便名 : JAL/JL0332
日付 : 2024/02/xx
機材 : A350-900(359/X11)
区間 : 福岡(FUK)21:00→東京羽田(HND)22:30
所要時間 : 01:30
区間マイル : 567
搭乗クラス : クラスJ
運航 : JAL(日本航空)
レンタカーに乗り、鹿児島から九州自動車道を北上して福岡空港まで到着。約1時間の待ち合わせで最終便に乗り込み東京へ戻るという旅程。
(ここまでの移動はこちら)
飛行機まで1時間とあれば大人しく空港にいれば良かったものの、珍しい新幹線が走るという噂を聞きつけ、地下鉄に乗って一旦博多駅へ向かった。入場券を買ってホームに上がってみると、ホームの中央あたりに真っ黄色の派手な新幹線が停まっていて、皆一心不乱に写真を撮っている。
ご存知の方も多いように思うが、この車両は「ドクターイエロー」という検測車両。一定周期で東京と博多の間を2日かけて1往復しているようで、この日はちょうど博多駅に到着したところだった。時々遠目から見かけることはあったが、至近距離で見たのはこの日が初めて。
尤もそんなにのんびりしている時間もなく、写真を数枚撮ってすぐに地下鉄に乗り、空港へ戻ってきたのは出発時刻の約30分前。福岡空港が博多駅からごく近いからできた芸当。保安検査場を通過して搭乗口へ向かうと、ほぼ待ち時間なしで改札が始まり機内へ。この日はクラスJの進行方向最前列の5K座席。
そういえば最近、出発前の座席前の液晶に時々企業広告が入るようになった。ごく稀に入るくらいなら良いのだが、あまり頻繁に入ってくるようだと少し鬱陶しいかもしれない。
この時間帯に福岡空港から出発するのは羽田空港行きくらいだが、国内外あちこちからの到着便が多数。搭乗橋のつく駐機場以外にも沖留めの駐機場もフル活用されているから、ターミナルへの連絡バスが連なって走っている様子が見られた。
福岡空港は国内線ターミナルに近い滑走路北側から南方向に向けて離陸滑走。夜はこの向きの運用が多いが、これが逆向きになると地上滑走に時間がかかり、離陸してからの経路も遠回りになるので遅延が2重3重に増幅していき乗客としてはもどかしい思いをすることも。
少し遅れ気味に福岡空港を離陸したものの冬場らしい追い風の強さで速度を増し、22時を少し回ったくらいで伊豆大島を通過。この日は横風用のB滑走路への着陸で、房総半島から東京湾をぐるっと反時計回りに一周するようなコースで着陸進入。
千葉市付近で湾上に出ると、大規模な建物の多い海浜幕張駅周辺付近を通過。昨年野球観戦に訪れたZOZOマリンスタジアムや幕張メッセ、海浜幕張駅などが確認できる。新球場の噂がぽつぽつと出始めているが、どうなっていくのかが気になるところ。
(ZOZOマリンスタジアムについてはこちら)
少し進むとオレンジ色の照明の多い一角が見えてくるが、これは東京ディズニーリゾート。もうすでに閉園時間を迎えているはずだが、ランドマークとなる建物はいまだにライトアップが続いている。閉園後の施設内はどんな状況になっているんだろうか。また、写真中央右奥には小さいが東京スカイツリーの姿も確認できる。
まもなくすると進行方向右奥に東京タワーやレインボーブリッジが見えてきたのち、左旋回して羽田空港の滑走路22に着陸。第1ターミナルまでA滑走路に着陸したときほど近くはないが、第2ターミナルに向かうよりは短い時間で移動することができる。一方、東北や北海道から到着すると、C滑走路から第1ターミナルまでは少し時間がかかってしまう。
着陸してから駐機場までは7分程度、そこから搭乗橋の接続作業に3分程度かかって、飛行機を降機したのが22:43頃。そういえば、降機時に放映される映像がこの2月のA350-1000国際線就航を機に刷新され、曲はそのまま(久石譲氏の「明日の翼」)だが、以前よりもだいぶ鮮明な画像の動画に変わっていた。
降機すると、近くに座っていた乗客は地上係員に先導されて搭乗橋近くの階段を降りて姿が見えなくなった。もしかすると著名人か要人かなんかだったんだろうか。単に乗継ぎ時間の短い国際線への乗継ぎか何かかもしれないが、興味深い。
今回はここまで約1週間の旅程だったこともあり荷物が大きく手荷物を預けていたため、引き取りに15分ほどを要した。サイズ内の荷物であれば1,000円ちょっとで宅配してもらえるから、復路は空港から家に送ってしまった方が全体的に快適だったかもしれないと少し反省。
(空港から家までの配送サービスはこちら)
というお話。