で用事を終えたのち、福岡空港から当日の最終便で東京へ戻る必要があった。それゆえ、あまりのんびりしている訳にもいかなかったのだが、いつも通り城山に少しだけ寄り道。鹿児島市内で桜島を眺めるとなるとこの場所は外せない。
(城山展望台についての詳細はこちら)
気づけば16時を過ぎていて、16:11に少し慌て気味に城山展望台を出発。鹿児島中央駅起点で福岡までどれくらいの所要時間がかかるだろうか、というのが少し気になっていたのもあり、若干遠回りになるが一旦鹿児島中央駅前を経由し、16:19に同駅前を出発。
鹿児島中央駅から鹿児島市電の走る通りを1km弱進んだ先、中洲通り交差点で右折して武岡トンネル方向へ進む。この交差点は時差式ながら信号の切り替わるタイミングが分かりづらいこともあり、比較的事故が多い模様。確かに慣れていないと少し分かりづらい。
右折した先、かつて対面通行だった武岡トンネルは「新武岡トンネル」が増設されたことによって、かつてのような渋滞を目にする機会がだいぶ少なくなった。将来的には海の近くまで向かう「東西道路」も開通してより便利になるはず。
ともあれ、JR鹿児島中央駅から7分ほどで九州自動車道の南側の起点となる鹿児島インターチェンジに到達し、16:25頃に高速道路に進入。ここから福岡までは九州自動車道をひたすら北上していくことに。
鹿児島インターチェンジから宮崎自動車道が合流するえびのジャンクション、もっと言えばその先の熊本県八代市にある八代インターチェンジまでは最高速度が80km/hの区間。アップダウンもカーブも激しいから、あまりスピードを出しすぎるのも危なそうな。
鹿児島インターチェンジから15分ほど走ると桜島サービスエリアがあり、今回はサービスエリア併設のガソリンスタンドで給油。今回借りたのは「カローラハイブリッド」で、1回の給油で約900kmは走るようだが、ここまでの距離を勘案すると残燃料で福岡までというのは少し心許なく、10Lだけ給油することにした。
16:45に桜島サービスエリアを出発し、そこから約35分で鹿児島空港を通過して宮崎県のえびのジャンクション付近まで到達。同ジャンクションからは宮崎方面に向かう宮崎自動車道が分岐している。
そのえびのインターチェンジの手前で急にひらけた場所に出ると、進行方向左手前方には「えびのループ橋」の姿が見える。ちなみに高速道路上で最も近づいてみられるのは、以前高速バス「桜島号」で立ち寄ったえびのサービスエリアのはず。それにしても桜島号はほとんどの便が横4列シートになってしまい、個人的な価値観をもってすると殆ど利用価値がなくなってしまったのが残念。
(今回とほぼ同じルートを走る高速バス「桜島号」についてはこちら)
えびのインターチェンジから八代インターチェンジの間はカーブが連続することに加え、加久藤トンネルや肥後トンネルといった全長5kmを超える長大トンネルの連続する区間。少しスピードを上げたくなるが、我慢しながらの走りが続く。
出発から約1時間40分ほど経ってちょうど18時を廻る頃に八代インターチェンジに到達。ここでは左手遠方に九州新幹線の新八代駅が見えるが、この位置関係を活かして運行されているのが、新幹線と高速バスを組み合わせた「B&Sみやざき」。
(「B&Sみやざき」についてはこちら)
八代インターチェンジを超えると制限速度が100km/hまで上がるが、それと同時に交通量が明らかに増えてくる。首都高ほど走りづらいということもないのだけれど、それなりに走るのに気を使う場面も出てくる。
その後も基本的には100km/h制限で北上していくが、久留米インターチェンジの手前数kmは80km/hの区間がある。そういえば、同じような速度で走っているせいか、今回道中で高速バスを抜くとか抜かれるということは一度もなかったような。
八代インターチェンジから約70分ほどで九州各地への高速道路が分岐する「鳥栖ジャンクション」を通過。ここまで帰ってくればもう福岡は着いたようなもの。高速バスの乗換えでよく利用される「高速基山」バス停、福岡の街中へ向かう都市高速へ乗換えできる太宰府インターチェンジを通過すると、間もなく高速道路を下りる福岡インターチェンジに到達し、高速走行を終了。
インターチェンジから空港前のレンタカー店舗へ向かうまでの間にガソリンスタンドに立ち寄って給油を済ませ、最終的に福岡空港で車を返却完了したのは出発から3時間35分後の19:50だった。
この日福岡から羽田に向かうJALの最終便は21時発で、ともすると何かトラブルがあれば乗り遅れかねないから、あまりかつかつの予定で移動するのも宜しくないが、物理的に移動しようと思えば可能という感じ。
というお話。